NXPはセキュリティ・バイ・デザインとプライバシー・バイ・デザインへの取り組みの一環として、セキュリティを不可欠な要素として働き方に組込み、人材とプロセスに継続的に投資しています。

NXPの製品セキュリティ・プログラム

NXPは製品と情報のセキュリティに対して総合的なアプローチで臨んでいます。テクノロジの開発、プロセスの改善、関係の確立に関しては、業界規格とベスト・プラクティスに準拠しています。

製品セキュリティ

セキュリティ・バイ・デザインは、NXPの（認証取得済み）サイバーセキュリティ・エンジニアリング・プロセスに不可欠な要素です。また、NXP製品に関連する脆弱性やセキュリティ・インシデントに常に対処できるように、専任の製品セキュリティ・インシデント対応チーム (PSIRT) を配置しています。

NXPの製品セキュリティへのアプローチは、開発環境のセキュリティ強化、ISO 27001に準拠した情報セキュリティ管理システム (ISMS)、物理的セキュリティ、ペリメータ・セキュリティ、サイト・セキュリティに関する取り組み、輸出管理とサプライ・チェーン・セキュリティに関する包括的かつ全社的な枠組みによって支えられています。

NXPのサイバーセキュリティ・プロセス・フレームワークが業界規格に準拠していることは、独立した監査と認証によって保証されています。

意識とノウハウ

NXPはセキュリティ業界における20年以上の歴史の中で、多くの重要なマイルストーンを達成し、セキュリティの文化と組織を進化させ続けてきました。

サイバーセキュリティ文化の継続的な強化を目指す戦略を複数展開しており、サイバーセキュリティに対する意識の向上と従業員のセキュリティ・ノウハウの強化に継続的に取り組んでいます。その取り組みの一環として、NXPのセキュリティ・スクールでは、攻撃対象領域を特定して減らす方法、サイバーセキュリティ用語の実践的な知識、さらに暗号化、セキュリティ実装、システム・セキュリティの基本的な知識を習得する方法を従業員に教えています。

品質基盤

NXPには強固な品質の基盤がありますが、それはセキュリティの前提条件でもあります。

  • NXPは、NXPの総合的な品質プログラムの土台として、教訓 (LL) プロセスを社内全体で実践してきました。このプロセスによって、繰り返し発生する問題の体系的なソリューションや最もよく知られた手法が社内に広がります。LLプロセスは、その場限りで実施されるか、NXPのBCaM製品開発フレームワークの複数のゲートに固定された教訓コレクションの一環として実施されます。
  • NXPはすべての拠点でISO 9001認証を取得しており、車載製品の製造拠点ではIATF 16949品質認証も追加で取得しています。改善への取り組みの概要は、認証の情報と併せてNXPの品質に関するページでご覧になれます。