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接続2
ソフトウェアの入手3
ビルドと実行4
作成5
MCUXpresso開発者エクスペリエンスFRDMボードを実際に使ってみましょう。こちらのビデオをご覧ください。以下に記載した始めるための手順について解説しています。
FRDM-MCXW23ボードには、ヘルスケアIoTのデモが事前にプログラム済みです。これは、開梱したデバイスが正常に動作することを検証するための動作確認用に使用できます。
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USB Type-CケーブルをコネクタJ10からホスト・コンピュータまたは電源に接続して、ボードに電源を供給し、デモ・プログラムを実行します。上のビデオで説明されている手順に従って、NXPのIoT ToolBoxを接続してデモを実行してください。
注:デバイスに接続する際にパスワードが要求される場合は、「999999」を使用してください。
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NXPは、MCUXpresso for VS Codeというツールチェーンを提供しています。MCUXpresso for VS Code v25.06以降をダウンロードしてください。
以下のチュートリアルでは、ホストPCにVS Codeをインストールする方法を説明しています。
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NXPの拡張機能により、Visual Studio Codeのワークスペースにソフトウェア・リポジトリを追加するためのツールが用意されています。ソフトウェア・リポジトリは、次の3つのソースから追加できます。
このセクションでは、Gitのリモート・リポジトリ・オプションを使用してMCUXpresso SDKをインポートします。
Gitのリモート・リポジトリ・オプションの場合は、以下の手順に従ってください。
\mcux_sdk_v25_06_00_pvw1としていますSomething went wrong! Please try again.
MCUXpressoソフトウェアSDKは無償で利用することができ、オープンソースのライセンスに基づいて、すべてのハードウェア抽象化およびペリフェラル・ドライバ・ソフトウェアのソース・コード全体が提供されます。MCUXpresso SDKは、MCUXpresso SDKのウェブサイト (MCUXpresso SDK Builder) から直接インストールできます。下のボタンをクリックすると、このボードのSDKビルダが開きます。
MCUXpresso Config Toolsは、ユーザーがMCUXpresso SDKプロジェクトを新規に作成するための構成ツールの統合スイートであり、カスタム・ボード・サポート用の初期化Cコードを生成するためのピンとクロックのツールも備えています。MCUXpresso IDEの一部として完全に統合されており、MCUXpresso for VS Codeの拡張機能などの別のIDEを使用する場合は、独立したツールとしても使用できます。
以下の[MCUXpresso Config Toolsを入手する]をクリックして、Config Toolsインストーラを入手してください。
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MCUXpressoセキュア・プロビジョニング (SEC) ツールは、NXPのMCUデバイスでブート可能な実行ファイルを簡単に生成およびプロビジョニングできる、GUIベースのアプリケーションです。いずれのユーザーも、試験運用および量産に向けてMCUXpressoセキュア・プロビジョニング (SEC) ツールから始めることをお勧めします。このツールは、生産段階におけるNXPのマイクロコントローラでのセキュア・プログラミングとデバイス・プロビジョニングをサポートします。
ツールをダウンロードすると、[Help(ヘルプ)]タブの下にユーザー・ガイドが表示されます。「プロセッサ固有のワークフロー」の章に記載されている、ボードに関する指示に従ってください。
注:NXPでは、より柔軟な設定のカスタマイズを必要とする上級ユーザー向けに、カスタムまたはパートナーのプログラミング・ツールを操作する際に役立つコマンドライン・ツールも提供しています。セキュア・プロビジョニングSDK (SPSDK) はオープンソースの開発キットであり、そのソース・コードはGitHubおよびPyPIでリリースされています。
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興味のあるデモ・アプリケーションやドライバのサンプルがいくつかあれば、それをビルドおよびデバッグする方法を知りたくなることでしょう。MCUXpresso SDKのスタート・ガイドでは、SDKでサポートされているすべてのツールチェーンのデモを設定、ビルド、およびデバッグする方法について、わかりやすく手順に沿って解説しています。
次の手順では、Cortex-M33アプリケーション向けにMCUXpresso IDEを使用したヘルスケアIoTデモ・アプリケーションについて説明します。MCUXpresso IDEのインストール手順およびMCXWシリーズのSDKについては、このスタート・ガイドの「ソフトウェアの入手」セクションを参照してください。
編集画面に次のタブが表示されます。
「wireless_examples/reference_design/health_care_iot_peripheral_bm」を選択します。その後、[Import(インポート)]ボタンをクリックしますJ10「MCU-LINK」ポートに挿入し、ボードをコンピュータに接続します
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次の手順では、汎用出力の操作方法について説明します。このサンプルでは、PWM信号を生成して2つのLEDを切り替えるためのCTimerを設定します。
driver_examples/ctimer/ctimer_match_exampleを検索し、一致するテキストを見つけたらクリックして選択します。その後、[Import(インポート)]をクリックします frdmmcxw23_ctimer_match_interrupt_exampleプロジェクトをクリックし、前のセクションに記載されている方法でデモをコンパイルおよび実行します
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注:従来は、前のステップのようにSDKプロジェクトのクローンを作成する必要がありました。
このファイルがプロジェクトに含まれている場合は、のパスで見つけることができます
たとえば、タイプのプロジェクトのSDKのパスから選択した以下の画像では、をプロジェクトとして.mexファイルを選択していますが、このファイルにはプロジェクトの設定があるため、[Next(次へ)]、[Finish(完了)]の順にクリックして完了します。
インポートしたサンプル・プロジェクトに.mexファイルが存在しない場合は、[Cancel(キャンセル)]ボタンをクリックしてキャンセルできます。
次のウィンドウが表示されたら、[File(ファイル)]タブをクリックし、次に[Import(インポート)]ボタンをクリックします。
[Import(インポート)]ウィンドウが新しく表示されるので、[MCUXpresso Config Tools]タブをクリックして展開し、[Import Source(ソースのインポート)]ボタンをクリックします。その後、[Next(次へ)]をクリックします。
次に、[Browse(参照)]ボタンをクリックし、ステップ2で説明したようにプロジェクトのパスを検索します。次に、「pin_mux.c」ファイルを選択して、[Open(開く)]をクリックします。
図に示すように[Import(インポート)]ウィンドウが表示されたら、[Finish(完了)]をクリックします。
すべてを手順に従って進めると、ツールにこのウィンドウが表示されます。
これで、ピン・ツールにCTimerプロジェクトのピン構成が表示されます。
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PIO_0がCTimerの出力としてルーティングされています。青色LEDを有効にするためにピン構成を追加しましょう
CTIMER1を検索し、GPIO列で「MATCH0, 0」を選択します。
CTIMER1:MATCH,0」を選択したら、[Done(完了)]をクリックします。
注:ヘッダが変更されるため、クロックおよびその他のファイルも更新済みとしてタグ付けされる場合があります。
simple_match_interrupt.cファイルを開き、次のマクロを追加して新しいCTIMERを初期化し、青色LEDの出力を可能にします。
ctimer_match_config_t変数を追加し、次にモジュールに必要なクロック入力をアタッチしたら、タイマを初期化して、match構成の設定を開始します。
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以下の各セクションで、柔軟なプロトタイピングと開発のために提供されているエコシステムについてご覧ください。以下のビデオでは、FRDMプラットフォーム、フル機能のEVK、および拡張機能向けの互換シールドをご紹介しています。さらに、NXPのGitHubを通じて多数のアプリケーション・サンプルを提供するアプリケーション・コード・ハブ・ポータルについて詳しく説明します。
NXPでは、迅速なプロトタイピングのためのプラットフォーム向けに、低コストのFRDMプラットフォームとフル機能のEVKの両方を提供しています。
FRDM開発ボードは、標準のフォーム・ファクタとヘッダ、MCU I/Oへの簡単なアクセス、オンボードMCU-Linkデバッガ、USB-Cケーブルを備えています。フル機能の評価キットには、I/Oおよびインターフェースへの拡張アクセス、Wi-Fi拡張機能のほか、追加のMCU-Link機能が含まれます。互換性のあるClickボードやArduinoシールドも多数あります。Open CMSIS Packでサポートされるものについては、ACHでサンプルが提供されている場合がありますが、そうでない場合でも、その多くがI²C、SPI、UARTなどのシリアル・インターフェースを利用して容易に使用でき、MCUXpresso SDKでドライバとサンプルが提供されています。
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アプリケーション・コード・ハブは、開発者がソフトウェアをすばやく見つけることができるインタラクティブなダッシュボードを提供することで、NXPのMCUXpressoの開発者エクスペリエンスをさらに向上させます。ACHに今すぐアクセスして、この新しいインタラクティブなアプリケーション・コード・ハブの詳細やその利点について確認しておきましょう。
アプリケーション・コード・ハブからアクセス可能なソフトウェアはNXPのGitHubリポジトリに置かれているため、その場所に直接アクセスして簡単にクローンを作成することができます。
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次のデモでは、モータ制御シールドと低コストLCDを備えた、FRDMプラットフォームを基盤とするシステムを使用して、ACHからプロジェクトをインポートする方法を示しています。評価ボードがこのシステムと異なる場合でも、以降の手順はサポート対象のすべてのプラットフォームで同じように実施できます。
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最新バージョンのMCUXpresso IDEには、ターミナル・エミュレーション・アプリケーションが含まれています。このツールは、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示するために使用できます。
Tera Termは、広く利用されているオープンソースのターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。
PuTTYは、広く利用されているターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。
次の手順に従ってhello_worldアプリケーションを開きます。以下の説明では、Cortex M33コアのコンパイルとデバッグの手順を取り上げています。
IAR Embedded Workbench for Arm 9.50.1以上を使用してください。
目的のサンプル・アプリケーション・ワークスペースを開きます。ほとんどのサンプル・アプリケーション・ワークスペースのファイルは、次のパスに置かれています。
注:ビルド・エラーが発生した場合は、正しいボードが選択されていることを確認して[Project(プロジェクト)]を右クリックし、[Options(オプション)]→[General Options(一般オプション)]→[Target(ターゲット)]→[Device(デバイス)]の順に選択します。NXP MCXW71を選択します。このボードは、IAR Embedded Workbench for Armバージョン 9.50.1以降でサポートされています。
J10「MCU-Link」ポートに接続します
hello_worldアプリケーションが実行されていますMDKツールをインストールした後、デバッグ目的でデバイスを完全にサポートするには、CMSIS (Cortex® Microcontroller Software Interface Standard) デバイス・パックをインストールする必要があります。このパックには、メモリ・マップ情報、レジスタ定義、フラッシュ・プログラミング・アルゴリズムなどが含まれています。下記の手順に従って、適切なCMSISパックをインストールしてください。MDK-Armマイクロコントローラ開発キット (Keil)® バージョン5.38.1以上を使用してください。
MCXW71_DFP pack」と表示されます。パックの横にある[Install(インストール)]ボタンをクリックします。このプロセスを正常に完了するには、インターネット接続が必要となります次の手順に従ってhello_worldアプリケーションを開きます。他のサンプル・アプリケーションでは、手順がわずかに異なる場合があります。アプリケーションによってはパスのフォルダ階層が深くなるためです。
目的のデモ・アプリケーション・ワークスペースをまだ開いていない場合は以下で開きます。
ここに記載されている例ではWindows 10を対象としていますが、MCUXpresso for Visual Studio CodeはMacOSおよびLinuxにも簡単にインストールできます。
SDK_2_16_000_FRDM-MCXW71.zip)このラボは、NXP MCX W評価キット (FRDM) を対象としています。キットにはデバイスの評価に役立つ、さまざまな接続ペリフェラルが用意されています。これにはオンボードのデバッグ・プローブが含まれます。このデバッグ・プローブは、このラボ向けのCMSIS-DAPファームウェアが事前にプログラム済みです。このラボで各種サンプルのデバッグ・メッセージを表示するために、同じデバッグ・プローブを使用して、利用可能なCOMポートに接続します。
NXPの拡張機能により、Visual Studio Codeのワークスペースにソフトウェア・リポジトリを追加するためのツールが用意されています。ソフトウェア・リポジトリは、次の3つのソースから追加できます。
このセクションでは、前提条件として提供されているSDKアーカイブ・ファイルを使用して、MCX Wマイクロコントローラ用のMCUXpresso SDKをインポートします。
C:\Users\NXP\Desktop\VSCODE_SDK)。新しいSDKの名前を入力します(ここではSDK_2_16_000_FRDM-MCXW71)NXPの拡張機能により、開発者がプロジェクトをワークスペースにインポートできる[Projects(プロジェクト)]ペインが用意されています。新しいプロジェクトは、リポジトリ、既存のローカル・プロジェクト、アーカイブされたプロジェクトの3つのソースからインポートすることができます。このセクションでは、先ほど[Installed Repositories(インストールされたリポジトリ)]パネルに追加したSDKからMCX Wのサンプルをインポートします。
SDK_2_16_000_FRDM-MCXW71を選択しますgcc-arm-none-eabi-13.2.1を選択できます。このツールは、MCUXpresso IDEの他のデフォルトのインストール先も参照します。これらは、GNU Armツールチェーンの代替オプションとして表示される場合があります。gcc-arm-none-eabi-13.2.1を選択しますdemo_apps/hello_worldを選択しますビルド・プロセスは、プロジェクトの作成時に構成されます。ユーザーは、[Project(プロジェクト)]ビューのアイコンを使用してビルドを開始できます。プロジェクト名の右側にあるビルド・アイコンをクリックすると、そのプロジェクトのビルドが開始されます。左側のナビゲーション・ペイン内の[X]アイコンをクリックして、MCUXpresso拡張機能の画面に戻る必要があります。前のセクションから、エクスプローラの画面のままになっているかもしれません。
hello_worldプロジェクトの右側にあるビルド・アイコンをクリックします。これにより、ビルド・プロセスが開始されます。画面下部の[Output terminal(出力ターミナル)]タブにビルドの進行状況が表示されます終了コード0で完了すればビルド・プロセスは成功です。
ユーザーはMCUXpresso for Visual Studio Codeを使って、NXPマイクロコントローラのプロジェクトのプログラミングとデバッグを実行できます。その際には、デバッグ・プローブのドライバが正しくインストールされ、構成されている必要があります。MCUXpresso for Visual Studio Codeでは、NXP、SEGGER、PEmicroの一般的なデバッグ・プローブを使用できます。MCUXpressoインストーラには、さまざまなデバッグ・プローブのサポートを適切にインストールするためのオプションが用意されています。
ビルドされたプロジェクトで出力されたバイナリは、デバッグ・セッションが起動する前にターゲット・ボードに書き込まれます。デバッグ・セッションでは、開発者がプロジェクトの動作を分析するのに役立つコントロールとビューが提供されます。次の手順では、MCX W FRDM評価キットを正常に書き込み、プログラミングする方法を示します。
ビルドされたプロジェクトのイメージを使用してターゲット・デバイスをプログラミングすると、デバッグ・セッションが始まります。選択したプロジェクトの右側にある再生アイコン(一般的な三角形の再生アイコン)をクリックします
Visual Studio Codeのデバッグ・セッションでは、ユーザーに別の[Run and Debug(実行とデバッグ)]画面が表示されます。これにより、左側のプライマリ・ナビゲーション・ペインで、バグ・アイコンがハイライト表示されます。主なツールについては、以下の図をご覧ください。

お使いのOSに対応するソフトウェアを選択し、最新版をダウンロードします
規約に同意して、ソフトウェアをダウンロードします
.exeファイルをダブルクリックして実行します。J-Linkのインストールが完了するまで、セットアップ手順に従って操作を進めます 
NXPのいずれかのコミュニティ・サイトで、他のエンジニアとつながり、FRDM-MCXW23を使用した設計に関する専門的なアドバイスを受けることができます。