I2Cマルチプレクサ/スイッチ

I2Cロジック製品の豊富なポートフォリオには、アップストリームI2CバスをダウンストリームI2Cバスの任意の組み合わせに接続するためのマルチプレクサとスイッチが含まれています。

マルチプレクサ (MUX) およびスイッチは、複数のI2C/SMBus信号をまとめてSCx/SDxペアの2、4、または8個のダウンストリーム・チャネルに出力します。制御はI2C/SMBusで直接行うため、制御ピンを追加する必要ありません。MUXではダウンストリーム・チャネルを一度に1つ、スイッチでは1つ以上選択できます。一部デバイスには、アクティブLowの外部ハードウェア・リセット・ピン (RESET) が備わっています。バスがロックアップした場合やコントローラとの通信が中断した場合は、このRESETピンを使用してダウンストリーム・チャネルをデフォルト値（「未選択」）にリセットできます。これらのI2Cマルチプレクサ/スイッチは、障害分離、アドレス競合、レベル変換、放送通信など、さまざまなアプリケーションで使用されるI2Cインターフェースに対応しています。

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評価ボードとリファレンス・デザイン

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マルチプレクサとスイッチの機能

マルチプレクサとスイッチには図のような違いがあります。

    マルチプレクサとスイッチの機能の画像

    PCA9848 – NXPの新しいI2Cバス制御型超低電圧8チャネル双方向変換スイッチ。

    プログラマブル・コントロール・レジスタでの指定により、あらゆるSCx/SDxチャネルを自由に選択できます。SCL/SDAのアップストリーム・ペアを8つのダウンストリーム・ペア（チャネル）にファン・アウト可能なため、バスの静電容量負荷を抑えながら、アドレスが同じデバイスをバスへ簡単に複数追加できます。

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