2023年のエネルギー・パフォーマンスのスナップショット

NXPでは、利用可能な場合には再生可能な電力を購入し、信頼性が高く供給量も十分な代替エネルギー源が得られない国や地域においては、今後も化石燃料由来の電力を購入していきます。

  • 39%
    再生可能電力の使用

電力の概要

NXPの製造拠点、試験施設、オフィスで消費されるエネルギーは、主に電力送電網から供給されています。省エネルギーや製造工程の最適化に継続的に取り組むことで、電力の使用効率が向上しました。

製造部門における電力消費

NXPの製造拠点では、プロセスの最適化と機器の交換またはアップグレードを継続的に行っています。NXPでは再生可能エネルギー目標を達成するために、電力購入契約と再生可能エネルギー証書 (iREC) を活用し、さらに一部では自家発電を実施しています。

2015年以降、NXPでは再生可能エネルギーによる電力を着実に増加させています。2023年の再生可能電力の使用率は2022年に比べて4%上昇し、全社での再生利用電力の使用率は全体の39%を占めています。2021年に再生可能エネルギーの目標を設定して以来、再生可能電力の使用率は9%上昇しています。

エネルギー消費量

NXPでは、製造と試験の工程に欠かせない加熱、冷却、湿度の管理機器への電力供給に天然ガスを使用し、非常用発電機にはディーゼル燃料を使用しています。これらの化石燃料からの排出量は、スコープ1の合計排出量に含まれています。