S32K148-Q176評価ボードのスタート・ガイド

最終更新日時: 2019-03-19 17:10:00サポート S32K148-Q176 Evaluation Board for Automotive General Purpose

1. パッケージの内容

1.1 評価ボードについて

Get Started with the S32K148EVB - 1.1

Get Started with the S32K148EVB - 1.1

1.2 ヘッダ/ピン配列

Get Started with the S32K148EVB - 1.2A

Get Started with the S32K148EVB - 1.2A

Get Started with the S32K148EVB - 1.2B

Get Started with the S32K148EVB - 1.2B

Get Started with the S32K148EVB - 1.2C

Get Started with the S32K148EVB - 1.2C

1.3 CAN/LINコネクタについて

Get Started with the S32K148EVB - 1.3

Get Started with the S32K148EVB - 1.3

1.4 USB/OpenSDAについて

OpenSDAは、一部のNXP®評価ボードに組み込まれているシリアルおよびデバッグ・アダプタです。コンピュータ(または他のUSBホスト)と組込みターゲット・プロセッサ間をブリッジし、単純なUSBケーブルを介するだけで、デバッグ、フラッシュ・プログラミング、シリアル通信に使用できます。

OpenSDAハードウェアは、USBコントローラを内蔵したKinetis® K2xマイクロコントローラを搭載した回路で構成されています。ソフトウェア側には、マス・ストレージ・デバイス・ブートローダが実装されています。これにより、フラッシュ・プログラマ、実行制御デバッグ・インターフェース、シリアル-USBコンバータなどのOpenSDAアプリケーションを迅速かつ簡単にロードできます。

ジャンパ 設定 説明
J22 1-2 リセット・スイッチをRST MCUにルーティング

PTA29/FTM5_CH4/LPUART2_TX/LPSPI1_SIN_LSおよびPTA27/FTM5_CH2/LPSPI1_SOUT/LPUART0_TX _LS

Get Started with the S32K148EVB - 1.4

Get Started with the S32K148EVB - 1.4

1.5 JTAGデバッグ・コネクタについて

Get Started with the S32K148EVB - 1.5

Get Started with the S32K148EVB - 1.5

1.6 HMIのマッピングについて

コンポーネント S32K148
赤色LED PTE21
青色LED PTE23
緑色LED PTE22
ポテンショメータ PTC28
SW3 PTC12
SW4 PTC13
OpenSDA UART TX PTC7 (LPUART1_TX)
OpenSDA UART RX PTC6 (LPUART1_RX)
CAN TX PTE5 (CAN0_TX)
CAN RX PTE4 (CAN0_RX)
LIN1 TX PTA3 (LPUART0_TX)
LIN1 RX PTA2 (LPUART0_RX)
LIN2 TX PTA9 (LPUART2_TX)
LIN2 RX PTA8 (LPUART2_RX)
SBC_SCK PTA28 (LPSPI1_SCK)
SBC_MISO PTA29 (LPSPI1_SIN)
SBC_MOSI PTA27 (LPSPI1_SOUT)
SBC_CS PTA26 (LPSPI1_PCS0)

2. ソフトウェアの入手

2.1 クイック・スタート・パッケージのダウンロード

S32K148EVB QSPのダウンロード

2.2 JumpStartファームウェアのダウンロード

S32K148EVB JumpStartのダウンロード

2.3 統合開発環境 (IDE) の入手

S32 Design Studio for Arm v1.3を使用すると、S32K144EVBのパフォーマンスが向上します。

S32 DESIGN STUDIO IDEのダウンロード

2.4 ランタイム・デバッグ・ツールの入手

S32K144EVB評価ボードは、FreeMASTERツールを使用してランタイム・デバッグを行うとパフォーマンスが向上します。
また、FreeMASTER通信ドライバ(サンプル・プロジェクトにあらかじめ含まれているソース・コード)をダウンロードしてインストールすることもできます。

FREEMASTERツール

3. 接続

3.1 ジャンパの設定

ジャンパ 設定 説明
J7 1-2 MCUのVDDドメインを3.3 Vに接続
2-3(デフォルト) MCUのVDDドメインを5 Vに接続
J8 1-2(デフォルト) 5 Vドメインに12 V電源から給電
2-3 5 VドメインにUSB microコネクタから給電
J12 1-2(デフォルト) LIN1に対してLINリーダ・オプションを有効化
J18 1-2(デフォルト) VBAT (+12 V) を3V3スイッチング電源の入力にルーティング
2-3 USB電源 (+5 V) を3V3スイッチング電源の入力にルーティング
J19 1-2(デフォルト) VDDをVDD_MCUドメインにルーティング(MCU電流を測定する場合は取り外す)
J21 1-2(デフォルト) LIN2に対してLINリーダ・オプションを有効化
J22 1-2(デフォルト) リセット・スイッチをMCUリセット・ラインにルーティング
2-3 リセット・スイッチをopenSDAリセット・ラインにルーティング

3.2 電源の接続

S32K148-EVB評価ボードは、USBまたは外部12 V電源から給電されます。
USB電源はJ8 (2-3) とJ18 (2-3)で有効にできます。

  1. 付属のUSBケーブルをPCに接続します。
  2. USBケーブル (microUSB) のもう一方の端をS32K148EVBのJ24にあるmicro-Bポートに接続します。
  3. 必要に応じて、PCで自動的にUSBドライバを設定します。

デバッグは、J24経由でOpenSDAを使用して行われます。

USBを使用して給電されている場合は、LED D10が緑色に点灯し、LED DS2DS3がオレンジ色に点灯します。

Get Started with the S32K148EVB - 3.2A

4. ビルドとロード

4.1 デバッガとの通信

  1. FreeMASTERアプリケーションを起動します

    Launch FREEMASTER

    Launch FREEMASTER
  2. OpenSDA経由の通信ポートをボーレート115200に設定します。
    • これを手動で行うには、[Project(プロジェクト)]>[Options(オプション)]>[Comm(通信)]の順に選択します S32K144EVB_GS-4.1b-MANUALLY
    • これを自動で行うには、[Tools(ツール)]>[Connection Wizard(接続ウィザード)]の順に選択します S32K144EVB_GS-4.1c-AUTOMATICALLY

4.2 JumpStartプロジェクトのダウンロード

フラッシュにTSAアクティブ・コンテンツとして格納されているWebアドレスがFreeMASTERアプリケーションによって検出されると、NXP Semiconductorsから自動的にFreeMASTER JumpStartプロジェクトがダウンロードされます。

S32K144EVB_GS-4.2-JUMPSTART-DOWNLOAD

S32K144EVB_GS-4.2-JUMPSTART-DOWNLOAD

4.3 ロードされたJumpStartプロジェクト

Get Started with the S32K148EVB - 4.3A

Get Started with the S32K148EVB - 4.3A

FreeMASTER JumpStartプロジェクトの説明

Get Started with the S32K148EVB - 4.3B

Get Started with the S32K148EVB - 4.3B

4.4 プロジェクトのIDEへのインポートとデバッグ

  1. S32 Design Studio for Arm®を起動して、デフォルトのワークスペースを選択するか、新しいワークスペースを指定します。その後、[OK]をクリックします

    S32K144EVB_GS-4.4a-PROJECT-IDE

    S32K144EVB_GS-4.4a-PROJECT-IDE
  2. [File(ファイル)]>[New(新規)]>[Project(プロジェクト)]の順に選択して、新規プロジェクトを作成します。Get Started with the S32K148EVB - 4.4B
  3. プロジェクト名を作成します。実行可能ファイルまたはライブラリ・フォルダでプロジェクトの種類を選択します。[Next(次へ)]をクリックします。

    プロジェクトの種類は、実行可能ファイル内またはライブラリ・フォルダから選択できます。

    Get Started with the S32K148EVB - 4.4C

    Get Started with the S32K148EVB - 4.4C

  4. [Deugger(デバッガ)]のサポートと[Library(ライブラリ)]のサポートを選択します。その後、[Finish(完了)]をクリックします

    Get Started with the S32K148EVB - 4.4D

    Get Started with the S32K148EVB - 4.4D

4.5 デバッグ構成の設定

OpenSDAでプロジェクトをデバッグするには、まずOpenSDAを選択する必要があります。

  1. プロジェクトを選択し、[Debug Configuration(デバッグ構成)]をクリックします

    Get Started with the S32K148EVB - 4.5A

    Get Started with the S32K148EVB - 4.5A
  2. [GDB PEMicro Interface Debugging(GDB PEMicroインターフェースのデバッグ)]からデバッグ構成を選択します。次に、[Debugger(デバッガ)]タブをクリックします

    Get Started with the S32K148EVB - 4.5B

    Get Started with the S32K148EVB - 4.5B
  3. [Interface(インターフェース)]で、[OpenSDA]を選択します。ボードが接続されている場合は、[Port(ポート)]に表示されます。完了するには、[Apply(適用)]、[Debug(デバッグ)]の順にクリックします

    Get Started with the S32K148EVB - 4.5C

    Get Started with the S32K148EVB - 4.5C

4.6 P&Eでのデバッグ(オプション)

  1. [Debug Configurations(デバッグ構成)]をクリックします

    Debug

    Debug
  2. P&Eの起動設定を新規作成するには、右上に表示されるアイコンをクリックします。次に、[Debugger(デバッガ)]タブをクリックします

    Debug

    Debug
  3. [Select Device(デバイスの選択)]をクリックし、S32K148デバイスを選択します。次に、[Apply(適用)]をクリックしてアプリケーションをデバッグします

    Get Started with the S32K148EVB - 4.6D

    Get Started with the S32K148EVB - 4.6D

RTDサンプル

RTDサンプル

これらの便利なサンプルを使用してRTDの開発を始めましょう。開発を進めるのに役立つ資料として、最も一般的なユース・ケースのいくつかをまとめました。

ADCサンプル

ADCドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Adc_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Adc_example_S32K148

ADC PDB IPサンプル

ADC PDB IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Adc_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Adc_Pdb_Ip_example_S32K148

CANサンプル

CANドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Can_43_FLEXCAN_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Can_example_S32K148

FLEXCAN IPサンプル

FLEXCAN IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Can_43_FLEXCAN_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\FlexCAN_Ip_example_S32K148

CRCサンプル

CRCドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Crc_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Crc_Example_S32K148

CRC IPサンプル

CRC IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Crc_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Crc_Ip_Example_S32K148

DIOサンプル

DIOドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Dio_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Dio_Example_S32K148

GPIO DIO IPサンプル

GPIO DIO IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Dio_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Gpio_Dio_Ip_Example_S32K148

EEPサンプル

EEPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Eep_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Eep_Example_S32K148

FTFC EEP IPサンプル

FTFC EEP IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Eep_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ftfc_Eep_Ip_Example_S32K148

ENET IPサンプル

ENET IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Eth_43_ENET_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Enet_Ip_InternalLoopback_S32K148

ETHサンプル

ETHドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Eth_43_ENET_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Eth_InternalLoopback_S32K148

FEEサンプル

FEEドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Fee_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Fee_Example_S32K148

FLSサンプル

FLSドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Fls_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Fls_Example_S32K148

FTFC IPサンプル

FTFC IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Fls_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ftfc_Ip_Example_S32K148

QSPI IPサンプル

QSPI IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Fls_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Qspi_Ip_Example_S32K148

FTM GPTサンプル

FTM GPTドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Gpt_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ftm_Gpt_Example_S32K148

GPTサンプル

GPTドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Gpt_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Gpt_example_S32K148

LPIT GPTサンプル

LPIT GPTドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Gpt_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Lpit_Gpt_Example_S32K148

I²Cサンプル

I²Cドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\I2c_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\I2c_Example_S32K148

I²C IPサンプル

I²C IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\I2c_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\I2c_Ip_Example_S32K148

FLEXIO SAI IPサンプル

FLEXIO SAI IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\I2s_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Flexio_to_Sai_Ip_example_S32K148

I²S FLEXIO to SAIサンプル

I²S FLEXIO to SAIドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\I2s_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\I2s_Flexio_to_Sai_example_S32K148

I²S SAI to FLEXIOサンプル

I²S SAI to FLEXIOドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\I2s_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\I2s_Sai_to_Flexio_example_S32K148

SAI to FLEXIO IPサンプル

SAI to FLEXIO IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\I2s_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Sai_to_Flexio_Ip_example_S32K148

FTM LCU IPサンプル

FTM LCU IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Icu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ftm_Icu_Ip_BlinkLed_S32K148

LCUサンプル

LCUドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Icu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Icu_BlinkLed_S32K148

PORT CI LCU IPサンプル

PORT CI LCU IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Icu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Port_Ci_Icu_Ip_BlinkLed_S32K148

LIN Leaderサンプル

LIN Leaderドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Lin_43_LPUART_FLEXIO_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Lin_Flexio_MasterFrameTransfer_S32K148

LIN IPサンプル

LIN IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Lin_43_LPUART_FLEXIO_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Lin_Ip_FrameTransfer_S32K148

LIN LPUARTサンプル

LIN LPUARTドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Lin_43_LPUART_FLEXIO_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Lin_Lpuart_MasterFrameTransfer_S32K148

DMA IPサンプル

DMA IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Mcl_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Dma_Ip_DmaTransfer_S32K148

MCL DMAサンプル

MCL DMAドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Mcl_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Mcl_DmaTransfer_S32K148

CLOCK IPサンプル

CLOCK IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Mcu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Clock_Ip_Example_S32K148

MCUサンプル

MCUドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Mcu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Mcu_Example_S32K148

POWER IPサンプル

POWER IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Mcu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Power_Ip_Example_S32K148

FTM OCU IPサンプル

FTM OCU IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Ocu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ftm_Ocu_Ip_Example_S32K148

OCUサンプル

OCUドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Ocu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ocu_Example_S32K148

MPU IPサンプル

MPU IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Platform_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Mpu_Ip_Example_S32K148

PLATFORM MPU HDLサンプル

PLATFORM MPU HDLドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Platform_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Platform_Mpu_Hld_Example_S32K148

PORT CI PORT IPサンプル

PORT CI PORT IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Port_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Port_Ci_Port_Ip_Example_S32K148

PORTサンプル

PORTドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Port_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Port_Example_S32K148

FTM PWM IPサンプル

FTM PWM IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Pwm_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ftm_Pwm_Ip_Example_S32K148

PWMサンプル

PWMドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Pwm_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Pwm_example_S32K148

FTM QDEC IPサンプル

FTM QDEC IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Qdec_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ftm_Qdec_Ip_Example_S32K148

QDECサンプル

QDECドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Qdec_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Qdec_Example_S32K148

RM DMAMUXサンプル

RM DMAMUXドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Rm_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Rm_DMAMUX_Example_S32K148

LPSPI IPサンプル

LPSPI IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Spi_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Lpspi_Flexio_Ip_Transfer_S32K148

FLSPI HALF DUPLEXサンプル

FLSPI HALF DUPLEXドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Spi_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Lpspi_Ip_HalfDuplexTransfer_S32K148

SPI HALF DUPLEXサンプル

SPI HALF DUPLEXドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Spi_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Spi_HalfDuplexTransfer_S32K148

SPIサンプル

SPIドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Spi_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Spi_Transfer_S32K148

LPUARTサンプル

LPUARTドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Uart_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\LpuartFlexio_Uart_Ip_Example_S32K148

UARTサンプル

UARTドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Uart_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Uart_Example_S32K148

WDOGサンプル

WDOGドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Wdg_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Wdg_Example_S32K148

WDOG IPサンプル

WDOG IPドライバの使用方法を示します。

パス:

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Wdg_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Wdog_Ewm_Ip_Example_S32K148

FreeMASTER JumpStartのオシロスコープ機能

FreeMASTER JumpStartのオシロスコープ機能

  1. メイン・プロジェクト・パネルを表示するには、[Project(プロジェクト)]>[View(表示)]>[Project Tree(プロジェクト・ツリー)]の順に選択します S32K144EVB_GS-PT1a-JUMPSTART
  2. リアルタイム・オシロスコープのグラフ・サンプル(「Potentiometer(ポテンショメータ)」や「Touch Sense Electrons(タッチ・センサ電極)」など)を表示します。
    • ポテンショメータのアナログ値:

      S32K144EVB_GS-PT1b-JUMPSTART

      S32K144EVB_GS-PT1b-JUMPSTART
    • タッチ・センサ電極からの応答:

      Touch Sense Electrodes Responses

      Touch Sense Electrodes Responses

SDKからのサンプルの作成

SDKからのサンプルの作成

S32 Design Studio IDEには、S32K1xxデバイスでのアプリケーション開発を迅速化するためのソフトウェア開発キット (SDK) が含まれています。

  1. 開始するには、[File(ファイル)]>[New(新規)]>[New S32DS Project from Example(サンプルに基づいた新規S32DSプロジェクト)]の順に選択します

    Get Started with the S32K148EVB - PT1A

    Get Started with the S32K148EVB - PT1A
  2. [32K14x EAR SDK v0.8.6 Example Projects(S32K14x EAR SDK v0.8.6サンプル・プロジェクト)]セクションに移動し、使用するサンプルを選択します(ここでは「hello_world」のサンプルが選択されています)。その後、[Finish(完了)]をクリックします

    Get Started with the S32K148EVB - PT1B

    Get Started with the S32K148EVB - PT1B
  3. ワークスペースに新規プロジェクトが作成されます。コードの生成アイコンをクリックし、次にデバッグ・アイコンをクリックします

    Get Started with the S32K148EVB - PT1C

    Get Started with the S32K148EVB - PT1C

SDKの全ドキュメントは、次の場所にあります。

C:\NXP\S32DS_ARM_v2018.R1\S32DS\S32SDK_S32K14x_EAR_0.8.6\doc\Start_here.html

SDKの使用については、「イネーブリング・テクノロジ:ハンズオン・ワークショップ:S32 SDK for S32K」をご確認ください。

デバッグの基礎

デバッグの基礎

デバッグ構成は1回のみ必要です。その後のデバッガの起動では、これらの手順は必要ありません。

デバッガを起動するには、次の3つのオプションがあります。

  • デバッグ構成がまだ開いている場合は、右下の[Debug(デバッグ)]をクリックします。
  • [Run(実行)]>[Debug(デバッグ)]の順に選択します
  • (F11) を押します Get Started with the S32K148EVB - PT2A

推奨:バグ・アイコンの下向き矢印をクリックし、_debug.elfターゲットを選択します

Get Started with the S32K148EVB - PT2B

ステップ、実行、中断、再開

  • ステップ・イン (F5)

    S32K144EVB_GS-PT2a-DEBUG-BASICS
  • ステップ・オーバー (F6)

    S32K144EVB_GS-PT2b-DEBUG-BASICS
  • ステップ・リターン (F7)

    S32K144EVB_GS-PT2c-DEBUG-BASICS
  • 実行

    S32K144EVB_GS-PT2d-DEBUG-BASICS
  • 中断

    S32K144EVB_GS-PT2e-DEBUG-BASICS
  • 再開 (F8)

    S32K144EVB_GS-PT2f-DEBUG-BASICS

変数の表示

[Variables(変数)]タブをクリックします。

異なる値を入力するには、[Values(値)]フィールドをクリックします。

S32K144EVB_GS-PT2g-DEBUG-BASIC

レジスタの表示と変更

CPUのレジスタを表示するには、[Registers(レジスタ)]タブをクリックします。異なる値を入力するには、[Values(値)]フィールドをクリックします。

S32K144EVB_GS-PT2h-DEBUG-BASICS

「値をクリックすると、別の値を入力できます。」

ペリフェラルのレジスタを表示するには、[EmbSys Registers(EmbSysレジスタ)]タブをクリックします。

Debug Basics

Debug Basics

メモリの表示と変更

[Add Memory Monitor(メモリ・モニタの追加)]のプラス・アイコン (+) をクリックし、開始するベース・アドレスとして40000000を選択します

S32K144EVB_GS-PT2j-DEBUG-BASICS S32K144EVB_GS-PT2k-DEBUG-BASICS

[Memory(メモリ)]タブをクリックします。

S32K144EVB_GS-PT2l-DEBUG-BASICS

ブレークポイント

ポイントしてクリックすることで、ブレークポイントを追加します。

Get Started with the S32K148EVB - PT2C

Get Started with the S32K148EVB - PT2C

デバッグ・セッションのリセットと終了

プログラム・カウンタをリセットするには、[Terminate (終了)] (Ctrl+F2) の赤いアイコンをクリックします。

S32K144EVB_GS-PT2n-DEBUG-BASICS

OpenSDAの概要

OpenSDAの概要

OpenSDAは、オープン・スタンダードのシリアル/デバッグ・アダプタです。USBホストと組込みターゲット・プロセッサ間のシリアル通信とデバッグ通信をブリッジします。OpenSDAソフトウェアには、フラッシュに常駐するUSBマス・ストレージ・デバイス (MSD) ブートローダと一連のOpenSDAアプリケーションが含まれています。

S32K148 EVBには、MSDフラッシュ・プログラマとOpenSDAデバッグ・アプリケーションがプリインストールされています。

次の手順に従ってOpenSDAブートローダを実行し、インストールされているOpenSDAアプリケーションをアップデートまたは変更します。

OpenSDAブートローダ・モードへの切り替え OpenSDAアプリケーションのロード
  1. USBケーブルを取り外します(接続されている場合)
  2. J22を2-3の位置に取り付けます
  3. [Reset(リセット)](SW5) を押し続けます
  4. USBホストとOpenSDAのUSBコネクタ(「SDA」のラベル付き)の間にUSBケーブル(非付属品)を接続します
  5. [Reset(リセット)]を離します

「BOOTLOADER」というボリューム・ラベルのリムーバブル・ドライブがホストのファイル・システムに表示されているはずです。

これでOpenSDAブートローダ・モードになっています。

  1. OpenSDAブートローダ・モードで、BOOTLOADERドライブのSDA_INFO.HTMLファイルをダブルクリックします。Webブラウザが開き、インストールされているアプリケーションの名前とバージョンが記載されたOpenSDAホームページが表示されます。この情報は、SDA_INFO.HTMLのテキスト・データを直接読むことでも確認できます
  2. OpenSDAアプリケーションを見つけます。
  3. MSDフラッシュ・プログラマ・アプリケーションをBOOTLOADERドライブにコピーして貼り付けるか、ドラッグ&ドロップします
  4. USBケーブルを取り外し、再度接続します。これで新しいOpenSDAアプリケーションが実行され、S32K148 EVBドライブがホスト・ファイル・システムに表示されています

これで、MSDフラッシュ・プログラマの最新バージョンが実行されています。他のOpenSDAアプリケーションをロードする際も、これと同じ手順を行います。

MSDフラッシュ・プログラマとデバッグは、仮想シリアル・ポートとデバッグ・インターフェースを提供し、S32K MCUにアプリケーションを簡便にプログラムできるようにする複合USBアプリケーションです。FAT16ファイル・システムをエミュレートし、「S32K148EVB」というボリューム・ラベルのリムーバブル・ドライブとしてホストのファイル・システムに表示されます。

ドライブにコピーされたRawバイナリおよびモトローラSレコード・ファイルは、S32K148のフラッシュに直接プログラムされ、自動的に実行されます。仮想シリアル・ポートは、標準シリアル・ターミナル・アプリケーションで開くことができる標準シリアル・ポート・デバイスとして列挙されます。

MSDフラッシュ・プログラマの使用 仮想シリアル・ポートの使用
  1. S32DSプロジェクトの「Debug(デバッグ)」フォルダで、プロジェクトのsrecファイルを見つけます
  2. .srecファイルの1つをS32K148EVBドライブにコピーして貼り付けるか、ドラッグ&ドロップします

これで、新しいアプリケーションがS32K148EVBで実行されているはずです。バージョン1.03以降のMSDフラッシュ・プログラマでは、再プログラミングの前にUSBケーブルを抜き差しすることなく、繰り返しプログラミングすることが可能です。

S32K148の.srecファイルの1つをUSB経由のS32K148EVBボードのドライブまでドラッグし、プリロードされているコード・サンプルを別のサンプルに再プログラムします。

  1. S32K148EVBの仮想シリアル・ポートに割り当てるシンボリック名を決定します。Windowsでデバイス・マネージャを開き、OpenSDA - CDC Serial Portという名前のCOMポートを探します
  2. 任意のシリアル・ターミナル・エミュレーション・プログラムを開きます。
    Windowsの場合は、Tera TermPuTTY、またはHyperTerminalを使用できます
  3. 任意のタイミングで[Reset(リセット) ](SW5) を押して離し、サンプル・アプリケーションを再起動します。組込みアプリケーションをリセットしても、ターミナル・プログラムへの仮想シリアル・ポートの接続には影響しません
  4. デバッグとシリアル・ポートでの通信は同時に行うことが可能です。必要はありません

イーサネットの使用

S32K148評価ボードは、そのファミリのうち、イーサネットとQuadSPIを使用できる唯一の製品です。ただし、これらのインターフェースは相互に排他的であるため、同時に使用することはできません。イーサネットまたはQuadSPIのいずれかを使用するには、固有の抵抗設定に従う必要があります。ボードのデフォルト設定は、イーサネットでの通信に使用されます。

S32K148EVBでのイーサネットの使用

S32K1xxファミリの他のデバイスとは異なり、S32K148にはイーサネット通信プロトコルの使用を可能にするENETモジュールが備わっています。そのため、このデバイスを小型ゲートウェイ(LIN-CAN-イーサネット)やオーディオ・アンプなどのアプリケーションに使用することが可能です。

S32K1xxデバイスのソフトウェア開発キット (SDK) では、ユーザーによるアプリケーション開発を迅速化するミドルウェア・イーサネット・スタック (LwIP) が提供されています。

デフォルト設定

Get Started with the S32K148EVB - PT3A

Get Started with the S32K148EVB - PT3A

ボードにはイーサネットPHYがありません。したがって、ENETを使用するには、S32K148EVB-Q176とADTJA1101-RMIIイーサネット・アダプタの両方を搭載するS32K148EVB-KITを入手する必要があります。

S32K148EVB-Q176 with ADTJA1101-RMII Ethernet Adapter

S32K148EVB with ADTJA1101-RMII

ENETの実行

TCP/IP ENETのサンプルは、バージョンEAR 0.8.6以降のS32K1xx SDKでのみ使用できます。

サンプルを正しく動作させるには、次のものが必要になります。

  • S32K148EVBとADTJA1101-RMIIの両方を搭載したS32K148EVB-KIT
  • メディア・コンバータ:車載イーサネットを10/100 Base-TXに変換
  • バージョン「S32K_SDK_EAR_0.8.6」以降のSDK
  • SocketTestなど、TCPクライアントをセットアップできる任意のプログラム

このサンプルを試す前に、コンピュータのIPを静的IPアドレスに変更してください。変更するには、コンピュータのネットワーク・アダプタの設定に移動し、ローカル・エリア・ネットワークを右クリックして[プロパティ]を選択します。

Get Started with the S32K148EVB - PT3B

Get Started with the S32K148EVB - PT3B

[インターネット プロトコル バージョン 4 (TCP/IPv4)]オプションを選択し、[プロパティ]をクリックします。

Get Started with the S32K148EVB - PT3C

このSDKサンプルでは、IPの値として192.168.0.200をS32K148に割り当てています。

コンピュータには同じネットワーク内のIPを割り当てる必要があります。値を入力し、[OK]をクリックします。

Get Started with the S32K148EVB - PT3D

Get Started with the S32K148EVB - PT3D

PCのセットアップが完了したら、SDKのサンプルをS32DSにインポートします。

[File(ファイル)]>[Create new project from example(サンプルから新規プロジェクトを作成)]オプションの順に選択します。

Get Started with the S32K148EVB - PT3E

Get Started with the S32K148EVB - PT3E

サンプルをコンパイルし、ADTJA1101-RMIIが接続されたS32K148 EVBにダウンロードします。

ボードとコンピュータの間にメディア・コンバータも接続する必要があります。

Get Started with the S32K148EVB - PT3F

Get Started with the S32K148EVB - PT3F

すべて接続したら、サンプルを実行します。その際に問題があってはなりません。サンプルが正しく実行されていることを確認するには、次の2つの方法があります。

  • WindowsコンソールのWindowsコマンドを使用して、ボードにpingコマンドを実行します

    ping 192.168.0.200コマンドを使用すると、ボードは次のように応答します。

Get Started with the S32K148EVB - PT3G

Get Started with the S32K148EVB - PT3G
  • SocketTestプログラムを使用して、TCPレベルでボードをエコーさせます

    SocketTest(または使用中のTCPクライアント・プログラム)を開き、IPアドレスを192.168.0.200、ポートを7に指定します。

Get Started with the S32K148EVB - PT3H

接続は問題なく確立されるはずです。

コンピュータとS32K148が接続されたら、任意のメッセージを送信できます。S32K148は送信されたあらゆるメッセージにエコー・バックします。

Get Started with the S32K148EVB - PT3I

Get Started with the S32K148EVB - PT3I

SPIの使用

S32K148評価ボードは、そのファミリのうち、イーサネットとQuadSPIを使用できる唯一の製品です。

ただし、これらのインターフェースは相互に排他的であるため、同時に使用することはできません。イーサネットまたはQuadSPIのいずれかを使用するには、固有の抵抗設定に従う必要があります。

ボードのデフォルト設定は、イーサネット用です。

S32K148EVBでのSPIの使用

S32K1xxファミリの他のデバイスとは異なり、S32K148には、QuadSPIプロトコルを許可する外部デバイス(主としてメモリ)との通信を可能にするQuadSPIモジュールが備わっています。

S32K148 EVBでは、ボードにMX25L6433F外部メモリが搭載されています。

S32K1xxデバイス用ソフトウェア開発キット (SDK) では、ボードに実装された外部メモリとの通信用のサンプルが提供されています。これを実行するだけでモジュールのテストを開始できます。

Get Started with the S32K148EVB - PT4A

Get Started with the S32K148EVB - PT4A

サポート

フォーラム

NXPのいずれかのコミュニティ・サイトで、他のエンジニアとつながり、S32K148EVBを使用した設計に関する専門的なアドバイスを受けることができます。