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NXPは、世界中での取り組みを通じて、またステークホルダーによって特定された問題の改善に努めることで、人権尊重へのアプローチを強化する方法を追求し続けています。
このページに記載された情報は2021年に関するものです。
最新の情報については、 2022年企業サステナビリティ・レポート をご覧ください。
NXPの行動規範、基準、プログラム、および監査手順は、私たちの行動は常にすべての人に敬意と尊厳を持って接するという最良の行動倫理基準を反映していなければならないとする、弊社のコミットメントを中心に構築されています。
リスク・アセスメント、主要ステークホルダーとの連携、監査プログラムの結果などを通じて顕著な人権課題を把握することは、NXPおよびサプライ・チェーン内における重大な労働と人権の課題の特定に貢献します。
NXPと弊社のビジネス・パートナーは、いかなる形態の人権侵害にも関与しません。NXPでは、アセスメントを通じて、手数料、書類の保持、パンデミック時における脆弱な労働者の公正な扱いを、強制労働および債務拘束労働に関する顕著な課題として特定しました。
2021年におけるNXPの実績 | 2021年におけるサプライ・チェーンの実績 | ||||||||||
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強制労働および債務拘束労働
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労働時間および休日 | 1つの拠点において、約180名のチームメンバー、すなわち直接雇用従業員の6%について、2週間の時間外労働が上限の60時間を超えていました。これは、労働力不足、外国人移住労働者の雇用の課題、国境の閉鎖によるものでした。 | 監査を受けたサプライヤの83%が、労働時間と休日を監視していませんでした。1社のサプライヤがこの不適合をまだ解消していません。 | |||||||||
年少労働者 | 児童労働は一切ありませんでした。すべての年少労働者は関連法や規制に従っています。 | 児童労働に関する不適合は見つかりませんでした。すべての年少労働者は関連法や規制に従っています。 | |||||||||
明確な契約 | すべてのチームメンバーに対し、母国語での明確な契約書が発行されました。 | 監査を受けたサプライヤの50%に不明確な契約が存在していました。すべてのサプライヤがこの不適合を解消しています。 | |||||||||
適正賃金 | 賃金や手当に相違はありませんでした。 | 監査を受けたサプライヤの83%に賃金と福利厚生の相違がありました。すべてのサプライヤがこの不適合を解消しています。 |
NXPでは、人権への負の影響を防止および軽減するために、内部および外部ソースからのインプットを活用して人権侵害の防止に努めています。デュー・デリジェンス・プロセスの各要素に関して、多くのソースからの情報を収集する手順を踏んだうえで、戦略、プロセス、ツールを活用してインプットの対応および分析を行っています。
国連のビジネスと人権に関する指導原則の4つの各要素が、望ましい成果を生み出すために弊社の戦略、プロセス、およびツールにインプットされています。人権に関するデュー・デリジェンス・プロセス
国連の持続可能な開発目標 (SDGs) に合わせてNXPの製品開発、経営、企業姿勢を修正し、経済、社会および環境の持続可能性に関連する地球規模の課題に取り組んでいます。
EHSや製品の環境コンプライアンスなど、NXPのサステナビリティへの取り組みに関するお問い合わせはこちらにお寄せください。