MCXNx4x-EVKのスタート・ガイド

最終更新日時: 2024-01-03 15:49:00サポート MCX-N9XX-EVK | MCUXpresso開発者エクスペリエンス

1. 接続

MCXNx4xボードを実際に使ってみましょう。ショート・ビデオで手順を視聴するか、以下に記載された詳細な手順を参考にして、作業を進めてください。

1.1 ボードの概要

ボードには診断デモ・プログラムがプリロードされており、これによりボードの中央にある赤色LEDが約1秒に1回点滅します。

MCXNx4x-EVK

1.2 ボードの接続

micro USBケーブルをコネクタJ5からホスト・コンピュータまたは電源に接続して、ボードの電源を入れ、デモ・プログラムを実行します。

MCXNx4x-EVK

2. ソフトウェアの入手

ソフトウェアとツールのインストールについて、ショート・ビデオで詳細に説明されています。または、以下の手順に従うこともできます。MCXNx4xは、このガイドに記載されているMCUXpresso SDKでサポートされています。

2.1 ツールチェーンをインストールする

NXPは、MCUXpresso IDEというツールチェーンを無償で提供しています。MCUXpresso v11.8.1以上をダウンロードしてください。

MCUXpresso IDE

MCUXpresso IDEを入手する

Visual Studio Code

MCUXpresso for VS Codeを入手する

以下のチュートリアルで、ホストPCにVSコードをインストールする方法を説明しています。

別のツールチェーンを使用する場合:

どれを選べばよいのかわからない場合は、「MCUXpressoスイートのソフトウェアとツール」をご覧ください。

MCUXpresso SDKは、IARKEILコマンドラインGCCなどの他のツールをサポートしています。

MCUXPRESSOLOGOS

2.2 MCUXpresso SDKですぐに設計を開始する

MCUXpresso SDKは無償で利用することができ、オープンソースのライセンスに基づいて、すべてのハードウェア抽象化およびペリフェラル・ドライバ・ソフトウェアのソース・コード全体が提供されます。MCUXpresso SDKは、MCUXpresso SDKのウェブサイトから直接インストールできます。下のボタンをクリックすると、このボードのSDKビルダが開きます。

    MCUXPRESSO-SDK-TN

    MCX-N9XX-EVK用のSDKを入手

    MCX-N5XX-EVK用のSDKを入手

2.3 MCUXpresso Config Tools

MCUXpresso Config Toolsは、ユーザーがMCUXpresso SDKプロジェクトを新規に作成するための構成ツールの統合スイートであり、カスタム・ボード・サポート用の初期化Cコードを生成するためのピンとクロックのツールも備えています。MCUXpresso IDEの一部として、また別のIDEを使用する場合は個別ツールとして完全に統合されます。以下の[MCUXpresso Config Toolsを入手する]をクリックして、Config Toolsインストーラを入手してください。

MCUXpresso Config Tools

MCUXpresso Config Toolsを入手する

2.4 プログラミング・ツールとプロビジョニング・ツール

NXPでは、量産試作および量産用にMCUXpressoセキュア・プロビジョニング (SEC) を提供しています。このツールは、生産段階におけるNXPのマイクロコントローラでのセキュア・プログラミングとデバイス・プロビジョニングをサポートします。MCUXpressoセキュア・プロビジョニング (SEC) ツールは、NXPのMCUデバイスでブート可能な実行ファイルを簡単に生成およびプロビジョニングできる、GUIベースのアプリケーションです。

セキュア・プロビジョニングSDK (SPSDK) はオープンソースの開発キットであり、そのソース・コードはGitHubおよびPyPIでリリースされています。このコマンドライン・ツールは、カスタムまたはパートナーのプログラミング・ツールを操作する場合に役立ちます。

SEC

SECのインストール

3. ビルドと実行

興味のあるデモ・アプリケーションやドライバのサンプルがいくつかあれば、それをビルドおよびデバッグする方法を知りたくなることでしょう。MCUXpresso SDKのスタート・ガイドでは、SDKでサポートされているすべてのツールチェーンのデモを設定、ビルド、およびデバッグする方法について、わかりやすく手順に沿って解説しています。以下のガイドを参照し、MCUXpresso IDEを使用してサンプル・アプリケーションを開いてビルドやデバッグを行う方法を習得してください。

3.1 MCUXpresso IDEを使用したアプリケーションのビルドとフラッシュ

次の手順では、Cortex-M33アプリケーション向けにMCUXpresso IDEを使用したhello_worldデモ・アプリケーションについて説明します。MCUXpresso IDEのインストール手順については、このスタート・ガイドの「ソフトウェアの入手」セクションを参照してください。

MCX N SDKのインポートは、「ソフトウェアの入手」のセクションで行います。

  1. 左下隅にある「Quickstart Panel(クイックスタート・パネル)」を確認します GS-MCXNx4x-EVK-IMG8
  2. その中の[Import SDK example(s)...(SDKサンプルのインポート)]をクリックします GS-MCXNx4x-EVK-IMG9
  3. MCX Nボードをクリックして、そのボードで実行できるサンプルを選択し、[Next(次へ)]をクリックします GS-MCXNx4x-EVK-IMG10
  4. 矢印ボタンを使用して[demo_apps]カテゴリを展開し、hello_worldの横にあるチェックボックスをクリックしてそのプロジェクトを選択します。出力用にデフォルトのセミホスティングではなくUARTを使用するには、[Project Options(プロジェクト・オプション)]にある[SDK Debug Console(SDKデバッグ・コンソール)]のチェック・ボックスで[UART]を選択します。その後、[Finish(完了)]をクリックします GS-MCXNx4x-EVK-IMG11
  5. プロジェクトを選択し、ビルドします GS-MCXNx4x-EVK-IMG12
  6. プロジェクトが問題なくビルドされます GS-MCXNx4x-EVK-IMG13
  7. J5「MCU LINK」ポートにmicro USBケーブルを挿入し、ボードとコンピュータを接続します GS-MCXNx4x-EVK-IMG14
  8. アプリケーションをボードにダウンロードします GS-MCXNx4x-EVK-IMG15
  9. J-Linkデバッグ・プローブを選択します GS-MCXNx4x-EVK-IMG16
  10. アプリケーションを実行します GS-MCXNx4x-EVK-IMG17

3.2 代替ツールチェーンを使用したアプリケーションのビルドとフラッシュ

MCUXpresso for Visual Studio Code (VS Code) は、コードの編集と開発向けに最適化された組込み開発者エクスペリエンスを提供します。VS Codeでアプリケーションをビルドし、フラッシュする方法を習得しましょう。

別のツールチェーンを使用する場合:

IARおよびKEILでのデモも提供しています。

4. 作成

4.1 MCUXpresso IDEからのサンプル・プロジェクトのクローン作成

次の手順では、汎用出力の操作方法について説明します。

  1. 左下隅にある[Quickstart Panel(クイックスタート・パネル)]内の[Import SDK example(s)...(SDKサンプルのインポート)]をクリックします GS-MCXNx4x-EVK-4-1-IMG
  2. サンプルをインポートして実行させるボードとしてEVK-MCXNx4xボードをクリックして選択し、[Next(次へ)]をクリックします GS-MCXNx4x-EVK-4-2-IMG
  3. 矢印ボタンを使用してdriver_examplesカテゴリを展開し、次にctimerサンプルを展開したら、ctimer_match_interrupt_exampleの横にあるチェックボックスをクリックして選択状態にします。出力用にデフォルトのセミホスティングではなくUARTを使用するには、[Project Options(プロジェクト・オプション)]にある[SDK Debug Console(SDKデバッグ・コンソール)]のチェック・ボックスで[UART]を選択します。その後、[Finish(完了)]をクリックします GS-MCXNx4x-EVK-4-3-IMG
  4. [Project Explorer(プロジェクト・エクスプローラ)]ビューで「evkmcxnx4x_ctimer_match_interrupt_example」プロジェクトをクリックし、前のセクションに記載されているようにデモをビルド、コンパイル、および実行します GS-MCXNx4x-EVK-4-4-IMG
  5. 緑色と赤色のLEDが交互に点灯するはずです
  6. デバッグ・セッションを終了します

4.2 サード・パーティ製IDE向けMCUXpresso Config Toolを使用してサンプル・プロジェクトのクローンを作成する

次の手順では、汎用出力の操作方法について説明します。

  1. MCUXpresso Config Toolsを開きます
  2. 表示されるウィザードで、[Create a new configuration based on an SDK example or hello world project(SDKサンプルまたはhello worldプロジェクトに基づいて構成を新規作成する)]ラジオ・ボタンを選択し、[Next(次へ)]をクリックします GS-MCXNx4x-EVK-4-2-1-IMG
  3. 次の画面で、MCUXpresso SDKの場所を選択します。SDKパッケージは事前に解凍しておく必要があります。次に、使用中のIDEを選択します。SDKのビルド時にはオンラインのSDKビルダで選択されたIDEのみが利用可能になることに注意してください。[clone select example(選択したサンプルのクローン)]をクリックします。次に、クローンを作成するプロジェクトを選択します。この例では、gpio led outputプロジェクトを使用します。フィルタのボックスに「ctimer」と入力してプロジェクトを絞り込み、「ctimer_match_interrupt_example」サンプル・プロジェクトを選択します。また、プロジェクトのクローンの作成先と名前を指定することもできます。[Finish(完了)]をクリックします GS-MCXNx4x-EVK-4-2-2-IMG
  4. クローンの作成後、選択したディレクトリに移動し、IDEでプロジェクトを開きます。前のセクションで行ったように、プロジェクトをインポート、コンパイル、および実行します
  5. 赤色と青色のLEDが交互に点灯するはずです
  6. デバッグ・セッションを終了します

4.3 MCUXpresso IDEのピン・ツールを使用する

  1. ファイル・エクスプローラ・ウィンドウの右上の[ConfigTools(設定ツール)]を選択し、次に[Open Pins(ピンを開く)]を選択することで、ピン・ツールを開きます GS-MCXNx4x-EVK-4-3-1-IMG
  2. これで、ピン・ツールにctimerプロジェクトのピン構成が表示されます GS-MCXNx4x-EVK-4-3-2-IMG

4.4 ピン・ツールを使用して、LEDがルーティングされたピンを変更する

  1. 以降の手順ではMCUXpresso IDEを使用しますが、サード・パーティ製IDE向けMCUXpresso Config Toolsの場合も同じ手順で実行できます。[Pins(ピン)]ビューの[Show dedicated pins(専用ピンを表示)]および[Show not routed pins(ルーティングされていないピンを表示)]のチェックボックスのチェックを外し、ルーティングされているピンのみを表示させます。ルーティングされたピンには、ピンの名称の横に緑色のボックスが表示されます。ルーティングされた各ピンに選択された機能は、緑色にハイライト表示されます GS-MCXNx4x-EVK-4-4-1-IMG
  2. 現在の設定では、PIO3_2とPIO3_3がCTimerの出力としてルーティングされています。3番目のCtimerのMatch出力を追加して緑色を有効にします GS-MCXNx4x-EVK-4-4-2-IMG
  3. [Show not routed pins(ルーティングされていないピンを表示)]を選択し、他のすべてのオプションを表示させます。3番目のCtimer Match出力を有効にするには、Ctimer列を参照して選択し、出力します。この例では、PIO3_6のCtimer4 Match 2を選択します。Ctimer列で有効にする項目を選択します GS-MCXNx4x-EVK-4-4-3-IMG
  4. 次に、緑色LEDをルーティングします。検索ボックスに「green」と入力すると、このLEDにルーティングされているピンが表示されます。最後に、GPIO列のボックスをクリックします。ボックスが緑色でハイライト表示され、ピンの横にチェックが表示されます GS-MCXNx4x-EVK-4-4-4-IMG
  5. 次に、[Routing Details(ルーティング詳細) ]ウィンドウでGPIOピンを出力として構成します GS-MCXNx4x-EVK-4-4-5-IMG
  6. 次に、ピン・ツールによって生成された、新たに更新されたpin_mux.cファイルとpin_mux.hファイルをエクスポートして、これらの変更をプロジェクトに実装します。メニューバーの[Update Project(プロジェクトの更新)]をクリックします GS-MCXNx4x-EVK-4-4-6-IMG
  7. ポップアップ画面に変更するファイルが表示されます。[diff]をクリックすると、現在のファイルとピン・ツールで生成された新しいファイルとの違いを確認できます。[OK]をクリックして、新しいファイルをプロジェクトに上書きします GS-MCXNx4x-EVK-4-4-7-IMG
  8. サンプルにいくつかのコードを追加してみましょう。simple_match_interrupt.cファイルを開き、3番目のctimer出力に以下のマクロを追加します GS-MCXNx4x-EVK-4-4-8-IMG
  9. 緑色LEDの関数も追加します GS-MCXNx4x-EVK-4-4-9-IMG
  10. 実装される追加のコードは3番目のctimerのコールバックになります。これはctimer_match1_callbackからコピーして、match1の部分をmatch2に変更します。新しいctimerであることを視覚的に確認できるように、図に示しているように以前のctimerのいずれか1つを削除します GS-MCXNx4x-EVK-4-4-10-IMG
  11. main関数には、緑色LEDとCtimerの両方の初期化を含める必要があります GS-MCXNx4x-EVK-4-4-11-IMG
  12. 前のセクションで行ったように、プロジェクトをビルドし、ダウンロードします GS-MCXNx4x-EVK-4-4-12-IMG
  13. アプリケーションを実行します。これにより緑色と青色のLEDが交互に点灯するはずです GS-MCXNx4x-EVK-4-4-13-IMG
  14. デバッグ・セッションを終了します

5. MCUXpresso開発者エクスペリエンス

以下の各セクションで、柔軟なプロトタイピングと開発のために提供されているエコシステムについてご覧ください。以下のビデオでは、FRDMプラットフォーム、フル機能のEVK、および拡張機能向けの互換シールドをご紹介しています。さらに、NXPのGitHubを通じて多数のアプリケーション・サンプルを提供するアプリケーション・コード・ハブ・ポータルについて詳しく説明します。

5.1 FRDMプラットフォーム、フル機能のEVK、シールド

NXPでは、迅速なプロトタイピングのためのプラットフォーム向けに、低コストのFRDMプラットフォームとフル機能のEVKの両方を提供しています。

FRDM開発ボードは、標準のフォーム・ファクタとヘッダー、MCU I/Oへの簡単なアクセス、オンボードMCU-Linkデバッガ、USB-Cケーブルを備えています。フル機能の評価キットには、I/Oおよびインターフェースへの拡張アクセス、Wi-Fi拡張機能のほか、追加のMCU-Link機能が含まれます。互換性のあるClickボードやArduinoシールドも多数あります。Open CMSIS Packでサポートされるものについては、ACHでサンプルが提供されている場合がありますが、そうでない場合でも、その多くがI2C、SPI、UARTなどのシリアル・インターフェースを利用して容易に使用でき、MCUXpresso SDKでドライバのサンプルが提供されています。

5.2 アプリケーション・コード・ハブ

アプリケーション・コード・ハブは、開発者がソフトウェアをすばやく見つけることができるインタラクティブなダッシュボードを提供することで、NXPのMCUXpressoの開発者エクスペリエンスをさらに向上させます。ACHに今すぐアクセスして、この新しいインタラクティブなアプリケーション・コード・ハブの詳細やその利点について確認しておきましょう。

アプリケーション・コード・ハブからアクセス可能なソフトウェアはNXPのGitHubリポジトリに置かれているため、その場所に直接アクセスして簡単にクローンを作成することができます。

5.3 デモのご紹介

次のデモでは、モータ制御シールドと低コストLCDを備え、FRDMプラットフォームを基盤とするシステムを使用して、ACHからプロジェクトをインポートする方法を示しています。評価ボードがこのシステムと異なる場合でも、以降の手順はサポート対象のすべてのプラットフォームで同じように実施できます。

システム設計ガイド

ターミナル・アプリケーション

ツールチェーン

MCUXpresso for VS Code

デバッガ・ファームウェア

ブート・オプション

ドキュメントとビデオ アプリケーション・ノートSW(該当する場合) 説明
MCXNのCANopenブートローダ CANOpenブートローダの実装に必要な手順と要件が記載されたアプリケーション・ノート。
MCXNのフラッシュ・メモリ・スワップ機能 このアプリケーション・ノートでは、MCXNシリーズのフラッシュ・リマップ機能の使用方法について説明しています。
MCX NシリーズのIRCトリム機能 MCX Nシリーズのさまざまなトリム・オプションについて説明しています。
フラッシュ・コマンド・コントローラの使用 MCX Nシリーズでフラッシュ・コマンド・コントローラを使用してフラッシュするためのプログラミング。

ツールとリファレンス

MCUXpressoセキュア・プロビジョニング・ツール NXPのデバイスでブート可能な実行ファイルを簡単に生成およびプロビジョニングできるようにする、GUIベースのアプリケーション。

外部メモリ

ドキュメントとビデオ アプリケーション・ノートSW(該当する場合) 説明
FlexIOを使用したQuad SPIのエミュレーション FlexIOペリフェラルを使用してQuad SPIインターフェースをエミュレートする方法が記載されたアプリケーション・ノート。

MCUXpresso SDKサンプル

FlexSPI Octal eDMA転送サンプル

このサンプルでは、FlexSPIがデータを送信し、FlexSPIに接続された外付けNORフラッシュを動作させます。Write Enable、Erase sector、DMAを使用したプログラム・ページなど、いくつかの単純なフラッシュ・コマンドが実行されます。

Path: \boards\frdmmcxn947\driver_examples\flexspi\octal\edma_transfer" 

FlexSPI Octalポーリング転送サンプル

このサンプルでは、FlexSPIがデータを送信し、FlexSPIに接続された外付けNORフラッシュを動作させます。Write Enable、Erase sector、ポーリング方式を用いたプログラム・ページなど、いくつかの単純なフラッシュ・コマンドが実行されます。

Path: \boards\frdmmcxn947\driver_examples\flexspi\octal\polling_transfer" 

パワー・マネジメント

ドキュメントとビデオ アプリケーション・ノートSW(該当する場合) 説明
MCX Nx4xパワー・マネジメント・ユーザー・ガイド このユーザー・ガイドでは、MCXNの電力性能および設定の要素について取り上げています。
MCXN947におけるOPAMPの使用 このアプリケーション・ノートでは、OPAMPモジュールの機能およびMCXN947のOPAMP機能の使用方法について説明しています。
MCXNx4x/Nx3xシリーズMCUにおけるDCDCの使用 このアプリケーション・ノートは、オンチップのDCDCモジュールに関する理解を深めることを目的としています。
MCX Nx4xの推定電源投入時間 このドキュメントでは、MCX N94XデバイスおよびMCX N54Xデバイスの推定製品電源投入時間 (PoH) について説明しています。

MCUXpresso SDKサンプル

パワー・モード・スイッチ・サンプル

パワー・モード・スイッチのデモ・アプリケーションでは、低消費電力レベル関連のドライバを使用してさまざまな電源モードに移行したり、そのモードを終了したりできます。

Path: \boards\frdmmcxn947\demo_apps\power_mode_switch

セキュリティと整合性

ドキュメントとビデオ アプリケーション・ノートSW(該当する場合) 説明
SB3ファイルを使用したMCX N94xのOTAアップデート MCXNのセキュア・アップデート機能を備えたセキュア・コンテナを使用して無線アップデートを行う方法が記載されたアプリケーション・ノート。
SPSDKツールでNPXモジュールを使用した暗号化と復号化を有効にする SPSDKコマンドライン・ツールを使用して、PRINCEモジュールで内部フラッシュでの暗号化/復号化を実行できるようにします。
SPSDKツールでIPEDモジュールを使用した暗号化と復号化を有効にする SPSDKコマンドライン・ツールを使用して、PRINCEモジュールで内部フラッシュでの暗号化/復号化を実行できるようにします。
SECツールでNPXモジュールを使用した暗号化と復号化を有効にする GUIベースのセキュア・プロビジョニング・ツールを使用して、PRINCEモジュールで外部フラッシュでの暗号化/復号化を実行できるようにします。
SECツールでIPEDモジュールを使用した暗号化と復号化を有効にする GUIベースのセキュア・プロビジョニング・ツールを使用して、PRINCEモジュールで内部フラッシュでの暗号化/復号化を実行できるようにします。
MCXNのセキュア・ブート GUIベースのセキュア・プロビジョニング・ツールを使用して、PRINCEモジュールで内部フラッシュでの暗号化/復号化を実行できるようにします。
SECツールを使用したMCXNのデバッグ認証 このアプリケーション・ノートでは、セキュア・ブートを有効にする方法およびデバイス管理を使用してセキュア・マニュファクチャリングを実現する方法について説明しています。
MCX NシリーズMCUにおけるセキュリティのためのプロビジョニング MCXNシリーズのデバッグ認証機能の使用方法が記載されたアプリケーション・ノート。
アプリケーションに適したレベルのセキュリティをNXPおよびIAR Systemsとともに構築する このトレーニングでは、NXPおよびIAR SystemsのエキスパートがC-Trustの概要を説明し、利用可能な機能を活用して「入手後すぐのセキュリティ」を実装する方法を示します

MCUXpresso SDKサンプル

ELSおよびPKCのサンプル

ELS PKCアプリケーションでは、利用可能なほとんどのアルゴリズムの使用方法と暗号化ライブラリの軽量テストを示すサンプルが提供されています。

 Path: \boards\frdmmcxn947\els_pkc_examples\els_hash
 Path: \boards\frdmmcxn947\els_pkc_examples\els_symmetric
 Path: \boards\frdmmcxn947\els_pkc_examples\els_pkc_asymmetric
 Path: \boards\frdmmcxn947\els_pkc_examples\els_pkc_common"

ツールとリファレンス

MCUXpressoセキュア・プロビジョニング・ツールのセキュア・プロビジョニングSDK (SPSDK) はオープンソースの開発キットであり、そのソース・コードはGitHubおよびPyPIでリリースされています。 

SPSDK GitHubセキュア・プロビジョニングSDK (SPSDK) はオープンソースの開発キットであり、そのソース・コードはGitHubおよびPyPIでリリースされています。

有線通信

ドキュメントとビデオ アプリケーション・ノートSW(該当する場合) 説明
MCX Nシリーズのキー・スキャン用SmartDMAの使用 キー・スキャンのような機械的な繰り返し作業では、SmartDMAによってキーボードの各列に対して高レベルと低レベルを設定した後、各列のレベルを迅速に読み取り、最終的にどのボタンが押されているかを判定します。
MCXN947のUSBリモート・ウェイクアップ このアプリケーション・ノートでは、フルスピードUSBインターフェースとハイスピードUSBインターフェースでリモート・ウェイクアップ機能を使用する方法について説明しています。

マルチコアおよびハードウェア・アクセラレーション

ドキュメントとビデオ アプリケーション・ノートSW(該当する場合) 説明
MCX Nシリーズのパフォーマンスの最適化 このアプリケーション・ノートでは、システムのパフォーマンスに影響を及ぼす可能性があるMCXNシリーズ・デバイスの機能について説明しています。
MCXN9XXのコア間通信 このアプリケーション・ノートでは、メールボックス・インターフェースを使用してデュアル・コア・デバイスがどのように通信を行うのかを説明しています。
MCXN947で高速化されたニューラル・プロセッシング・ユニット (NPU) による顔認識デモ  eIQ Neutron NPUを活用してMCX N947での顔認識を高速化します。

MCUXpresso SDKサンプル

さまざまな数学的アルゴリズムに対応する多種多様なPowerQuadサンプルが提供されています。

パス:

\boards\frdmmcxn947\driver_examples\powerquad 

オーディオ

ドキュメントとビデオ アプリケーション・ノートSW(該当する場合) 説明
MCXNx4xでのタッチ機能付きヘッドセット このアプリケーション・ノートでは、MCX-N5XX-EVKを使用してタッチ操作に対応するUSBオーディオを実装する方法について説明しています。
MCXN9XXのMICFILインターフェース このアプリケーション・ノートでは、さまざまなメカニズムを用いてMICFILインターフェースを構成および使用する方法について詳しく説明しています。

ディスプレイとグラフィックス

ドキュメントとビデオ アプリケーション・ノートSW(該当する場合) 説明
MCX Nのグラフィック向けSmartDMAの使用 このアプリケーション・ノートで使用されるデモは、最も単純な共通DMA機能です。SmartDMAはメモリ・データをFlexIOペリフェラル・データ・レジスタに転送し、FlexIOはデータをLCDに出力します。
SmartDMAを使用してカメラ・インターフェースを実装する方法 SmartDMAインターフェースを使用して、MCXN947を使用するカメラ・インターフェースを実装します。

MCUXpresso SDKサンプル

emWin GUIデモ

emWinライブラリのグラフィカル・ウィジェットのデモ。

パス:

\boards\frdmmcxn947\emwin_examples

LVGLサンプル

LVGLのウィジェットを表示させるデモ・アプリケーション。

パス:

\boards\frdmmcxn947\lvgl_examples

ツールとリファレンス

NXPマイクロコントローラ向けのグラフィカル・ユーザー・インターフェース

NXPマイクロコントローラのGUIオプションを紹介しています。

LVGLオープンソース・グラフィックス・ライブラリ

LVGLは、直感的なグラフィカル要素、美しい視覚効果、少ないメモリ使用量で組込み型GUIを作成できる機能を備えた、無料のオープンソース組込み型グラフィック・ライブラリです。

GUI Guider

オープンソースのLVGLグラフィックス・ライブラリを使用して高品質のディスプレイを迅速に開発できる、NXPのユーザー・フレンドリーなグラフィカル・ユーザー・インターフェース開発ツールです。

NXP emWinライブラリ

NXPはSEGGER Microcontrollerの協力を得て、NXPのすべてのArm Cortex-Mマイクロコントローラで使用できる高性能のemWin組込みグラフィックス・ライブラリを、バイナリ形式で商用利用向けに無償提供しています。

emWinとAppWizardを使用したGUIの開発

AppWizardのさまざまな機能を使用して、emWinベースのすぐに実行できる完結したプロジェクトを作成する方法を紹介しています。