FRDM開発ボード
FRDM開発ボードには、低コストでコンパクトなMCUボードとMPUボードがあり、容易な開発プロセスと広範なエコシステムを通じて設計を簡素化できます。FRDMのエコシステムには、包括的なソフトウェアとツール、モジュール型のハードウェア、およびソリューション主導型の各種サンプルへのアクセスが用意されています。
FRDMエコシステム
NXPは、FRDMエコシステムを通じてエンジニアのイノベーションを支援しています。経験豊富な開発者にも、開発を始めたばかりの開発者にも、FRDMエコシステムは、迅速な開発とプロトタイプ作成の簡素化に役立つツールを提供します。
ソフトウェア・ツール
シームレスなプロトタイプ作成と迅速な開発のための包括的なソフトウェア・ツール。
モジュール型ハードウェア
モジュール型のクイックスタートFRDMボードや拡張ボードでプロジェクトを拡張。
アプリケーション・コード
NXPのアプリケーション・コード・ハブまたはGoPointを活用して、100以上のコード・スニペットとデモにアクセス可能。
FRDMプラットフォーム
FRDMプラットフォーム全体でベースラインとなる機能を備え、さまざまなセキュア・コネクテッド・エッジ・アプリケーションに対応する、NXPの差別化されたテクノロジ
FRDMブログ
その基本的な組込み機能とスケーラブルな拡張オプションにより、FRDMボードがどのように開発を加速させ、プロトタイプから生産までのイノベーションを実現するのかをご紹介しています。
FRDMポートフォリオ
NXPのFRDMプラットフォームは、サポートされるあらゆる製品にとってのイネーブリング・テクノロジであり、汎用MCUからi.MXプロセッサまで、さまざまなユース・ケースのスケーラブルな評価を可能にします。
| MCX A | MCX C | MCX E | MCX N | MCX W | RW612 | i.MX 9 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 産業安全 | |||||||
| モータ制御 | |||||||
| AI/MLアクセラレーション | |||||||
| セキュリティ | |||||||
| マルチメディア | |||||||
| ネットワーキングTSN | |||||||
| ワイヤレス・コネクティビティ | |||||||
| センシング |
ご自身のプロジェクトに適したFRDM開発ボードを見つけてください。
| ファミリ | コア | FRDM品番 | 主な特長 | |
|---|---|---|---|---|
| エントリMCU | MCX C | Arm Cortex-M0+ | FRDM-MCXC041 | UART、SPI、I²C |
| Arm Cortex-M0+ | FRDM-MCXC242 | FS USB | ||
| Arm Cortex-M0+ | FRDM-MCXC444 | FS USBおよびSLCD | ||
| メインストリームMCU | MCX A | Arm Cortex-M33 | FRDM-MCXA153 | FS USB |
| Arm Cortex-M33 | FRDM-MCXA156 | FS USBおよびCAN FD | ||
| Arm Cortex-M33 | FRDM-MCXA346 | CAN FD | ||
| МСХ Е | Arm Cortex-M4F | FRDM-MCXE247 | 5 V/3.3 V、イーサネット、CAN x 3 | |
| Arm Cortex-M7 | FRDM-MCXE31B | イーサネット、CAN FD x 3 | ||
| アドバンストMCU | MCX N | Arm Cortex-M33 | FRDM-MCXN236 | HS USB |
| Arm Cortex-M33 | FRDM-MCXN947 | イーサネット、HS USB、MLアクセラレーション | ||
| コネクティビティMCU | MCX W | Arm Cortex-M33 | FRDM-MCXW71 | Bluetooth® LEおよび802.15.4、CAN |
| Arm Cortex-M33 | FRDM-MCXW23 | Bluetooth® LE、超低消費電力 | ||
| RW612 | Arm Cortex-M33 | FRDM-RW612 | Wi-Fi 6、Bluetooth® LE、802.15.4、イーサネット、HS USB | |
| エントリMPU | i.MXアプリケーション・プロセッサ | Arm Cortex-A55 | FRDM-IMX91S | 40ピンEXPI、Wi-Fi 6 + Bluetooth® LE / 802.15.4モジュール、eMMC 8 GB |
| Arm Cortex-A55 | FRDM-IMX91 | 40ピンEXPI、Wi-Fi 6 + Bluetooth® LE / 802.15.4モジュール、eMMC 8 GB | ||
| メインストリームMPU | Arm Cortex-A55、Arm Cortex-M33 | FRDM-IMX93 | HDMI、MIPI CSI/DSI、Wi-Fi 6 + Bluetooth® LE + 802.15.4モジュール、eMMC 32 GB | |
| アドバンストMPU | Arm Cortex®-A53 + Cortex®-M7、MLアクセラレーション | FRDM-IMX8MPLUS | 40ピンEXPI、HDMI、LVDS、Wi-Fi 6 + BT + 802.15.4モジュール、eMMC 32 GB |
FRDMコミュニティに参加し、FRDMで制限のない設計を！
FRDM開発ボードに関する情報共有、ソフトウェアへのアクセス、ツールやマイクロコントローラのトレーニング、オープンソースのリソースなどを活用できます。初心者、熟練者を問わず、開発者にとって必要なものすべてを提供しています。
最新のFRDM開発ボード
コンパクトかつスケーラブル。最新のFRDM開発ボードを支える広範なエコシステムを活用して、可能性を解き放ちましょう。
MCX Eシリーズ – 産業、オートメーション、輸送、医療、通信などの各種システムにおける処理の堅牢性、信頼性、安全性を高めるために設計されたスケーラブルなMCX。
FRDM-RW612は、RW61xファミリのワイヤレスMCUの迅速なプロトタイプ作成に役立つコンパクトでスケーラブルな開発ボードで、MCUXpresso開発者エクスペリエンスによってサポートされています。
FRDM-IMX8MPLUS開発ボードは、i.MX 8M Plusアプリケーション・プロセッサを評価するための低コストのプラットフォームです。
設計・リソース
ドキュメント
| ドキュメント | タイプ | 日付 |
|---|---|---|
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FRDM開発エコシステム：柔軟で迅速な開発。 |
製品プレゼンテーション | 2025年6月20日 |
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MCUからMPUまで拡張：アプリケーション・プロセッサ向けNXP FRDMプラットフォーム FRDMエコシステムは、MCX MCUファミリを採用することで進化し、さらにこの度初めてi.MXアプリケーション・プロセッサが加わりました。 |
ホワイト・ペーパー | 2025年6月5日 |
よくある質問 (FAQ)
FRDM評価ボードを含め、NXP開発ボードとはどのようなものですか？また、他のNXP評価キットと比較してどのような違いがありますか？
NXP評価ボードは、NXPのマイクロコントローラ、プロセッサ、その他の半導体コンポーネントを使用したアプリケーションの実験、テスト、プロトタイプ作成を可能にするハードウェア・ツールです。これらは、チップに備わるI/Oインターフェース、通信オプション、電力制御などの重要な機能へのアクセスを便利にし、カスタム・ハードウェアの構築前にシステムのパフォーマンスを容易に評価できるようにします。中でもアドオン拡張ボードを備えたFRDM開発ボードは、コスト効率に優れ、コンパクトでスケーラブルな点が認められており、迅速なプロトタイプ作成や教育用途にも最適です。FRDM開発ボードは、組込み開発に不可欠な機能と拡張ボードによる拡張性オプションを兼ね備えている一方で、他のNXP評価キット (EVK) よりも合理化されています。EVKは一般的に、高度で詳細な評価に対応するために、より大型で機能豊富な傾向があります。FRDMをNXP Semiconductorsから直接ご購入いただけます。
拡張ボードとはどのようなものですか？
拡張ボードは、機能を拡張するために開発ボードに接続されるハードウェア・モジュールです。これにより、センサ、ディスプレイ、通信インターフェース、モータ・コントローラなどのコンポーネントを簡単に追加できます。これらのボードは、高度なプロトタイプの開発を加速し、概念実証デザインの評価と作成を合理化します。
FRDMボードでArduinoシールドを使用できますか？
はい、使用できます。FRDM開発ボードはArduino、Pmod、mikroBUSなどの業界標準のヘッダを実装しており、アドオン拡張ボードで機能を拡張できます。NXPでは、使用を開始する前に、互換性が確保されているかドキュメントで確認することを推奨しています。
FRDM開発ボードでは、どのようなソフトウェアやツールがサポートされていますか？
NXPでは、包括的なSDK、アプリケーション・コード、オンライン・チュートリアルによりFRDM開発ボードをサポートしています。ボード固有のツールおよびソフトウェアの互換性については、正式なスタート・ガイドのページを参照してください。スタート・ガイドでは、手順に沿った説明、サンプル・プロジェクト、およびサポートされる開発環境に関する詳細が提供されており、これらはワークフローを効率的に設定するのに役立ちます。