お客様の素早い設計とより早い製品化を実現する、技術情報と専門知識をご紹介します。
1
接続2
ソフトウェアの入手3
ビルドと実行4
作成実際にFRDM-K66Fを使ってみましょう!ショート・ビデオで手順を視聴するか、以下に記載された詳細な手順を参考にして、作業を進めてください。
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開発方法を選択します。
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注:Mbedを選択すると、自動的にMbedデベロッパ・ウェブサイトに移動します。
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MCUXpresso SDKは無償で利用することができ、オープンソースのライセンスに基づいて、すべてのハードウェア抽象化およびペリフェラル・ドライバ・ソフトウェアのソース・コード全体が提供されます。SDKの詳細はこちら。
下のボタンをクリックして、 FRDM-K66F用に事前設定済みのSDKリリースをダウンロードしてください。
オンラインのSDK Builder にアクセスし、提供されているSDKビルダを使用してFRDM-K66F用のカスタムSDKパッケージを作成することもできます。
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NXPは、MCUXpresso IDEというツールチェーンを無償で提供しています。
問題ありません。MCUXpresso SDKは、IAR、Keil、コマンドラインGCCなどの他のツールをサポートしています。
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MCUXpresso Config Toolsは、ユーザーがMCUXpresso SDKプロジェクトを新規に作成するための構成ツールの統合スイートであり、カスタム・ボード・サポート用の初期化Cコードを生成するためのピンとクロックのツールも備えています。
MCUXpresso Config ToolsはMCUXpresso IDEに統合されており、MCUXpresso IDEを使用している場合、追加のダウンロードは必要ありません。別のツールチェーンを使用している場合は、ここでConfig Toolsをダウンロードすることを検討してください。
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サンプル・アプリケーションの多くは、マイクロコントローラのUARTを介してデータを出力します。ボードの仮想COMポート用ドライバがインストールされているか必ず確認してください。ドライバのインストーラを実行する前に、ボードをPCに接続しておく必要があります。
シリアル・ポート・ドライバをインストールした状態で、お好きなターミナル・アプリケーションを実行し、マイクロコントローラのUARTからのシリアル出力を確認します。ターミナルをボーレート115,200、8データ・ビット、パリティなし、1ストップ・ビットに設定します。FRDM-K66Fの仮想COMポートのポート番号を調べるには、デバイス・マネージャを開き、「Ports(ポート)」グループを確認します。
ターミナル・アプリケーションの使用方法がわからない場合は、Tera TermチュートリアルまたはPuTTYチュートリアルのいずれかのチュートリアルをお試しください。
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MCUXpresso SDKには、サンプル・アプリケーション・コードが豊富に用意されています。利用可能なコードを確認するには、SDKをインストールしたフォルダのSDKボード・フォルダを参照し、FRDM-K66Fボードを選択します ()。
特定のサンプル・コードの詳細については、サンプルのディレクトリにあるreadme.txtファイルを開いてください。
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興味のあるサンプル・アプリケーションがいくつかあれば、それをビルドおよびデバッグする方法を知りたくなることでしょう。MCUXpresso SDKのスタート・ガイドでは、SDKでサポートされているすべてのツールチェーンのデモを設定、ビルド、およびデバッグする方法について、わかりやすく手順に沿って解説しています。
以下のガイドを参照し、MCUXpresso IDEでサンプル・アプリケーションを開いてビルドやデバッグを行う方法を習得してください。
次の手順に従ってhello_worldサンプルを開きます。
左下隅にある[Quickstart Panel(クイックスタート・パネル)]を確認します
[Import SDK example(s)(SDKサンプルのインポート)]をクリックします
サンプルをインポートして実行させるボードとしてfrdmk66fボードをクリックして選択し、[Next(次へ)]をクリックします
矢印ボタンを使用して[demo_apps]カテゴリを展開し、hello_worldの横にあるチェックボックスをクリックしてそのプロジェクトを選択します。出力用にデフォルトのセミホスティングではなくUARTを使用するには、[Project Options(プロジェクト・オプション)]にある[Enable semihost(セミホストを有効にする)]チェックボックスのチェックを外します。[Next(次へ)]をクリックします
ここで、プロジェクト名をクリックし、[Build(ビルド)]アイコンをクリックして、プロジェクトをビルドします
ビルドの進捗状況は[Console(コンソール)]タブで確認できます
次の手順に従ってhello_worldアプリケーションを開きます。他のサンプル・アプリケーションでは、手順がわずかに異なる場合があります。アプリケーションによってはパスのフォルダ階層が深くなるためです。
目的のサンプル・アプリケーション・ワークスペースをまだ開いていない場合はここで開きます。ほとんどのサンプル・アプリケーション・ワークスペースのファイルは、次のパスに置かれています。
/boards////iar hello_worldデモをサンプルとして使用する場合、パスは次のようになります。
/boards/frdmk66f/demo_apps/hello_world/iar
ビルドが正常に完了します
FRDM-K66Fボードには、工場出荷時にmbed/CMSIS-DAPデバッグ・インターフェースが搭載されています。ボードのデバッグOpenSDAアプリケーションを変更している場合、OpenSDAにアクセスして、ボードを更新または工場出荷時の状態に復元する方法をご確認ください。
PCのターミナル・アプリケーション(PuTTY、Tera Termなど)を開き、事前に確認したデバッグCOMポートに接続します。次の設定値を用いてターミナルを設定します。
hello_worldアプリケーションが実行され、ターミナルにバナーが表示されます。表示されない場合は、ターミナルの設定と接続を確認してください
MDKツールをインストールした後、デバッグ目的でデバイスを完全にサポートするには、Keilデバイス・パックをインストールする必要があります。このパックには、メモリ・マップ情報、レジスタ定義、フラッシュ・プログラミング・アルゴリズムなどが含まれています。下記の手順に従って、適切なCMSISパックをインストールしてください。
次の手順に従ってhello_worldアプリケーションを開きます。他のサンプル・アプリケーションでは、手順がわずかに異なる場合があります。アプリケーションによってはパスのフォルダ階層が深くなるためです。
目的のデモ・アプリケーション・ワークスペースをまだ開いていない場合は以下で開きます。
/boards////mdk ワークスペース・ファイルの名前は、
/boards/frdmk66f/demo_apps/hello_world/iar/hello_world.uvmpw
FRDM-K66Fボードには、工場出荷時にmbed/CMSIS-DAPデバッグ・インターフェースが搭載されています。ボードのデバッグOpenSDAアプリケーションを変更している場合、OpenSDAにアクセスして、ボードを更新または工場出荷時の状態に復元する方法をご確認ください。
hello_worldアプリケーションが実行され、ターミナルにバナーが表示されます。表示されない場合は、ターミナルの設定と接続を確認してください
ここでは、Kinetis SDKでサポートされているように、Arm GCCツールチェーンを使用してKSDKデモ・アプリケーションのビルドと実行を行う際に必要となるコンポーネントをインストールする手順について説明します。Arm GCCツールの使用方法はさまざまですが、今回の例では、Windows環境に焦点を当てています。ここでは省略しますが、GCCツールは、Linux OSやMac OS Xの環境でも利用できます。
GNU Arm Embeddedツールチェーンからインストーラをダウンロードして、実行します。これは実際のツールチェーンです(コンパイラ、リンカなど)。Kinetis SDKリリース・ノートに記載されている、サポート対象の最新バージョンのGCCツールチェーンを使用する必要があります。
MinGW (Minimalist GNU for Windows) 開発ツールは、サード・パーティ製のCランタイムDLL(Cygwinなど)に依存しないツール・セットを提供します。KSDKで使用されているビルド環境ではMinGWビルド・ツールを利用せず、MinGWとMSYSのベース・インストールを活用しています。MSYSは、Unix系のインターフェースと各種ツールを備えた基本シェルを提供します。
MinGW mingw-get-setupインストーラをダウンロードしてください インストーラを実行します。インストール・パスとしては「C:\MinGW」を推奨しますが、他のどの場所にでもインストールできます
注:インストール・パスにスペースを含めることはできません。
Windows OSのPath環境変数に適切なアイテムを追加します。これは、[Control Panel(コントロール・パネル)]>[System and Security(システムとセキュリティ)]>[System(システム)]>[Advanced System Settings(システムの詳細設定)]の[Environment Variables(環境変数)]セクションで設定します。パスは次のとおりです。
\bin デフォルトのインストール・パスであるC:\MinGWを使用した例を以下に示します。パスが正しく設定されていないと、ツールチェーンは機能しません
注:PATH変数にC:\MinGW\msys\x.x\binが設定されている場合(KSDK 1.0.0向けの旧仕様)、これを削除してください。削除されていないと、新しいGCCビルド・システムが正しく機能しない場合があります。
新しいシステム環境変数を作成して、「Arm GCC_DIR」という名前を付けます。この変数の値で、Arm GCC Embeddedツールチェーンのインストール・パスを指定します。今回の例では、次のようになります。
C:\Program Files (x86)\GNU Tools Arm Embedded\7-2018-q2-update 7 2018
サンプル・アプリケーションをビルドする手順は次のとおりです。
サンプル・アプリケーションのプロジェクト・ディレクトリに移動します。パスは次のようになります。
/boards////armgcc このガイドの場合、実際のパスは次のようになります。
/boards/frdmk66f/demo_apps/hello_world/armgcc
GCCツールを使用するには、J-Linkデバッグ・インターフェースが必要となります。ボードのOpenSDAファームウェアを最新のJ-Linkアプリケーションにアップデートするには、OpenSDAにアクセスしてください。J-Link OpenSDAアプリケーションをインストールしたら、「SEGGER Downloads」からJ-Linkドライバとソフトウェア・パッケージをダウンロードします。
デモ・アプリケーションの出力を格納するディレクトリに変更します。出力は、選択したビルド・ターゲットに応じて、次のいずれかのパスに格納されます。
/boards////armgcc/debug /boards////armgcc/release このガイドの場合、パスは次のようになります。
/boards/frdmk66f/demo_apps/hello_world/armgcc/debug
hello_worldアプリケーションが実行され、ターミナル・ウィンドウにバナーが表示されます
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オプションA:MCUXpresso IDEを使用して、サンプル・プロジェクトのクローンを作成します。
frdmk66fボードをクリックして選択し、[Next(次へ)]をクリックします
オプションB:MCUXpresso Config Toolsを使用して、サード・パーティ製IDEで使用するために既存のMCUXpresso SDKのサンプルのクローンを作成します。
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次に、MCUXpresso Config Toolsのピン・ツールを使用し、プロジェクトに新しいGPIOピンを追加してLEDを点滅させる方法を紹介します。

PTC9は赤色LEDを切り替えるためのGPIOとしてルーティングされています。この例では、代わりにPTA11を使用して青いLEDを駆動しますPTC9が表示されるまで下にスクロールします。その横にあるチェックボックスをクリックして、選択を解除します 
PTB22の横にあるチェックボックスをクリックし、選択を解除したら、[Done(完了)]をクリックします 
PTA11の横にあるチェックボックスをクリックし、PTA11 GPIOピンを選択します 
PTA11には既に、「led_output」サンプルの設定としてFRDM-K66F用に設定された定義済み識別子(LED_BLUE)があります。[Pins(ピン)]表内でPTA11の横にある識別子を「My_LED」に変更します 


注:ヘッダーが変更されるため、クロックおよびペリフェラル・ファイルも更新済みとしてタグ付けされる場合があります。

PTA11ピンを使用するよう指示します。ピン・ツールによって作成された「pin_mux.h」内の#defineを使用します #define BOARD_LED_GPIO BOARD_INITPINS_MY_LED_GPIO#define BOARD_LED_GPIO_PIN BOARD_INITPINS_MY_LED_PIN
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次に、MCUXpresso Config Toolsの一部であるクロック・ツールを使用し、クロックの設定とLEDの点滅速度を変更します。

注:ヘッダーが変更されるため、ピンおよびペリフェラル・ファイルも更新済みとしてタグ付けされる場合があります。
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アプリケーションが変更され、FRDM-K66Fの青色LEDがゆっくりと点滅します。また、ターミナル・プログラムを使用して、ターミナル出力を確認できます。
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Tera Termは、広く利用されているオープンソースのターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。
PuTTYは、広く利用されているターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。
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他のエンジニアとつながり、Kinetis MCUとMCUXpressoのソフトウェアやツールを使用した設計に関して専門的なアドバイスを受けることができます。以下の2つの専門コミュニティのいずれかで、コミュニティ・ディスカッションにご参加ください。