i.MX 91アプリケーション・プロセッサ・ファミリは、スマートホーム・コントローラ、コネクテッド家電、ホーム・エンターテインメント、産業用/医療用プラットフォームなど、Linux®ベースの新しいエッジ・デバイスの迅速な開発を可能にします。スマートホーム向けのMatterや電気自動車のチャージャ向けのISO 15118-20規格のような新たに出現したプロトコルにより、IoTおよび産業市場では新しい製品分野への転換点を迎えています。
i.MX 91 SoCに基づいた次世代のLinuxベース・デバイスは、高性能で低価格かつセキュアなソリューションとなり、最新版のプロトコルや新たに導入される規格への適合を可能にします。i.MX 91 SoCに統合されたEdgeLock®セキュア・エンクレーブは、ライフサイクル管理、タンパ検出、セキュア・ブート、認証取得の簡素化を含むセキュリティ機能を提供します。
i.MX 91ファミリは、最大1.4GHzで動作するArm® Cortex®-A55を搭載し、プラットフォームの長期使用を可能にする最新のLPDDR4メモリのサポート、デュアル・ギガビット・イーサネットとデュアルUSBポートのほか、医療、産業、および民生用IoT市場向けの豊富なペリフェラル・セットを備えています。
i.MX 91ファミリは、EdgeVerse™インテリジェント・エッジ・ソリューションのポートフォリオの一部として、民生用および産業用の認定を受け、NXPの長期製品供給プログラムの対象にもなっています。