i.MX RT1170評価キットのスタート・ガイド

最終更新日時: 2020-11-30 15:00:00サポート i.MX RT1170評価キット

1. 接続

MIMXRT1170-EVKの動作テストを行いましょう。ショート・ビデオで手順を視聴するか、以下に記載された詳細な手順を参考にして、作業を進めてください。。

1.1 ボードの概要

Get Started with the i.MX RT1170 - 1.1

1.2 電源アダプタ・ケーブルを接続する

電源アダプタ・ケーブルのプラグをMIMXRT1170-EVKボードの5V DC INヘッダ (J43) に差し込み、5V DC IN (SW5) をオンにします。

Get Started with the i.MX RT1170 - 1.2

1.3 クイック・スタート・デモを実行する

MIMXRT1170-EVKボードには、接続されるとボード上のLEDが点滅するデモが事前にプログラム済みです。

ボードを傾けると、緑色LEDがX軸上の傾きの度合いに基づいて徐々に点灯します。

Get Started with the i.MX RT1170 - 1.3

2. ソフトウェアの入手

2.1 MIMXRT1170-EVK用ソフトウェアのインストール

2.2 MCUXpresso SDKですぐに設計を開始する

SDKについて詳しく知りたい場合は、こちら

MCUXpressoソフトウェア開発キット (SDK) は無償で利用することができ、オープンソースのライセンスに基づいて、すべてのハードウェア抽象化およびペリフェラル・ドライバ・ソフトウェアのすべてのソース・コードが提供されます。

以下をクリックして、MIMXRT1170-EVK向けSDKの最新リリースをダウンロードします。ホストOS、ツールチェーン、および必要なコンポーネントを必ず選択してください。

MCUXPRESSO-SDK-TN Get MCUXpresso SDK

2.3 ツールチェーンの入手

MCUXpresso IDEは、NXPの開発プラットフォーム・エコシステムです。エンジニアが組込みアプリケーションの開発を初期評価から最終生産まで進めるために役立つ、エンド・ツー・エンドのソリューションです。

MCUXpresso IDE Get MCUXpresso IDE

別のツールチェーンを使用する場合ツールチェーンを比較する

GS Tool Logos

2.4 MCUXpresso Config Tools

MCUXpresso Config Toolsは、ユーザーがMCUXpresso SDKプロジェクトを新規に作成するための構成ツールの統合スイートであり、カスタム・ボード・サポート用の初期化Cコードを生成するためのピンとクロックのツールも備えています。MCUXpressoに完全に統合されていますが、独立したツールとしてダウンロードすることもできます。

MCUXpresso Config Tools MCUXpresso Config Toolsを入手する

2.5 PCの設定

サンプル・アプリケーションの多くは、マイクロコントローラのUARTを介してデータを出力するため、ボードの仮想COMポート用のドライバがインストールされているか必ず確認してください。ドライバのインストーラを実行する前に、ボードをPCに接続しておく必要があります。

ドライバのダウンロード

2.6 シリアル・ターミナル

任意のターミナル・ソフトウェアをインストールし、115200のボーレート、8データ・ビット、パリティなし、1ストップ・ビットに設定します。MIMXRT1170-EVKの仮想COMポートのポート番号を確認するには、デバイス・マネージャを開き、[Ports(ポート)]の下にあるグループを探します。

ターミナル・アプリケーションの使用方法がわからない場合は、MCUXpresso IDEターミナル・チュートリアルTera TermチュートリアルPuTTYチュートリアルのいずれかのチュートリアルをお試しください。

3. ビルドと実行

3.1 MIMXRT1170-EVKでのSDKマルチコア・デモのビルドと実行

3.2 MCUXpresso SDKサンプル・コードを確認する

MCUXpresso SDKには、サンプル・アプリケーション・コードが豊富に用意されています。利用可能なコードを確認するには、SDKのインストールの「SDKボード」フォルダを参照し、「MIMXRT1170-EVK」を選択します。

/boards/evkmimxrt1170 

特定のサンプル・コードの詳細については、サンプルのディレクトリにある「readme.txt」ファイルを開いてください。

3.3 MCUXpresso SDKサンプルのビルドとデバッグ

興味のあるデモ・アプリケーションやドライバのサンプルがいくつかあれば、それをビルドおよびデバッグする方法を知りたくなることでしょう。SDKのスタート・ガイドでは、SDKでサポートされているすべてのツールチェーンのデモを設定、ビルド、およびデバッグする方法について、わかりやすく手順に沿って解説しています。

以下のガイドを使用して、MCUXpresso IDEやIAR Embedded Workbench IDE、Keil MDK、Arm GCCでサンプル・アプリケーションを開いてビルドやデバッグを行う方法を習得してください。

ブート・オプション

i.MX RTファミリは、さまざまなブート・ソースをサポートし、メモリをオンチップまたは外部の宛先メモリにコピーするオプションのほか、一部のインターフェース向けにExecute in Place (XIP) を備えています。どのような選択肢があり、またご自身の設計に最適なものはどれであるのかをご確認ください。

i.MX RT クロスオーバーMCU向けブート・オプション

ドキュメントとビデオ 説明
AN12108 QSPIフラッシュからのブートを可能にする方法 このドキュメントでは、フラッシュ・ローダを使用してブータブル・イメージをOpen SDAまたはMfgToolを用いて外部ストレージ・デバイスにプログラムする手順を説明しています。
AN12107 オクタルSPIフラッシュおよびSDカードからのブートを可能にする方法 このドキュメントでは、ブータブル・イメージを外部ストレージ・デバイスにプログラムする方法を説明しています。

ツールとリファレンス

MCUXpressoセキュア・プロビジョニング・ツール  NXPのi.MX RTでブート可能な実行ファイルを簡単に生成およびプロビジョニングできるようにする、GUIベースのアプリケーション。

ブートに関するコミュニティ・リソース  NXPのコミュニティでブートに関する質問を探したり、新しい質問を投稿したりすることができます。

外部メモリ

ドキュメントとビデオ 説明
AN12437 i.MX RTシリーズのパフォーマンス最適化 さまざまなメモリ・デバイスで動作するシステムのパフォーマンスを最適化する方法。
AN12108 QSPIフラッシュからのブートを可能にする方法 このドキュメントでは、フラッシュ・ローダを使用してブータブル・イメージをOpen SDAまたはMfgToolを用いて外部ストレージ・デバイスにプログラムする手順を説明しています。
AN12107 オクタルSPIフラッシュおよびSDカードからのブートを可能にする方法 このドキュメントでは、ブータブル・イメージを外部ストレージ・デバイスにプログラムする方法を説明しています。
Adesto EcoXipメモリを使用したコードの開発 NXP i.MX RT1050 EVKBボードとAdesto EcoXiPフラッシュ・デバイスを組み合わせて設定するためのハードウェアおよびソフトウェア要件について説明しています。
AN12564 i.MX RTシリーズでのRead While Write (RWW) の実装 i.MX RTシリーズにRWWの要件を実装する方法。
AN12239 i.MX RTでHyperRAMを可能にする方法 i.MX RT MCUでHyperRAMを使用する方法(ハードウェアの接続、HyperRAMプロトコル、ソース・コード、パフォーマンスを含む) 。
AN13028 i.MX RTでのHyperRAM/PSRAMの高度な使用方法 このアプリケーション・ノートでは、i.MX RT MCUでFlexSPIと組み合わせた場合のHyperRAM/PSRAMの高度な使用方法(FlexSPIプリフェッチ機能、HyperRAM/PSRAMのリフレッシュ間隔、HyperRAMデバイスのサポートなど)について説明しています。
AN13204 i.MX RT1170でのECCの適用 このドキュメントでは、メモリ(TCM、キャッシュ、OCRAM、外部メモリなど)でのECCの適用について説明しています。
AN12255 フラッシュのリマッピング機能の使用方法 i.MX RT1170は、ユーザーがフラッシュのアドレスをFlexSPIインターフェースにリマップできるリマッピング機能をサポートしています。

MCUXpresso SDKサンプル

SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。外部メモリの一般的な例のいくつかを以下に記載します。

FlexSPI NORポーリング・サンプル

ポーリングでのFlexSPIドライバの使用方法。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/driver_examples/flexspi/nor/polling_transfer
    
EDMA転送サンプル

EDMAを使用した複数データの転送サンプル。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/driver examples/flexspi/nor/edma_transfer
    
SDRAMCサンプル

SEMCコントローラ・ドライバを使用して外部SDRAMチップを初期化する方法。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/driver_examples/semc/sdram
    
XECCサンプル

FlexSPIまたはSDRAMを備えた外部ECCコントローラ (XECC) の使用方法

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/driver examples/xecc
    

ツールとリファレンス

MCUXpressoセキュア・プロビジョニング・ツール  NXPのi.MX RTでブート可能な実行ファイルを簡単に生成およびプロビジョニングできるようにする、GUIベースのアプリケーション。

セキュリティと整合性

i.MX RT1170はセキュア・バイ・デザインであり、セキュアなシステム・オン・チップ (SoC) を駆動するセキュアなソフトウェアによってサポートされています。

ドキュメントとビデオ 説明
セキュア・ブートのウェビナーとデモ 最新のNXPソフトウェアとツールを使用して、i.MX RT10xx MCUをベースとした設計にブート認証と暗号化機能を統合できます。セキュア・ブート機能と、MCUXpressoセキュア・プロビジョニング・ツールを使用してそれらを構成する方法について詳しく説明しています。
今日のセキュリティ要件を満たす:クロスオーバー・プロセッサでエンド・ツー・エンドのセキュリティを実現 IoTのエンド・ノードとエッジ・ノードが満たすべき共通のセキュリティ目標と、エンド・デバイスで信頼の基点を実現するために必要な段階、ツール、手順について説明します。
AN13250 i.MX RT1170セキュア・ブート・モード i.MX RT1170ファミリで利用可能なセキュア・ブート・モードの概要と、それを有効化する方法について説明しています。
AN13133 i.MX RT1170のセキュアJTAG i.MX RTシリーズで利用可能な3つのJTAGセキュリティ・モードと、i.MX RT1170 MCUでそれらを使用する方法について説明しています。
AN13078 改ざん検知機能の使い方 改ざん検知は、デバイスによって不正な開封や改ざんが検知されたときに違反をトリガし、キー情報をゼロ化する特別なメカニズムです。このアプリケーション・ノートでは、i.MXRT1173で改ざん検知機能を使用する方法について説明しています。:i.MX RT1170-EVKでは、改ざん検知機能はサポートされていません。

MCUXpresso SDKサンプル

SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。セキュリティと統合性に関するいくつかの一般的な例を以下に挙げます。

Mbedtlsサンプル

プログラムは、暗号化アルゴリズムのベンチマークとテストを実行します。(オプションのmbedTLSミドルウェア・パッケージが必要です)。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/mbedtls_examples/
    
PUFサンプル

PUFの登録、開始、キーの生成、キーの設定、キーの取得などの機能を実行します。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/driver_examples/puf
    

ツールとリファレンス

ワンストップ・セキュア・ブート・ツール: NXP-MCUBootUtility  NXP MCUセキュア・ブート用に特別に設計されたGUIツール。NXPの公式セキュリティ・イネーブルメント・ツールセットのすべての機能が含まれており、グラフィカル・ユーザー・インターフェースの完全な動作をサポートします。

MCUXpressoセキュア・プロビジョニング・ツール  NXPのi.MX RTでブート可能な実行ファイルを簡単に生成およびプロビジョニングできるようにする、GUIベースのアプリケーション。

RT1170セキュリティ・リファレンス・マニュアル

有線通信

ドキュメントとビデオ 説明
NXPマイクロコントローラ用の有線通信ミドルウェア MCUXpresso SDKで提供される有線通信ライブラリとサンプルについて説明しています。
NXPのMCUXpresso SDKのCANopen i.MX RT1064とLPC55S16デモ・ボードを使用した、NXP MCUXpresso SDKのさまざまなミドルウェア・コンポーネントを組み合わせたデモ。
i.MX RT1064とLPC55を特徴としたCANopenおよび組込みウィザードのデモ i.MX RT1064とLPC55S16デモ・ボードを使用した、NXP MCUXpresso SDKのさまざまなミドルウェア・コンポーネントを組み合わせたデモ。
AN12822 RT1050におけるFlexIOによる8080バスのエミュレート FlexIOモジュールを使用して、8080パラレル・バスのエミュレートや8080バス・インターフェースでのグラフィックTFT LCDの駆動を行う方法。
AN12679 NXPのSDKをベースにしたi.MX RTへの高速RS-485アプリケーションの実装 NXP i.MX RTシリーズEVKにRS-485通信を実装する方法、およびNXP MCUXpresso SDKベースのソフトウェアを設計する方法。
AN12103 i.MX RT1050ベースのシンプルなUVCデバイスの開発 UVCは、デスクトップ・ビデオ・カメラ(ウェブカメラ) 、デジタル・ビデオカメラ、静止画カメラなどの用途で広く使用されています。このドキュメントでは、シンプルなUVCデバイスの開発方法について説明し、デモ・アプリケーションのハードウェア・プラットフォームとソフトウェア・プラットフォームについて紹介しています
MCU Tech Minutes | CANopenとMCUXpressoのスタート・ガイド EmSAのCANopenスタックを含むSDKをダウンロードして、1つのマネージャと1つのデバイスのCANopenネットワークをセットアップする方法について説明しています。
TSNを導入したイーサネットでオペレータのジェスチャによる精密なモータ制御が可能に このデモでは、複雑な産業用システムのTSNイーサネット上でさまざまなプロトコルとカスタム・モータ制御メッセージを使用する、i.MX 8M Plusプロセッサ、i.MX RT1170 MCU、Layerscape LS1028Aについて説明しています。
AN13114 RT1170のM4コアでより多くのUSBサンプルを可能に RT1170はM7とM4で動作し、すべてのUSBサンプルを実行できます。一方で、リリース・パッケージに含まれているすべてのUSBサンプルはM7で使用可能になっています。このドキュメントでは、さまざまなツールチェーンを使用してUSBサンプルをM7からM4に移行する方法について説明しています

MCUXpresso SDKサンプル

SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。有線通信に関するいくつかの一般的な例を以下に挙げます。

CANopenサンプル

最小限のCANopenマネージャとCiA 401汎用I/Oデバイスを実装します。(オプションのCANopenミドルウェア・パッケージが必要です)。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/canopen_examples/
    
Lwipサンプル

ICMPプロトコルを使用するlwIP TCP/IPスタックのさまざまなデモとサンプル。(オプションのlwIPミドルウェア・パッケージが必要です)。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/lwip_examples/
    
USBサンプル

SDKには、ホストおよびデバイスの操作に関するUSBサンプルが複数含まれています。(オプションのUSBホスト、デバイス、OTGスタック・ミドルウェア・パッケージが必要です)。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/usb_examples/
    

ツールとリファレンス

CANopenおよびCANopen FDを使用した堅牢なネットワーク通信の開発を加速  NXPはEmSAと連携し、CANopenをイネーブリング・ソフトウェア・テクノロジとして提供しています。MCUXpresso SDKでは、MicroCANopen Plus v7.0をベースに完全に統合されたCANopenライブラリが提供されています。

NXP SDK向けEmSA CANopenライブラリのユーザー・マニュアル

ワイヤレス・コネクティビティ

ドキュメントとビデオ 説明
NXPのワイヤレス・コネクティビティ NXPの低消費電力でコスト効率に優れたワイヤレス・ソリューションのポートフォリオは、さまざまなIoTの監視および制御アプリケーションに対応します。
NXPマイクロコントローラのクラウド・コネクティビティ Amazon Web Services、Microsoft Azure、Google Cloud IoTなどのクラウド・サービスの統合をサポート。
i.MX RTプラットフォームを使用したNXP Wi-Fiモジュールのスタート・ガイド Wi-Fiモジュールの動作テストを行いましょう。このガイドでは、Wi-Fiモジュールとi.MX RTプラットフォームを使用します。
AN12257 LoRaを使用したIoTデバイスのセキュアな接続 このドキュメントでは、ゲートウェイとエンド・デバイス間でLoRaを使用してIoTのセキュアな接続を確立する方法について説明しています。

MCUXpresso SDKサンプル

SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。有線通信に関するいくつかの一般的な例を以下に挙げます。

AWSサンプル

Amazon FreeRTOS認定 (AFQ)、デバイス設定、AWS Greengrass discovery、Androidモバイル・アプリケーションによるリモート・コントロール、shadow lightbulbのデモ。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/aws_examples
    
ThreadXサンプル

高性能なThreadXカーネルの簡単なデモ。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/azure_rtos_examples/threadx_demo
    
Wi-Fiサンプル

CLIサポートの使用例、iPerfネットワーク・パフォーマンス測定、Wi-Fiテスト・モード・サンプル、Wi-Fi設定ユーティリティのデモ。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/wifi_examples/
    

ツールとリファレンス

HOMEKIT-SDK  NXPのHomeKitソフトウェア開発キット (SDK) は、Apple HomeKitテクノロジを使用したホーム・オートメーション・アプリケーションに対応しており、優れたパフォーマンスと高度なセキュリティを実現するとともに、Bluetooth Smart® (Bluetooth Low Energy)、Wi-Fi、イーサネット、iCloud経由のリモート・アクセスなどの多様なコネクティビティ・オプションをサポートします。

マルチコアおよびハードウェア・アクセラレーション

ドキュメントとビデオ 説明
AN13264 i.MX RT1170デュアルコア・アプリケーション i.MX RT1170でのデュアルコア・アプリケーション(ブート、MU/SEMA4/RDC/XRDC2/共有メモリ、異なるツールチェーンでのデュアルコア・デバッグなど)を紹介しています。
JLINKを使用してRT1170デュアルコアをデバッグする方法 デュアルコアのi.MX RT117xデバイスには1つのCortex-M7コアと1つのCortex-M4コアが搭載されており、設定に変更を加えると、JLINK経由でそれらを同時にデバッグできるようになります。

MCUXpresso SDKサンプル

SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。パワーマネジメントに関連する一般的なサンプルを以下に挙げます。

FlexSPI NORポーリング・サンプル

ポーリングでのFlexSPIドライバの使用方法。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/multicore_examples
    
低消費電力モード・スイッチのデモ

ベア・メタルまたはRTOS向けのKSDKにおける電源モードの使用方法を示すデモです。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/demo_apps/power_mode_switch
    

パワーマネジメント

パワーマネジメントには、デバイス固有の技術と、電源管理および低消費電力性能の最適化に関する情報が含まれます。

ドキュメントとビデオ 説明
AN13116 シングルコアのRT1170をSTBYモードにする このアプリケーション・ノートでは、シングルコアのRT1170をSTBYモードにし、RT1170 EVKでシングルコアの状態をシミュレートする手順を概説しています。
AN13104 RT1170のクロックおよび低消費電力機能のデバッグおよびアプリケーション このアプリケーション・ノートでは、RT1170のクロックおよび低消費電力機能だけでなく、低消費電力のユース・ケースを開発する際のデバッグとアプリケーションの能力についても紹介しています。
AN13148 i.MX RT1170低消費電力モード このドキュメントでは、i.MX RT1170のパワー・アーキテクチャ設計とクロック・アーキテクチャ、さらに低消費電力モードの使用方法と設定方法について説明しています。

MCUXpresso SDKサンプル

SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。パワーマネジメントに関連する一般的なサンプルを以下に挙げます。

低消費電力モード・スイッチのデモ

ベア・メタルまたはRTOS向けのKSDKにおける電源モードの使用方法を示すデモです。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/demo_apps/power_mode_switch
    

オーディオ

ドキュメントとビデオ 説明
NXPマイクロコントローラのオーディオ・ソフトウェア ミドルウェア、サンプル・アプリケーション、MCUXpresso Config Tools、パートナーによる高度なオーディオ・アプリケーション向けソリューション。
AN12090 SAIのマルチチャネル機能の使用 このドキュメントでは、7.1サラウンド・サウンド・システムのテクノロジ(SAIおよびFLACを含む)を紹介し、マルチチャネルSAI機能を使用して正確かつパフォーマンスに優れた方法で動作するアプリケーションを開発する方法について説明しています。

MCUXpresso SDKサンプル

SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。モータ制御に関するいくつかの一般的な例を以下に挙げます。

SAIのデモ

複雑なデジタル・オーディオの再生と録音の事例を紹介するデモです。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/demo_apps/sai
    
ASRCのデモ

非同期サンプル・レート・コンバータ・モジュールの使用方法のデモです。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/driver_examples/asrc
    
SPDIFのデモ

EDMAと割込みでspdifドライバを使用する方法を紹介するデモです。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/driver_examples/spdif
    
PDMマイクのデモ

複数のEDMAと割込みのサンプル。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/driver_examples/pdm
    

ディスプレイとグラフィックス

IMIXRT1170EVKで動作し、MCUXpresso SDKグラフィックス・サンプルで使用されるLCDパネルは、RK055HDMIPI4Mです。

ドキュメントとビデオ 説明
NXPマイクロコントローラ用のグラフィックス 複雑さの異なるさまざまな組込みGUIを開発するための、複数のパートナーのグラフィックス・ライブラリおよびツール。
i.MX RT1170を使用したコスト効率の高い組込みHMIソリューション i.MX RT1170クロスオーバーMCUと「Qt for MCUs」を使用した開発により、安全性とモダンUXを両立しながらもコスト削減を実現します。
NXPのi.MX RT1170 MCU、GUI Guider、LVGLを使用して、次のインダストリアルHMIアプリケーション向けグラフィカルUIを設計 i.MX RT1170 MCUの詳細を説明し、LVGLとGUI Guiderによって今後の組込みGUIの設計が簡単になることを紹介します。
NXP MCUと組込みウィザードを使用したリアルタイム・インダストリアルHMIシステムへのグラフィックスの実装 NXPはTARA Systemsと連携し、組込み型のウィザードをイネーブリング・ソフトウェア・テクノロジとして提供しています。
組込み型ウィザードとMCUXpressoのスタート・ガイド 組込み型ウィザードを含むSDKをダウンロードして、サンプル・プロジェクトをデバイスで起動して実行する方法について説明しています。
i.MX RT1060でのグラフィックの作成 i.MX RTでのグラフィックス開発の方法について説明しています。i.MX RTは、GUI向けの高度なマルチメディアを使用した製品設計と、拡張されたヒューマン・マシン・インターフェース (HMI) エクスペリエンスをサポートします。
i.MX RT10xx MCUとCrank Storyboardを使用したリアルタイム・インダストリアルHMIシステムへのグラフィックスの実装 NXPはCrank Softwareと連携し、Storyboardをイネーブリング・ソフトウェア・テクノロジとして提供しています。
魅力的なGUIの作成を簡素化 MCUXpresso SDKの組込みウィザードの紹介。
AN12302 i.MX RTのeLCDIF RGBモードのユース・ケース MIMXRT1050-EVKBボードにeLCDIF(強化された液晶ディスプレイ・インターフェース)を使用したサンプル。
AN13075 i.MX RT1170のヘテロジニアス・グラフィックス・パイプライン i.MX RT1170のグラフィック・エンジンの概要と、それを単独または組み合わせて使用する方法。
AN12940 MIPI DSIベースのRT1170 LCDディスプレイ・システムのユース・ケース MIPI DSIホスト・コントローラとLCDIFv2コントローラを使用してi.MX RT1170のDSI対応LCDパネルを駆動する方法。

MCUXpresso SDKサンプル

SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。ディスプレイとグラフィックスに関するいくつかの一般的な例を以下に挙げます。

EmWinサンプル

emWinライブラリを使用してテキストとグラフィカル・ウィジェットをレンダリングする方法を紹介します。(オプションのemWinミドルウェア・パッケージが必要です)。

パス:


      /boards/boards/evkbimxrt1170/emwin_examples
      
JPEGサンプル

SDカードからJPEG画像を読み取り、デコードして、LCDパネルに1つずつ表示します(オプションのJPEGライブラリ・ミドルウェア・パッケージが必要)。

パス:


      /boards/evkbimxrt1170/jpeg_examples
      
LittleVGLサンプル

LittleVGLウィジェットのデモです(オプションのLVGLミドルウェア・パッケージが必要)。

パス:


      /boards/evkbimxrt1170/vlittlevgl_examples
      
OpenVGサンプル

OpenVGグラフィックス・ライブラリのデモです(オプションのopenvgミドルウェア・パッケージが必要)。

パス:


      /boards/evkbimxrt1170/openvg_examples
      
VGliteサンプル

VGliteグラフィックス・ライブラリのデモです(オプションのVGliteミドルウェア・パッケージが必要)。

パス:


      /boards/evkbimxrt1170/vglite_examples
      

ツールとリファレンス

LVGLオープンソース・グラフィックス・ライブラリ  LVGLは、直感的なグラフィカル要素、美しい視覚効果、少ないメモリ使用量で組込み型GUIを作成できる機能を備えた、無料のオープンソース組込み型グラフィック・ライブラリです。

GUI Guider  オープンソースのLVGLグラフィックス・ライブラリを使用して高品質のディスプレイを迅速に開発できる、NXPのユーザー・フレンドリーなグラフィカル・ユーザー・インターフェース開発ツールです。

カメラ・インターフェース

IMIXRT1170EVKに対応し、MCUXpresso SDKグラフィックス・サンプルで使用されているLCDパネルは、RK043FN01H-CTです。

ドキュメントとビデオ 説明
AN12110 i.MX RTシリーズを使用したカメラ・アプリケーションの開発 NXP i.MX RT1050プロセッサを使用してHDカメラ・アプリケーションを開発する方法。
AN13205 RTシリーズにおけるH.264ビデオ・エンコードの開発 i.MX RT1170プロセッサを使用してH264ビデオ・エンコーダ・アプリケーションを開発する方法。

MCUXpresso SDKサンプル

SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。カメラ・インターフェースに関するいくつかの一般的な例を以下に挙げます。

MIPI_RGB

このプロジェクトでは、RGBデータ用のCSIドライバを使用してカメラ・データを受信する方法を示しています。

パス:


      /boards/evkbimx1170/driver_examples/csi/mipi_rgb
      
CSI YUV

このプロジェクトでは、YUV形式のデータ対応のCSIドライバを使用してカメラ・データを受信する方法を示しています。

パス:


      /boards/evkbimx1170/driver_examples/csi/mipi_yuv
      

音声

音声リソース

ドキュメントとビデオ 説明
AN13065 TensorFlow Liteインターフェースでの性別音声認識 このドキュメントでは、TensorFlowモデルで性別音声オーディオのサンプルと分類のトレーニングを行う手順について説明します。
ClarinoxによるNXP i.MX RT1170 MCUのIoTゲートウェイ向けBT/BLE/Wi-Fiテクノロジの民主化 i.MX RT1170 MCUは、IoTゲートウェイなどの複雑なBluetoothおよびWi-Fiユース・ケースを実行するのに最適なプラットフォームです。

機械学習

機械学習 (ML) は一般的に、人間が生み出した抽象概念の分類、認識、予測が求められる用途に幅広く対応します。画像認識、ジェスチャー認識、異常検出、音声のテキスト変換、テキストの音声変換、ASR、情景認識など、多くの例が挙げられます。ここでは、特に画像やビデオのストリームに適用されるNXP MLツールに焦点を当てます。音声とオーディオのセクションで、含まれているサンプルを参照しています。

ドキュメントとビデオ 説明
eIQ® MLソフトウェア開発環境 NXPのMCU、i.MX RT クロスオーバーMCU、i.MXファミリSoCで、MLアルゴリズムを使用できるようになります。eIQソフトウェアには、推論エンジン、ニューラル・ネットワーク・コンパイラ、最適化されたライブラリが含まれています。
i.MX機械学習ユーザー・ガイド NXPのi.MX向けeIQ UMツールキットは、NXPのマイクロコントローラとアプリケーション・プロセッサを対象とした機械学習向けのライブラリと開発ツールのセットです。
i.MX RTにおけるeIQのスタート・ガイド eIQをダウンロードしてMCUXpresso IDE、IAR、Keil MDKで実行する方法を紹介します。
eIQファクト・シート NXPのi.MXおよびMCU向けの機械学習ソフトウェア - ライブラリ、サンプル・アプリケーション、推論エンジン。
i.MX RT向けeIQ Glowラボ 手書き数字の認識モデルのサンプルを実行して、Glowニューラル・ネットワーク・コンパイラ・ツールの使用方法を学びます。以下に、このラボのステップ・バイ・ステップ・ビデオを紹介しています
i.MX RTでのeIQ転移学習ラボ モデルに対して転移学習を実行し、i.MX RT1060プラットフォームでそのモデルを実行する方法を紹介しています。
AN13001 Glowのメモリの分析 Glowコンパイラによって生成されたGlowメモリ情報を理解し、特定のモデルに必要なメモリを計算する方法を紹介します。このコンパイラは、モデルの実行に必要な最小メモリ・サイズを測定するために使用できます。
AN12766 Tensor Flow LiteのK-Meansクラスタリングを使用した、eIQによる異常検出 異常検出を使用した機械状態監視アプリケーションを実現する手順を紹介します。
AN12781 CMSIS-NNライブラリを用いたMNISTデータセットでのCaffeモデルの開発 MNISTデータセットの手書き数字でCaffeモデルをトレーニングするプロセスについて説明しています。トレーニングされたCaffeモデルは、i.MX RTプラットフォームで実行可能なソース・ファイルに変換されます。
MCU Tech Minute:Coral開発ボードを使用したマルチステージML Coralは、完全にバッテリー駆動のMLを実現するために、NXPのi.MX RT1176 MCUで提供されている機能を活用した2段階の「wake-to-run」MLワークフローを導入し、それをCoral Edge TPUと組み合わせています。

MCUXpresso SDKサンプル

SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。機械学習に関連するいくつかの一般的な例を以下に示します。

eIQサンプル

CMSIS-NNモデル、Glowモデル、TensorFlow Liteモデルを使用した物体検出のデモ用のサンプルが複数用意されています。(オプションのeIQミドルウェア・パッケージが必要です)。

パス:


    /boards/evkbimxrt1170/eiq_examples
    

モータ制御

モータ制御は、複雑かつ高度な技術です。モータの数、モータのタイプ、モータ・ドライバがセンサ付きかセンサレスかに応じて複雑さが大きく異なり、困難な問題に陥りがちです。

NXPはすぐに使用できるモータ制御アルゴリズム(ミドルウェア)を数多く提供していますが、最初はMCUXpresso SDKに含まれているFreeMasterのサンプルを使用することをお勧めします。これらのサンプルでは、組込みソフトウェア・アプリケーションの実行時の設定および調整を可能にするユーザー・フレンドリーなリアルタイム・デバッグ・モニタおよびデータ可視化ツール、FreeMASTERランタイム・デバッグ・ツールを活用しています。

FreeMASTERは、実行中のシステムでの変数の非割込み型監視をサポートするとともに、オシロスコープに似たディスプレイに複数の変数を標準のウィジェット(ゲージやスライダーなど)またはテキスト形式のデータとして表示可能で、シンプルに使えるデータ・レコーダを実現できます。また、HTML、MATLAB®、Excelや他のスクリプト可能なフレームワーク、さらにはNode-REDのような人気の高いビジュアル・プログラミング・ツールともリンクできます。

ドキュメントとビデオ 説明
i.MX RTでモータを回転させる このプレゼンテーションでは、BLDCモータ、PMSMモータ、ACIMモータを回転させるためのMCUの要件、モータ制御の基本およびフレームワーク、i.MX RTでのモータ制御の実装方法をご紹介します。
TSNを導入したイーサネットでオペレータのジェスチャによる精密なモータ制御が可能に このデモでは、複雑な産業用システムのTSNイーサネット上でさまざまなプロトコルとカスタム・モータ制御メッセージを使用する、i.MX 8M Plusプロセッサ、i.MX RT1170 MCU、Layerscape LS1028Aについて説明しています。
AN12214 MIMXRT10xx EVKでのPMSMフィールド指向制御 三相永久磁石同期モータ (PMSM) 向けの、センサ使用またはセンサレスの速度/位置モータ制御ソフトウェアの実装について説明しています。
MIMXRT10xx EVKでのPMSMフィールド指向制御のユーザー・ガード ほとんどの一般的なIDEにおける永久磁石同期モータ (PMSM) プロジェクトのオープン、コンパイル、デバッグ、実行の方法と、NXPのFreedom PMSMパワー・ステージおよびi.MX RT10xx評価キットを完全なモータ制御リファレンス・デザインに変える方法をステップ・バイ・ステップで紹介するガイドです。
AN12659 NXPクワッド・モータ制御開発プラットフォームHW NXPのクワッド・モータ制御開発プラットフォームのモジュール型アーキテクチャについて説明し、さまざまなコンポーネントのハードウェアを詳しく紹介しています。
AN12200 i.MX RTにおけるデュアルFOCサーボ・モータ制御 NXPのi.MX RT1020プロセッサを使用したデュアル・サーボのデモについて説明しています。他のi.MX RT製品をベースにしたモータ制御アプリケーションを開発するためのリファレンスとして活用できます。
FreeMASTERのハウツー FreeMASTERツールを使用するエンジニアのためのスタート・ガイド。
FreeMASTER 3.0インストール・ガイド この記事では、FreeMASTER 3.0のインストール手順について説明しています。
4部構成のFreeMASTERウェビナー・シリーズ オンデマンド・トレーニングでは、FreeMASTERソフトウェアの概要、機能、能力、利用可能なサンプル、アプリケーションのユース・ケースのほか、簡単に始めるための方法について説明します。

MCUXpresso SDKサンプル

SDKには複数のサンプル、デモ、ドライバが含まれており、初めて使用する際に役立ちます。モータ制御に関するいくつかの一般的な例を以下に挙げます。すべてのサンプルでオプションのモータ制御ミドルウェア・パッケージが必要であることにご注意ください。

ACIM

ACインダクション・モータのミドルウェア。

パス:


    /middleware /motor_control/acim
    
BLDC

ブラシレスDCモータのミドルウェア。

パス:


    /middleware/motor_control/bldc
    
Freemaster

モータ制御向けFreemasterミドルウェアのサンプル。

パス:


    /middleware/motor_control/freemaster
    
PMSM

永久磁石同期モータのミドルウェア。

パス:


    /middleware/motor_control/pmsm
    

MCUXpresso IDEターミナル・チュートリアル

MCUXpresso IDEターミナル・チュートリアル

最新バージョンのMCUXpresso IDEには、ターミナル・エミュレーション・アプリケーションが含まれています。このツールは、お使いのNXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示するために使用できます。

  1. MCUXpresso IDEを開きます。
  2. FRDM-K32L2B3-OPEN-MCU IDE-S2
  3. MCUXpresso IDEの画面上部にある[Open a Terminal(ターミナルを開く)]ボタンをクリックするか、[Ctrl + Alt + Shift + T]を同時に押して、MCUXpresso IDEターミナルを起動します。
  4. FRDM-K32L2B3-MCU-IDE-TERMINAL-S2
  5. シリアル・ターミナルを選択します
  6. FRDM-K32L2B3-SELECT-TYPE-S2
  7. シリアル・ポート(LPC-Link2のCOMポート番号を使用)をボーレート115200、8データ・ビット、パリティなし、1ストップ・ビットに設定し、[OK]ボタンをクリックします。
  8. FRDM-K32L2B3-SERIAL-PORT-S2
  9. 接続が確立されているか検証します。接続されている場合、MCUXpresso IDEの[Terminal(端末)]ビューの表示は下図のようになります。

  10. FRDM-K32L2B3-VERIFY-S2
  11. 以上で設定は完了です

Tera Termチュートリアル

Tera Termチュートリアル

Tera Termは、広く利用されているオープン・ソースのターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。

ダウンロード
  1. SourceForgeからTera Termをダウンロードします。ダウンロードしたら、インストーラを実行し、このウェブページに戻って手順を続行します。
  2. Tera Termを起動します。初めて起動する際には、次のダイアログが表示されます。シリアル・オプションを選択します。ボードが接続されている場合は、COMポートが自動的にリスト内に表示されます。
  3. TERA-TERM-TURORIAL-1
  4. 前に確認したCOMポート番号を使用して、シリアル・ポートを、ボーレート115200、8データ・ビット、パリティなし、1ストップ・ビットに設定します。この設定は[Setup(セットアップ)]>[Serial Port(シリアル・ポート)]から行うことができます。
  5. 接続が確立されているか検証します。確立されている場合、Tera Termのタイトル・バーに以下のように表示されます。
  6. TERA-TERM-TURORIAL-2
  7. 以上で設定は完了です。

PuTTYチュートリアル

PuTTYは、広く利用されているターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。

ダウンロード
  1. 下のボタンをクリックしてPuTTYをダウンロードします。ダウンロードしたら、インストーラを実行し、このウェブページに戻って手順を続行します。
  2. 選択したダウンロードのタイプに応じて、ダウンロードした*.exeファイルをダブルクリックするか、[Start(スタート)]メニューから選択して、PuTTYを起動します。
  3. 表示されたウィンドウで設定を行い、[Serial(シリアル)]ラジオ・ボタンを選択して、事前に確認したCOMポート番号を入力します。ボーレートもあわせて指定します。今回は「115200」を入力します。
  4. FRDM-K32L2B3-PUTTY-S2
  5. [Open(開く)]をクリックして、シリアル接続を確立します。ボードが接続されていて、正しいCOMポートが入力されていれば、ターミナル・ウィンドウが開きます。設定が正しくない場合は、アラートが表示されます。
  6. FRDM-K32L2B3-PUTTY-CERIFYCONN
  7. 以上で設定は完了です

サポート

次の段階に進むために、以下で適切な課題を見つけましょう。不明な点がある場合は、NXPサポートにお問い合わせください。

トレーニング

MCUXpresso IDEとMCUXpresso Config Toolsを使用した基本のアプリケーション開発 - この3部構成のビデオ・シリーズでは、インポートされたSDKサンプル・プロジェクトを使用する際や、新しいプロジェクトを作成する際における、MCUXpresso IDEとConfig Tools間の基本的なインタラクションについて取り上げています。

MCU Tech Minutes:i.MX RTシリーズの主な機能と利点 - i.MX RTシリーズの主な機能と利点のいくつかをショート・ビデオで紹介しています。

MCU Minutes:i.MX RT1170クロスオーバーMCUのご紹介 - NXPは1GHzのi.MX RT1170で画期的なパフォーマンスを提供します。

i.MX RT1170 MCUファミリのアーキテクチャと機能 - i.MX RT1170ファミリは、機械学習、IoT、インダストリアル・オートメーション、マルチメディア、オーディオなどの用途向けに設計された、最もパワフルなクロスオーバー・マイクロコントローラです。

i.MX RT1170 MCUファミリを使用したグラフィックス・アプリケーション - グラフィック用途向けハードウェア・リソース、 i.MX RT1170向けミドルウェア・ライブラリについて紹介します。また、組込み型ウィザードのデモも紹介しています。

i.MX RT1170トレーニング - この製品に関するNXPのオンデマンド・トレーニング、ハウツー・ビデオ、およびウェビナーの全リスト。

フォーラム

NXPのいずれかのコミュニティ・サイトで、他のエンジニアとつながり、i.MX RT1170を使用した設計に関する専門的なアドバイスを受けることができます。