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セットアップ2
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Miriac™-EK5744機能安全キットのスタート・ガイド。
Miriac™-EK5744は、NXPのMPC5744Pベースの機能安全キットで、Microsysとのパートナーシップにより開発されました。このキットは安全志向の設計アプローチを特長としており、ハードウェア冗長性やフェイルセーフ・メカニズムなどが含まれます。このハードウェア設計を独自のセーフティ・システムに活用できます。Miriac-EK5744を実際に使ってみましょう。ショート・ビデオで手順を視聴するか、以下に記載された詳細な手順を参考にして、作業を進めてください。
Miriac-EK5744のプロセッサとSBCは、下図に示すポートを介して給電されます。マイナス・ドライバーを使用して、2本のリード線を端子に固定します。グランドは左側、12~24 V入力電源は右側になります。完全に機能させるのに最適な供給電圧は20 Vです。電源アダプタまたはDC電源を使用できます。
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USBアダプタをUARTターミナルに接続し、USBをコンピュータに接続します。この接続により、Miriac-EK5744がコンピュータにコンソール・メッセージを表示できるようになります。
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Miriac-EK5744には、DHCP(動的ホスト構成プロトコル)接続が必要です。ネットワーク対応イーサネット・アダプタをイーサネット・ポートに接続します。IPアドレスが検出されると、すぐに使用できるファームウェアがロードされます。
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2つのCANポートをともに接続します。図に示すように、CAN_LはCAN_Lに、CAN_HはCAN_Hに接続してください。また、CAN端子の隣にあるCANスイッチがONになっていることを確認してください。
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デバイス・マネージャを起動し、お使いのコンピュータでMiriac-EK5744に割り当てられているCOMポートを確認します。COMポート番号はそれぞれのPCによって異なります。
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COMポートをPuTTYやTera TermなどのUARTターミナルに接続します。ボーレートは115200を使用します。インストール手順に関するチュートリアルについては、Tera TermチュートリアルやPuTTYチュートリアルを参照してください。
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Miriac-EK5744の出力ステータス・メッセージを確認します。すぐに使えるファームウェアは、IP接続のチェック、CANポートのテスト、SBCの温度報告など、さまざまなテストを行います。ファームウェアのテストは無限に繰り返されます。
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すばやく設計を開始するために、クイック・スタート・ガイドとサンプル・ソフトウェアをダウンロードします。
Miriac-EK5744クイック・スタート・パッケージを入手するSomething went wrong! Please try again.
NXPでは、S32 Design Studio (S32DS) というツールチェーンを無償で提供しています。S32 Design StudioはEclipseベースのIDEで、包括的なソフトウェア書き込みとデバッグ機能を提供します。GDBやLauterbachなど、複数のデバッガをサポートしています。
S32 Design Studio IDEを入手するSomething went wrong! Please try again.
簡単なサンプル・コードを実行し、S32 Design Studio IDE for Power Architectureで新しいプロジェクトを作成したり、独自のコードを作成したりする方法を確認します。
下の図に示すデバッグ・ジャンパを短絡させます。これにより、Miriac™-EK5744がウォッチドッグ・リクエストを無視するようになります。
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Miriac-EK5744は、JTAGによるデバッグをサポートしています。図に示す向きでJTAGコネクタをJTAGポートに接続します。NXPでは、P&E Micro USB MultilinkまたはLauterbachを推奨しています。
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クイック・スタート・パッケージに含まれているソフトウェア統合ガイド (SWIG) では、プロジェクトを作成、ビルド、およびデバッグする方法について、わかりやすく手順に沿って解説しています。あるいは、以下のリンクからSWIGをダウンロードすることもできます。
ソフトウェア統合ガイドSomething went wrong! Please try again.
お客様の便宜のために、NXPではS32 Design Studio for Power Architectureにサンプル・コードを統合しています。これらはクイック・スタート・パッケージにも含まれています。これについても、ソフトウェア統合ガイド (SWIG) で使用方法を手順に沿って解説しています。
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Tera Termは、広く利用されているオープン・ソースのターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。
PuTTYは、広く利用されているターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。