KITVR249SKTEVM評価ボードのスタート・ガイド

最終更新日時: Aug 11, 2026 new サポート KITVR249SKTEVM

このドキュメントの内容

  • 1

    パッケージの内容
  • 2

    ハードウェアの入手
  • 3

    接続

1. パッケージの内容

KITVR249SKTEVMキットでは、複数のスイッチング電源 (SMPS) および低ドロップアウト・レギュレータ (LDO) とともにVR249フェイルセーフ・パワー・マネジメント集積回路 (PMIC) を使用したプログラミング・ボードを評価、設計、実装、検証できます。プログラミング・ボードにはLQFP48パッケージ用のソケットが備えられ、さまざまなサンプルの機能テストとプログラミングが可能です。

このページでは、ハードウェアの接続、ソフトウェア/ツールのインストール、環境の構成など、キットを使用してKITVR249SKTEVMプログラミング・ボードを評価する方法について説明します。

1.1 キットの内容と同梱物一覧

キットには以下のものが含まれています。

  • KITVR249SKTEVM
  • 組立ておよびテスト済み評価ボードとプログラム済みFRDM-KL25Zマイクロコントローラ・ボード(静電気防止バッグ入り)
  • 3.0フィートのUSB-STD-A to USB-C-miniケーブル
  • 2ポジションのターミナル・ブロック・プラグ・コネクタ(ストレート、3.81 mm)x 2
  • 3ポジションのターミナル・ブロック・プラグ・コネクタ(ストレート、3.81 mm)x 3
  • ボードに搭載されたジャンパ

1.2 追加ハードウェア

このボードの作業をする際は、キットの内容物のほかに以下のハードウェアが必要になるか、または使用すると役立ちます。

  • 電圧範囲8.0 V~40 V、電流制限1.0 A(初期値)の電源

1.3 最小システム要件

ボードの評価にはWindows PCワークステーションが必要です。最適な結果を得るには、PCに以下のものが装備されていることを確認してください。

  • USB接続
  • Windows 7、Windows 10、またはWindows 11オペレーティング・システム

1.4 ソフトウェア

評価ボードを操作する前に、ソフトウェア、特にNXPグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) をインストールする必要があります。このソフトウェアは、KITVR249SKTEVMページにあります。

2. ハードウェアの入手

2.1 ボードの特長

KITVR249SKTEVM評価ボードには、以下のものが含まれます。

  • バッテリー電圧 (VBAT) 電源コネクタ(ジャックおよびPhoenix)
  • LQFP48(Low-profile Quad Flat Package、48ピン)用のバーンイン・オープントップ・ソケット
  • プリレギュレータ電圧 (VPRE) 出力:3.7 V~6.35 V
  • 独立モードまたはフロントエンド・トポロジでの昇圧電圧 (VBOOST) によりバッテリー・クランキング・プロファイルをサポート
  • コア電圧 (VCORE) 出力:0.8 V~3.35 V、最大1.65 A
  • 低ドロップアウト・レギュレータ1 (LDO1) および低ドロップアウト・レギュレータ2 (LDO2):3.3 Vまたは5.0 V、最大400 mA
  • トラッキング電圧レギュレータ1 (VTRK1) およびトラッキング電圧レギュレータ2 (VTRK2):3.3 Vまたは5.0 V、最大150 mA
  • 外部ADコンバータ (ADC) リファレンス用の電圧リファレンス (VREF) 高精度レギュレータ
  • フェイルセーフ出力0 (FS0B) およびフェイルセーフ出力1 (FS1B):外部セーフティ・ピン
  • ソフトウェアGUIへの接続を容易にするUSB to SPIプロトコル
  • 信号またはレギュレータの状態を示すLED
  • ワンタイム・プログラマブル (OTP) ヒューズの手動または自動プログラミング
  • アナログ・マルチプレクサ (AMUX) または外部ADCによる高度なシステム監視
  • 外部電圧モニタ (VMON) をテストするためのアナログ可変抵抗

2.2 ボードの説明

KITVR249SKTEVMキットは柔軟に活用でき、デバイスのすべての機能を実行し、アプリケーションの主要部分の測定を行うことができます。ボードに接続されたFRDM-KL25ZとVR249 NXP GUIソフトウェアを組み合わせることで、VR249 PMICの完全な設定と制御を実現します。ボード上のLQFP48ソケットにより、さまざまなサンプルのテストやプログラミングが可能です。

OTPプログラミング、エミュレーション、または評価を行うには、VR249 PMICのサンプルをソケットに挿入する必要があります。完全なデバイス評価に向けてはボードの性能が制限されているため、目的に応じて別の評価ボードや構成が必要かどうかを確認してください。

2.3 ボードのコンポーネント

このセクションでは、ボードのコンポーネントについて説明します。図1は、ボード上の重要なコンポーネントを示しています。

Figure 1. Evaluation Board Featured Component Locations

Figure 1. Evaluation Board Featured Component Locations

以下に示すリストの各項目は、上の図の番号に対応しています。

  1. VBAT Phoenixコネクタ
  2. VBAT 3ポジション・スイッチ
  3. VBATジャック・コネクタ
  4. VDDIO選択
  5. レギュレータ出力
  6. WAKE1およびWAKE2入力スイッチ
  7. LQFP48ソケット
  8. KL25Z Freedomヘッダ(裏面)
  9. DEBUGピン電圧ソース選択(スイッチまたはMCU)
  10. DEBUGピン電圧レベル・スイッチ
  11. VDDIO USB電圧レベル選択
  12. VMONEXT可変抵抗器
  13. 信号コネクタ
  14. プログラミング・コネクタ
  15. レギュレータ出力LEDインジケータ
  16. プログラム書き込み電圧LEDインジケータ
  17. セーフティ出力LEDインジケータ
  18. デバッグ・モードLEDインジケータ

3. 接続

3.1 接続

KITVR249SKTEVMボードの電源は、PhoenixコネクタJ20またはジャック・コネクタJ21を介して供給できます。3ポジション・スイッチSW1を使用して、アクティブな電源コネクタを選択します。公称VBAT電圧は24 Vで、最大40 Vをサポートします。下の図2は、関連する回路図を示しています。公称VBAT電圧は24 Vで、最大40 Vをサポートします。

回路図ラベル 信号名 説明
J20-1 VBAT バッテリー電圧供給入力
J20-2 GND グランド
回路図ラベル 信号名 説明
SW1ピン2-3 VBAT Phoenixコネクタからボードに電源供給
SW1ピン2(中央ポジション) VBAT ボードに電源供給なし
SW1ピン2-1 VBATジャック ジャック・コネクタからボードに電源供給
Figure 2. VBAT Connectors Schematic

キットは、図3に示すデフォルトのジャンパ設定で提供されます。この設定は、フロントエンドの昇圧トポロジに適しています。

Figure 3. Default Jumper Configuration on KITVR249SKTEVM

Figure 3. Default Jumper Configuration on KITVR249SKTEVM

回路図ラベル 信号名 デフォルト設定
J51 VBST_BE_IN オフ
J49 VBST_G 3-2
J50 VSUP_PWR オン
J53 VBST_ISH 3-2
J48 VSUP 3-2
J55 VBST_ISL 3-2
J52 VBAT_D 3-2
J54 VBST_FB 3-2
J12 VDDIO VDDIO_USB
J28 VLED 3-2
J22 VDDIO_USB 3-2
SW2 WAKE1 オフ
SW3 WAKE2 オフ
SW6 DBG = 5 V オフ
SW7 DBG = 8 V オフ

設計・リソース

その他の参考情報

その他のリソースについては、KITVR249SKTEVMのページまたはVR249X製品ページを参照してください。