お客様の素早い設計とより早い製品化を実現する、技術情報と専門知識をご紹介します。
1
接続2
ソフトウェアの入手3
ビルドと実行4
作成
実際にFRDM-KW019032を使ってみましょう!
注:このページは過去の記述であることをご了承ください。
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このステップでは、コネクティビティ・ソリューションのビルドと実行に必要なソフトウェアとツールのダウンロードについて説明します。
KW01コネクティビティ・ソフトウェア・パッケージは、Kinetisソフトウェア開発キット (SDK) 1.3と、IEEE 802.15.4/SMAC対応ソリューションの開発に必要なすべてのワイヤレス・コネクティビティ・スタックを統合しています。
KW01コネクティビティ・ソフトウェアv1.0.0をダウンロードしてください。
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IAR Embedded Workbench for Arm (EWARM) Ver. 7.40.2以降は、NXPコネクティビティ・スタックを利用してソフトウェア・アプリケーションを導入するための開発ツールチェーンです。NXPでは、スムーズに開発を開始できるよう、EWARMワークスペース・プロジェクトのサンプルを用意しています。
IAR Embedded Workbench for Armをダウンロード
現時点でサポートされているツールチェーンはIAR Embedded Workbench for Armに限られますが、コネクティビティ・スタック向けのNXP KDSの開発を進めています。
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サンプル・アプリケーションの多くは、マイクロコントローラのUARTを介してデータを出力します。ボードの仮想COMポート用ドライバがインストールされているか必ず確認してください。ドライバのインストーラを実行する前に、ボードをPCに接続しておく必要があります。
シリアル・ポート・ドライバをインストールした状態で、お好きなターミナル・アプリケーションを実行し、マイクロコントローラのUARTからのシリアル出力を確認します。ターミナルをボーレート115,200、8データ・ビット、パリティなし、1ストップ・ビットに設定します。FRDM-KW019032の仮想COMポートのポート番号を決定するには、デバイス・マネージャを開き、「Ports(ポート)」グループを確認します。
ターミナル・アプリケーションの使用方法がわからない場合は、Tera TermチュートリアルまたはPuTTYチュートリアルのいずれかのチュートリアルをお試しください。
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各ワイヤレス・コネクティビティ・スタックには、すぐにコンパイルして実行できるデモ・アプリケーションやドライバのサンプルが付属しています。
デモを実行するコネクティビティ・スタックを選択する
examples\smacフォルダに移動して、アプリケーション・デモを確認します。
\KW01_Connectivity_Software_v1.0.0\ConnSw\examples\smac
ボードに付属するプログラム済みのコネクティビティ・テスト・デモを実行したい場合は、コネクティビティ・テスト・アプリケーションに進んでください。
examples\ieee_802_15_4フォルダに移動して、アプリケーション・デモを確認します。
\KW01_Connectivity_Software_v1.0.0\ConnSw\examples\ieee_802_15_4
ボードに付属するプログラム済みのTSCHアプリケーションを実行したい場合は、MKW01コネクティビティ・テスト・アプリケーションに進んでください。
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ご自身でデモをビルドし、デバッグすることも可能です。NXPのワイヤレス・コネクティビティ・スタックを使用してサンプル・アプリケーションのビルドやデバッグを行う方法については、下記のガイドをご覧ください。
ここでは以下の手順について説明します。
ここではSMACコネクティビティ・テスト・デモ・サンプルを使用していますが、いずれのワイヤレス・コネクティビティ・デモ・アプリケーションにも同様の手順が当てはまります。
Connectivity_Test.eww IARワークスペースを開きます\KW40Z_Connectivity_Software_\ConnSw\examples\smac\Connectivity_Test\usbkw40z\FreeRTOS\build\iar\Connectivity_Test.eww
注意:別のプロジェクトを選択する場合は、必ずそのプロジェクトに必要なKSDKライブラリをビルドしてください。
ターミナル・エミュレータ・プログラムを開いて、FRDM-KW019032 COMポートのセッションを開きます。次の設定値を用いてターミナルを設定します。
以下の出力が表示されます
表示されない場合は、ターミナルの設定と接続を確認してください
\KW01_Connectivity_Software_v1.0.0\ConnSw\doc\MKW01SMACDAUG.pdf ) をご覧ください ここでは以下の手順について説明します。
ここでは、「MyWirelessApp」アプリケーション・デモ・サンプルを使用していますが、いずれのワイヤレス・コネクティビティ・デモ・アプリケーションにも同様の手順が当てはまります。
MyWirelessAppCoordinator.eww IARワークスペースを開きます\KW01_Connectivity_Software_v1.0.0\ConnSw\examples\ieee_802_15_4\MyWirelessApp\Coordinator\frdmkw019032\FreeRTOS\build\iar\MyWirelessAppCoordinator.eww
注意:別のプロジェクトを選択する場合は、必ずそのプロジェクトに必要なKSDKライブラリをビルドしてください。
ターミナル・エミュレータ・プログラムを開いて、FRDM-KW019032 COMポートのセッションを開きます。次の設定値を用いてターミナルを設定します。
以下の出力が表示されます
表示されない場合は、ターミナルの設定と接続を確認してください
\KW01_Connectivity_Software_v1.0.0\ConnSw\doc\802154MPDAUG.pdf ) をご覧くださいSomething went wrong! Please try again.
NXPでは、Project Clonerと呼ばれるツールを提供しています。このツールでは、既存のデモをコピーして開発の基盤として利用することができると同時に、既存のデモ・アプリケーションのソース・コードをリファレンスとして維持することができます。
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サンプル・プロジェクトのクローンの作成:
\ConnSw\tools\project_cloner\project_cloner.exe Something went wrong! Please try again.
新しいプロジェクトは、前のステップで指定したパスに配置されます。IAR Embedded Workbench for Armでプロジェクトを開き、3で示した手順に従います。
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クローンしたアプリケーションを修正して独自の設計を開始します。
利用可能なアプリケーションとAPIの詳細については、「アプリケーション開発ガイド」をご覧ください。
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ワイヤレス・コネクティビティ・スタックのプラットフォームは、Kinetis SDKのローレベル・ドライバを利用しています。コネクティビティ・デモ・アプリケーションで使用されていないドライバを追加する場合は、「SDKデモ・アプリケーション」をご覧ください。
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Tera Termは、広く利用されているオープンソースのターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。
PuTTYは、広く利用されているターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。
コネクティビティ・テスト・アプリケーションは、SMACベースのデモ・アプリケーションで、基本的な送受信機能のテストのほか、ASP/SMAC APIをベースとするいくつかの高度なテストを実行できます。
ランタイム設定は、ショートカット・キーを使用して実行します。このショートカット・キーは、ほとんどのアプリケーションのメニューで利用できます。適用した設定に応じてメニューやテストの内容が変化します。
コネクティビティ・テスト・アプリケーションは、次の4つの主要機能を備えています。
FRDM-KW019032ボードには、MAC TSCHデモが搭載されており、ネットワーク・ノードは、タイムスロット・チャネル・ホッピング (TSCH) と呼ばれるメカニズムによる時分割方式で、チャネル間をホッピングすることができます。TSCHを利用すると、単一周波数チャネルでの連続送出時間が規制されている地域においては、さまざまな周波数チャネルを用いてデータ・フレームを交換できるようになります。
TSCHデモを開始すると、LEDが連続して点滅し、アプリケーションはMAC層が準備できた状態にあることが示されます。
このデモを実行するには、FRDM-KW01ボードが2枚必要です。
利用できるデモ・アプリケーションは次のとおりです。
SW1を押すと、RGB LEDが赤色に点灯し、デバイスがコーディネータとして設定されたことを示しますSW2、SW3、SW4のいずれかを押すと、RGB LEDが青色に点灯し、デバイスがエンド・デバイスとして設定されたことを示します 一つのデバイスをコーディネータとして設定し、もう一つのデバイスをエンド・デバイスとして設定すると、すぐにアプリケーションが開始します。どちらのボードでも、受信時にRGB LEDが点灯し、送信時にD8 LEDが点灯します。トラフィックをモニタリングするには、2つのデバイスがホッピングするチャネルに1つまたは複数のスニファを設定します(US ISMバンド)。
また、このアプリケーションでは、ボード間の距離を広げながらLEDが点灯し続けるか確認することで、ボードの通信レンジをテストすることもできます。
NXPのいずれかのコミュニティ・サイトで、他のエンジニアとつながり、FRDM-KW019032を使用した設計に関する専門的なアドバイスを受けることができます。