S32K144EVBのスタート・ガイド

最終更新日時: 2019-05-09 16:43:00サポート S32K144-Q100 Evaluation Board for Automotive General Purpose

このドキュメントの内容

  • 1

    パッケージの内容
  • 2

    ソフトウェアの入手
  • 3

    接続
  • 4

    ビルドと実行
  • 5

    デバッグ

1. パッケージの内容

対象製品:S32K144EVB評価ボード (REV B)

1.1 評価ボードについて

S32K144-Q100 Callouts

S32K144-Q100 Callouts

1.2 ヘッダ/ピン配列

S32K144-Q100 Pins

S32K144-Q100 Pins

1.3 HMIのマッピングについて

コンポーネント S32K144
赤色LED PTD15 (FTM0 CH0)
青色LED PTD0 (FTM0 CH2)
緑色LED PTD16 (FTM0 CH1)
ポテンショメータ PTC14 (ADC0_SE12)
SW2 PTC12
SW3 PTC13
OpenSDA UART Tx PTC7 (LPUART1_TX)
OpenSDA UART Rx PTC6 (LPUART1_RX)
CAN Tx PTE5 (CAN0_TX)
CAN Rx PTE4 (CAN0_RX)
LIN Tx PTD7 (LPUART2_TX)
LIN Rx PTD6 (LPUART2_RX)
SBC_SCK PTB14 (LPSPI1_SCK)
SBC_MISO PTB15 (LPSPI1_SIN)
SBC_MOSI PTB16 (LPSPI1_SOUT)
SBC_CS PTB17 (LPSPI1_PCS3)

2. ソフトウェアの入手

2.1 統合開発環境 (IDE)

S32 Design Studio for Arm v1.3を使用すると、S32K144EVBのパフォーマンスが向上します。

S32 Design Studio IDEのダウンロード

2.2 ランタイム・デバッグ・ツール

S32K144EVB評価ボードは、FreeMASTERツールを使用してランタイム・デバッグを行うとパフォーマンスが向上します。また、FreeMASTER通信ドライバ(サンプル・プロジェクトにあらかじめ含まれているソース・コード)をダウンロードしてインストールすることもできます。

FreeMASTERツールのダウンロード

3. 接続

3.1 S32K144EVB評価ボードのジャンパの設定

ジャンパ 設定 説明
J104 1-2 リセット信号をOpenSDAに送信し、OpenSDAのブートローダ・モードに入るために使用。
2-3(デフォルト) リセット信号をMCUに送信し、S32K144のリセットに使用。
J107 1-2 S32K144に12 V電源から給電。
2-3(デフォルト) S32K144にマイクロUSBコネクタから給電。
J109/J108 1-2(デフォルト) CAN終端抵抗を除去。

ビデオを参考にするか、以下のステップ・バイ・ステップ・ガイドをご活用ください。

3.2 12 V電源を接続する

S32K144EVB評価ボードは、USBまたは外部12 V電源から給電されます。デフォルトでは、ジャンパJ107でUSB電源が有効になっています(2-3が閉)。

USBケーブルをPCに接続し、USBケーブルのもう一方の端 (マイクロUSB) をS32K144EVBのJ7にあるミニBポートに接続します。

必要に応じて、PCで自動的にUSBドライバを設定します。デバッグは、OpenSDAを使用してJ7経由で行われます。

ボードが認識されると、「EVB-S32K144」という名前のマス・ストレージ・デバイスとしてPCに表示されます。

S32K144EVB_GS-3.2a-RECOGNIZED

S32K144EVB評価ボードには、異なる速度でLEDを赤色、青色、緑色に切り替えるソフトウェアがプリロードされています。

LED Toggle

LED Toggle

4. ビルドと実行

動作テストをしてみましょう。

4.1 ランタイム・デバッガとの通信

Launch FREEMASTER

Launch FREEMASTER
  • 手動の場合、[Project(プロジェクト)]>[Options(オプション)]>[Comm(通信)]の順に選択します

    S32K144EVB_GS-4.1b-MANUALLY
  • 自動の場合、[Tools(ツール)]>[Connection Wizard(接続ウィザード)]の順に選択します

    S32K144EVB_GS-4.1c-AUTOMATICALLY

OpenSDAについては、「プロジェクトとチュートリアル」のセクションを参照してください。

4.2 ロードされたFreeMASTER JumpStartプロジェクト

Jumpstart Loader

Jumpstart Loader

Jumpstart Project

Jumpstart Project

4.3 プロジェクトのIDEへのインポートとデバッグ

ビデオを参考に、新規プロジェクトを作成し、コード・サンプルをロードしてLEDを点滅させてください。このビデオでは、プロジェクトをビルドおよびデバッグする方法についても説明しています。ステップ・バイ・ステップ・ガイドを参考にすることもできます。


S32 Design Studio for Armを起動し、デフォルトのワークスペースを選択するか、新しいワークスペースを指定して、[OK]をクリックします。

S32K144EVB_GS-4.4a-PROJECT-IDE

新規プロジェクトを作成するには、[File(ファイル)]>[New(新規)]>[Project(プロジェクト)]の順に選択します

Project IDE

Project IDE

プロジェクト名を選択した後、プロジェクトの種類を選択し、[Next(次へ)]をクリックします。

Project IDE

Project IDE

[Debugger(デバッガ)]と[Library(ライブラリ)]を選択し、[Finish(完了)]をクリックします。

Project IDE

Project IDE

4.4 デバッグ構成の設定

デバッグに使用するOpenSDAを選択します。

プロジェクトを選択し、[Debug Configuration(デバッグの構成)]をクリックします。

Debug Configuration

Debug Configuration

["GDB PEMicro" Interface Debugging(「GDB PEMicro」インターフェースのデバッグ)]の配下にあるデバッグの構成を選択し、[Debugger(デバッガ)]タブをクリックします。

Debug Configuration

Debug Configuration

[Interface(インターフェース)]で、[OpenSDA]を選択します。ボードが接続されている場合は、[Port(ポート)]に表示されます。完了するには、[Apply(適用)]、[Debug(デバッグ)]の順にクリックします。

Debug Configuration

Debug Configuration

5. デバッグ

5.1 デバッグの基礎

ステップ、実行、中断、再開

ステップ・イン (F5)

S32K144EVB_GS-PT2a-DEBUG-BASICS

ステップ・オーバー (F6)

S32K144EVB_GS-PT2b-DEBUG-BASICS

ステップ・リターン (F7)

S32K144EVB_GS-PT2c-DEBUG-BASICS

実行

S32K144EVB_GS-PT2d-DEBUG-BASICS

中断

S32K144EVB_GS-PT2e-DEBUG-BASICS

再開 (F8)

S32K144EVB_GS-PT2f-DEBUG-BASICS

5.2 変数の表示

[Variables(変数)]タブをクリックします。異なる値を入力するには、[Values(値)]フィールドをクリックします。

S32K144EVB_GS-PT2g-DEBUG-BASIC

5.3 レジスタの表示と変更

CPUのレジスタを表示するには、[Registers(レジスタ)]タブをクリックします。異なる値を入力するには、[Values(値)]フィールドをクリックします。

S32K144EVB_GS-PT2h-DEBUG-BASICS

ペリフェラルのレジスタは[EmbSys Registers(EmbSysレジスタ)]タブで表示します。

Debug Basics

Debug Basics

5.4 メモリの表示と変更

[Add Memory Monitor(メモリ・モニタの追加)]を選択し、ベース・アドレスとして40000000を選択します。

S32K144EVB_GS-PT2j-DEBUG-BASICS S32K144EVB_GS-PT2k-DEBUG-BASICS

5.5 メモリの表示

S32K144EVB_GS-PT2l-DEBUG-BASICS

5.6 ブレークポイント

ブレークポイントを追加するには、目的の位置をポイント・アンド・クリックします。

Debug Basics

Debug Basics

5.7 デバッグ・セッションのリセットと終了

プログラム・カウンタをリセットするには、[Terminate (終了)](Ctrl+F2) を選択します。

S32K144EVB_GS-PT2n-DEBUG-BASICS

5.8 FreeMASTERでのデバッグ

デバッグの構成は1回のみ必要です。その後のデバッガの起動では、これらの手順は必要ありません。

デバッグを開始するには、次の3つのオプションがあります。

  • [Debug Configuration(デバッグの構成)]がまだ開いている場合は、右下の[Debug(デバッグ)]をクリックします。
  • [Run(実行)]>[Debug(デバッグ)]の順に選択します(またはF11を押します) S32K144EVB_GS-5.1a-DEBUG
  • バグ・アイコンを選択し、..._debug.elfターゲットを選択します S32K144EVB_GS-5.1b-DEBUG

デバッグの基礎については、「プロジェクトとチュートリアル」を参照してください。

5.9 オプション - P&Eでのデバッグ構成

  1. [Debug Configurations(デバッグ構成)]を選択します。

    Debug

    Debug
  2. P&Eの起動設定を新規作成します。

    P&Eの起動の新規作成をクリックし、次に[Debugger(デバッガ)]をクリックします。

    Debug

    Debug
  3. S32K144デバイスを選択したら、[Apply(適用)]をクリックしてアプリケーションをデバッグします。

    Select Potentiometer

    Select Potentiometer

FreeMASTER

FreeMASTER

メイン・プロジェクト・パネルを表示するには、[Project(プロジェクト)]>[View(表示)]>[Project Tree(プロジェクト・ツリー)]の順に選択します

S32K144EVB_GS-PT1a-JUMPSTART

リアルタイム・オシロスコープのグラフ・サンプルを表示するには、[Potentiometer(ポテンショメータ)]または[Touch Sense Electrons(タッチ・センサ電極)]を選択します。

  • ポテンショメータのアナログ値:

    Select Potentiometer

    Select Potentiometer
  • タッチ・センサ電極からの応答:

    Touch Sense Electrodes Responses

    Touch Sense Electrodes Responses

OpenSDA

OpenSDA

OpenSDAは、オープン・スタンダードのシリアル/デバッグ・アダプタです。USBホストと組込みターゲット・プロセッサ間のシリアル通信とデバッグ通信をブリッジします。OpenSDAソフトウェアには、フラッシュに常駐するUSBマス・ストレージ・デバイス (MSD) ブートローダとOpenSDAアプリケーション集が含まれています。

S32K144EVBには、MSDフラッシュ・プログラマとOpenSDAアプリケーションがプリインストールされています。

次の手順に従ってOpenSDAブートローダを実行し、インストールされているOpenSDAアプリケーションをアップデートまたは変更します。

OpenSDAブートローダ・モードへの切り替え OpenSDAアプリケーションをロードします
  1. USBケーブルを取り外します(接続されている場合)。
  2. J104を1-2の位置に取り付けます。
  3. [Reset(リセット)](SW5) を押し続けます
  4. USBホストとOpenSDAのUSBコネクタ(「SDA」のラベル付き)の間にUSBケーブル(非付属品)を接続します。
  5. [Reset(リセット)]を離します

「BOOTLOADER」というボリューム・ラベルのリムーバブル・ドライブがホストのファイル・システムに表示されているはずです。これでOpenSDA Bootloaderモードになっています。

  1. OpenSDA Bootloaderモードで、BOOTLOADERドライブのSDA_INFO.HTMLファイルをダブルクリックします。Webブラウザが開き、インストールされているアプリケーションの名前とバージョンが記載されたOpenSDAホームページが表示されます。この情報は、SDA_INFO.HTMLからテキスト・ファイルとして直接読み込むこともできます。
  2. OpenSDAアプリケーションを見つけます。
  3. MSDフラッシュ・プログラマ・アプリケーションをBOOTLOADERドライブにコピーして貼り付けるか、ドラッグ&ドロップします
  4. USBケーブルを取り外し、再度接続します。これで新しいOpenSDAアプリケーションが実行され、S32K144 EVBドライブがホスト・ファイル・システムに表示されています。

これで、MSDフラッシュ・プログラマの最新バージョンが実行されています。他のOpenSDAアプリケーションをロードする際も、これと同じ手順を行います。

MSDフラッシュ・プログラマは、仮想シリアルポートを利用してKEA MCUのアプリケーションを簡単にプログラムできる便利な複合USBアプリケーションです。FAT16ファイル・システムをエミュレートし、それが「EVB-S32K144」というボリューム・ラベルのリムーバブル・ドライブとしてホストのファイル・システムに表示されます。このドライブにコピーされたRawバイナリおよびモトローラSレコード・ファイルは、KEAのフラッシュに直接プログラムされ、自動的に実行されます。仮想シリアルポートは、標準のシリアル・ターミナル・アプリケーションで開くことができる標準シリアル・ポート・デバイスの一覧に表示されます。

MSDフラッシュ・プログラマの使用 仮想シリアル・ポートの使用
  1. プロジェクトのsrecファイルを見つけます。このファイルは、S32DSプロジェクトの「Debug(デバッグ)」フォルダ内にあります。
  2. .srecファイルの1つをEVB-S32K144ドライブにコピーして貼り付けるか、ドラッグ&ドロップします。

これで、新しいアプリケーションがS32K144EVBで実行されているはずです。バージョン1.03以降のMSDフラッシュ・プログラマでは、再プログラミングの前にUSBケーブルを抜き差しすることなく、繰り返しプログラミングすることが可能です。

S32K144の.srecコードの1つをUSB経由のS32K144EVBボードまでドラッグし、プリロードされているコード・サンプルを別のサンプルに再プログラムします。

  1. EVB-S32K144仮想シリアルポートに割り当てるシンボリック名を決定します。Windowsでデバイス・マネージャを開き、PEMicro/Freescale - CDC Serial Portという名前のCOMポートを探します。
  2. 任意のシリアル・ターミナル・エミュレーション・プログラムを開きます。
  3. 任意のタイミングで[Reset(リセット)](SW0) を押して離し、サンプル・アプリケーションを再起動します。組込みアプリケーションをリセットしても、ターミナル・プログラムへの仮想シリアル・ポートの接続には影響しません。
  4. デバッグとシリアル・ポートでの通信は同時に行うことが可能です。デバッグを停止する必要はありません。

Processor Expert

Processor Expert

ビデオを参考に、新規プロジェクトを作成し、コード・サンプルをロードしてLEDを点滅させてください。このビデオでは、プロジェクトをビルドおよびデバッグする方法についても説明しています。ステップ・バイ・ステップ・ガイドを参考にすることもできます。

RTDサンプル

これらの便利なサンプルを使用してRTDの開発を始めましょう。開発を進めるのに役立つ資料として、最も一般的なユース・ケースのいくつかをまとめました。

RTDサンプル

ADC

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Adc_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Adc_example_S32K144

ADC PDB IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Adc_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Adc_Pdb_Ip_example_S32K144

CAN

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Can_43_FLEXCAN_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Can_example_S32K144

FLEX CAN IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Can_43_FLEXCAN_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\FlexCAN_Ip_example_S32K144

CRC

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Crc_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Crc_Example_S32K144

CRC IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Crc_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Crc_Ip_Example_S32K144

DIO

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Dio_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Dio_Example_S32K144

GPIO DIO IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Dio_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Gpio_Dio_Ip_Example_S32K144

EEP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Eep_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Eep_Example_S32K144

FTFC EEP IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Eep_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ftfc_Eep_Ip_Example_S32K144

FEE

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Fee_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Fee_Example_S32K144

FLS

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Fls_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Fls_Example_S32K144

FTFC IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Fls_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ftfc_Ip_Example_S32K144

FTM GPT

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Gpt_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ftm_Gpt_Example_S32K144

GPT

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Gpt_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Gpt_example_S32K144

FPIT GPT

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Gpt_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Lpit_Gpt_Example_S32K144

I²C

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\I2c_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\I2c_Example_S32K144

I²C IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\I2c_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\I2c_Ip_Example_S32K144

I²S leader

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\I2s_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\I2s_Flexio_to_Flexio_Example_Master_S32K144

I²S follower

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\I2s_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\I2s_Flexio_to_Flexio_Example_Slave_S32K144

I²S IP leader

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\I2s_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\I2s_Flexio_to_Flexio_Ip_example_Master_S32K144

I²S IP follower

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\I2s_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\I2s_Flexio_to_Flexio_Ip_example_Slave_S32K144

FTM ICU IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Icu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ftm_Icu_Ip_BlinkLed_S32K144

ICU

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Icu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Icu_BlinkLed_S32K144

PORT CI ICU IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Icu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Port_Ci_Icu_Ip_BlinkLed_S32K144

LIN

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Lin_43_LPUART_FLEXIO_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Lin_Flexio_MasterFrameTransfer_S32K144

LIN IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Lin_43_LPUART_FLEXIO_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Lin_Ip_FrameTransfer_S32K144

LIN LPUART

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Lin_43_LPUART_FLEXIO_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Lin_Lpuart_MasterFrameTransfer_S32K144

DMA IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Mcl_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Dma_Ip_DmaTransfer_S32K144

MCL DMA

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Mcl_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Mcl_DmaTransfer_S32K144

CLOCK IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Mcu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Clock_Ip_Example_S32K144

MCU

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Mcu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Mcu_Example_S32K14

POWER IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Mcu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Power_Ip_Example_S32K144

FTM OCU IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Ocu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ftm_Ocu_Ip_Example_S32K144

OCU

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Ocu_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ocu_Example_S32K144

MPU IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Platform_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Mpu_Ip_Example_S32K144

PLATFORM MPU HLD

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Platform_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Platform_Mpu_Hld_Example_S32K144

PORT CI PORT IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Port_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Port_Ci_Port_Ip_Example_S32K144

PORT

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Port_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Port_Example_S32K144

FTM PWM IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Pwm_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ftm_Pwm_Ip_Example_S32K144

PWM

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Pwm_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Pwm_example_S32K144

FTM QDEC IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Qdec_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Ftm_Qdec_Ip_Example_S32K144

QDEC

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Qdec_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Qdec_Example_S32K144

RM DMAMUX

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Rm_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Rm_DMAMUX_Example_S32K144

LPSPI

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Spi_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Lpspi_Flexio_Ip_Transfer_S32K144

LPSPI half-duplex

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Spi_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Lpspi_Ip_HalfDuplexTransfer_S32K144

SPI half-duplex

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Spi_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Spi_HalfDuplexTransfer_S32K144

SPI

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Spi_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Spi_Transfer_S32K144

LPUART

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Uart_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\LpuartFlexio_Uart_Ip_Example_S32K144

UART

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Uart_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Uart_Example_S32K144

WDOG

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Wdg_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Wdg_Example_S32K144

WDOG EWM IP

C:\NXP\S32DS.3.6.1\S32DS\software\PlatformSDK_S32K1_S32M24\RTD\Wdg_TS_T40D2M30I0R0\examples\S32DS\S32K1\Wdog_Ewm_Ip_Example_S32K144

サポート

フォーラム

NXPのいずれかのコミュニティ・サイトで、他のエンジニアとつながり、S32K144EVBを使用した設計に関する専門的なアドバイスを受けることができます。