お客様の素早い設計とより早い製品化を実現する、技術情報と専門知識をご紹介します。
1
接続2
ソフトウェアの入手3
ビルドと実行4
作成実際にFRDM-K22Fを使ってみましょう!ショート・ビデオで手順を視聴するか、以下に記載された詳細な手順を参考にして、作業を進めてください。
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FRDM-K22Fは、加速度センサを搭載しています。このセンサを利用して「水準器」のデモが行えます。ボードが水平の場合、RGB LEDはオフのままです。ボードが傾いている場合、X軸の傾きに応じて赤色のLEDが、Y軸の傾きに応じて青色のLEDが点灯します。
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MCUXpresso SDKは無償で利用することができ、オープンソースのライセンスに基づいて、すべてのハードウェア抽象化およびペリフェラル・ドライバ・ソフトウェアのソース・コード全体が提供されます。SDKの詳細はこちら。
下のボタンをクリックして、 FRDM-K22F用に事前設定済みのSDKリリースをダウンロードしてください。
オンラインのSDK Builder にアクセスし、提供されているSDKビルダを使用してFRDM-K22F用のカスタムSDKパッケージを作成することもできます。
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NXPは、MCUXpresso IDEというツールチェーンを無償で提供しています。
問題ありません。MCUXpresso SDKは、IAR 、Keil 、コマンドラインGCC などの他のツールをサポートしています。
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MCUXpresso Config Toolsは、ユーザーがMCUXpresso SDKプロジェクトを新規に作成するための構成ツールの統合スイートであり、カスタム・ボード・サポート用の初期化Cコードを生成するためのピンとクロックのツールも備えています。
MCUXpresso Config ToolsはMCUXpresso IDEに統合されており、MCUXpresso IDEを使用している場合、追加のダウンロードは必要ありません。別のツールチェーンを使用している場合は、ここでConfig Toolsをダウンロードすることを検討してください。
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サンプル・アプリケーションの多くは、マイクロコントローラのUARTを介してデータを出力します。ボードの仮想COMポート用ドライバがインストールされているか必ず確認してください。ドライバのインストーラを実行する前に、ボードをPCに接続しておく必要があります。
シリアル・ポート・ドライバをインストールした状態で、お好きなターミナル・アプリケーションを実行し、マイクロコントローラのUARTからのシリアル出力を確認します。ターミナルをボーレート115,200、8データ・ビット、パリティなし、1ストップ・ビットに設定します。FRDM-K22Fの仮想COMポートのポート番号を決定するには、デバイス・マネージャを開き、「Ports(ポート)」グループを確認します。
ターミナル・アプリケーションの使用方法がわからない場合は、Tera TermチュートリアルまたはPuTTYチュートリアルのいずれかのチュートリアルをお試しください。
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MCUXpresso SDKには、サンプル・アプリケーション・コードが豊富に用意されています。利用可能なコードを確認するには、SDKをインストールしたフォルダのSDKボード・フォルダを参照し、FRDM-K22Fボードを選択します。
特定のサンプル・コードの詳細については、サンプルのディレクトリにあるreadme.txtファイルを開いてください。
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興味のあるサンプル・アプリケーションがいくつかあれば、それをビルドおよびデバッグする方法を知りたくなることでしょう。MCUXpresso SDKのスタート・ガイドでは、SDKでサポートされているすべてのツールチェーンのデモを設定、ビルド、およびデバッグする方法について、わかりやすく手順に沿って解説しています。
以下のガイドを参照し、MCUXpresso IDEでサンプル・アプリケーションを開いてビルドやデバッグを行う方法を習得してください。
次の手順に従ってhello_worldサンプルを開きます。
次の手順に従ってhello_worldアプリケーションを開きます。他のサンプル・アプリケーションでは、手順がわずかに異なる場合があります。アプリケーションによってはパスのフォルダ階層が深くなるためです。
目的のサンプル・アプリケーション・ワークスペースをまだ開いていない場合はここで開きます。ほとんどのサンプル・アプリケーション・ワークスペースのファイルは、次のパスに置かれています。
hello_worldデモをサンプルとして使用する場合、パスは次のようになります。
FRDM-K22Fボードには、工場出荷時にmbed/CMSIS-DAPデバッグ・インターフェースが搭載されています。ボードのデバッグOpenSDAアプリケーションを変更している場合、OpenSDAにアクセスして、ボードを更新または工場出荷時の状態に復元する方法をご確認ください。
MDKツールをインストールした後、デバッグ目的でデバイスを完全にサポートするには、Keilデバイス・パックをインストールする必要があります。このパックには、メモリ・マップ情報、レジスタ定義、フラッシュ・プログラミング・アルゴリズムなどが含まれています。下記の手順に従って、適切なCMSISパックをインストールしてください。
次の手順に従ってhello_worldアプリケーションを開きます。他のサンプル・アプリケーションでは、手順がわずかに異なる場合があります。アプリケーションによってはパスのフォルダ階層が深くなるためです。
目的のデモ・アプリケーション・ワークスペースをまだ開いていない場合は以下で開きます。
ワークスペース・ファイルの名前は、
FRDM-K22Fボードには、工場出荷時にmbed/CMSIS-DAPデバッグ・インターフェースが搭載されています。ボードのデバッグOpenSDAアプリケーションを変更している場合、OpenSDAにアクセスして、ボードを更新または工場出荷時の状態に復元する方法をご確認ください。
ここでは、Arm GCCツールチェーンを使用してKSDKデモ・アプリケーションのビルドと実行を行う際に必要となるコンポーネントをインストールする手順について説明します。この手順はMCUXpresso SDKでサポートされているものです。Arm GCCツールの使用方法はさまざまですが、今回の例では、Windows環境に焦点を当てています。ここでは省略しますが、GCCツールは、Linux OSやMac OS Xの環境でも利用できます。
GNU Arm Embeddedツールチェーン からインストーラをダウンロードして、実行します。これは実際のツールチェーンです(コンパイラ、リンカなど)。Kinetis SDKリリース・ノートに記載されている、サポート対象の最新バージョンのGCCツールチェーンを使用する必要があります。
MinGW (Minimalist GNU for Windows) 開発ツールは、サード・パーティ製のCランタイムDLL(Cygwinなど)に依存しないツール・セットを提供します。KSDKで使用されているビルド環境ではMinGWビルド・ツールを利用せず、MinGWとMSYSのベース・インストールを活用しています。MSYSは、Unix系のインターフェースと各種ツールを備えた基本シェルを提供します。
MinGW - Minimalist GNU for Windowsファイルから最新のMinGW mingw-get-setupインストーラをダウンロードしてください
注:インストール・パスにスペースを含めることはできません。
Windows OSのPath環境変数に適切なアイテムを追加します。これは、[Control Panel(コントロール・パネル)]>[System and Security(システムとセキュリティ)]>[System(システム)]>[Advanced System Settings(システムの詳細設定)]の[Environment Variables...(環境変数)]セクションで設定します。パスは次のとおりです。
デフォルトのインストール・パスであるC:\MinGWを使用した例を以下に示します。パスが正しく設定されていないと、ツールチェーンは機能しません
注:PATH変数に「C:\MinGW\msys\x.x\bin」が設定されている場合(KSDK 1.0.0向けの旧仕様)、これを削除してください。削除されていないと、新しいGCCビルド・システムが正しく機能しない場合があります。
新しいシステム環境変数を作成して、「ARMGCC_DIR」という名前を付けます。この変数の値で、Arm GCC Embeddedツールチェーンのインストール・パスを指定します。今回の例では、次のようになります。
C:\Program Files (x86)\GNU Tools Arm Embedded\7-2018-q2-update 7 2018
インストール・フォルダの正確なパス名については、GNU Arm GCC Embeddedツールのインストール・フォルダを参照してください。
サンプル・アプリケーションをビルドする手順は次のとおりです。
サンプル・アプリケーションのプロジェクト・ディレクトリに移動します。パスは次のようになります。
このガイドの場合、実際のパスは次のようになります。
GCCツールを使用するには、J-Linkデバッグ・インターフェースが必要となります。ボードのOpenSDAファームウェアを最新のJ-Linkアプリケーションにアップデートするには、OpenSDAにアクセスしてください。J-Link OpenSDAアプリケーションをインストールしたら、「SEGGER Downloads」からJ-Linkドライバとソフトウェア・パッケージをダウンロードします。
デモ・アプリケーションの出力を格納するディレクトリに移動します。出力は、選択したビルド・ターゲットに応じて、次のいずれかのパスに格納されます。
このガイドの場合、パスは次のようになります。
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オプションA:MCUXpresso IDEを使用して、サンプル・プロジェクトのクローンを作成します。
オプションB:MCUXpresso Config Toolsを使用して、サード・パーティ製IDEで使用するために既存のMCUXpresso SDKのサンプルのクローンを作成します。
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次に、MCUXpresso Config Toolsのピン・ツールを使用し、プロジェクトに新しいGPIOピンを追加してLEDを点滅させる方法を紹介します。
注:従来は、前のステップのようにSDKプロジェクトのクローンを作成する必要がありました。
PTA1が赤色LEDを切り替えるためのGPIOとしてルーティングされています。この例では、代わりにPTD5を使用して青いLEDを駆動しますPTA1が表示されるまで下にスクロールします。その横にあるチェックボックスをクリックして、選択を解除します
PTA1の横にあるチェックボックスをクリックして選択を解除し、[Done(完了)]をクリックします
PTD5を検索し、ピンを使用するためにPTD5の横にあるチェックボックスをクリックして、PTD5 GPIOピンを選択します
PTD5には、led_outputサンプルの設定としてFRDM-K22F用に設定された定義済み識別子(LED_BLUE)があります。ここで、ピンの表内のPTD5の横にある識別子を「My_LED」に変更します
注:ヘッダーが変更されるため、クロックおよびペリフェラル・ファイルも更新済みとしてタグ付けされる場合があります。
PTD5ピンを使用するよう指示します。ピン・ツールによって作成されたpin_mux.h内の#defineを使用します#define BOARD_LED_GPIO BOARD_INITPINS_MY_LED_GPIO
#define BOARD_LED_GPIO_PIN BOARD_INITPINS_MY_LED_PIN
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次に、MCUXpresso Config Toolsの一部であるクロック・ツールを使用し、クロックの設定とLEDの点滅速度を変更します。
注:従来は、前のステップのようにSDKプロジェクトのクローンを作成する必要がありました。
注:ヘッダーが変更されるため、ピンおよびペリフェラル・ファイルも更新済みとしてタグ付けされる場合があります。
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アプリケーションが変更され、FRDM-K22Fの青色LEDがゆっくりと点滅します。また、ターミナル・プログラムを使用して、ターミナル出力を確認できます。
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Tera Termは、広く利用されているオープン・ソースのターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。
PuTTYは、広く利用されているターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。
FRDM-K22Fだけでなく、プロジェクトに他のNXPソリューションも追加して、世界中の設計コミュニティと連携しましょう。
豊富な品揃えのNXPセンサ・ソリューションで、世界に目を向けましょう。NXPなら、加速度センサ、圧力センサ、タッチ・センサなど、プロジェクトに適したセンサ・ソリューションを見つけることができます。詳細については、センサをご覧ください。
NFC (Near Field Communication) は、簡単なタッチだけで周りの世界とセキュアにやり取りできるシンプルで直感的なテクノロジです。NXPのNFCソリューションの詳細については、NFC - Near Field Communicationをご覧ください。
問題ありません。ボードのパッケージングが古いだけで、フラッシュ・メモリには別のクイック・スタート・デモが搭載されています。
RGB LEDが、赤色と緑色で交互に切り替わるはずです。他に問題がなければ、次のステップに進んでください。
次のステップに進み、別のサンプル・アプリケーションを実行してみてください。それでも問題が解決しない場合は、NXPコミュニティ を通じてお問い合わせください。
他のエンジニアとつながり、Kinetis MCUとMCUXpressoのソフトウェアやツールを使用した設計に関して専門的なアドバイスを受けることができます。サポートに問い合わせるか、以下の2つの専門コミュニティのいずれかでコミュニティ・ディスカッションにご参加ください。