TEA2017DK1007評価ボードのスタート・ガイド

このドキュメントの内容

  • 1

    使用を開始する
  • 2

    ハードウェアの入手
  • 3

    ハードウェアの構成

1. 使用を開始する

NXPのアナログ製品開発ボードは、NXP製品の評価を目的とした使いやすいプラットフォームです。さまざまなアナログ・ソリューション、ミックスド・シグナル・ソリューション、パワー・ソリューションに対応しています。実績のある大容量テクノロジを使用したモノリシック集積回路およびシステム・イン・パッケージ (SiP) デバイスを搭載しています。NXP製品は、最先端システムへの電源供給において、より長いバッテリ寿命、より小さいフォーム・ファクタ、より少ない部品数、より低いコスト、改善されたパフォーマンスを実現します。

このページでは、TEA2017DK1007プログラミング・ボードをセットアップして使用する手順について説明します。

1.1 キットの内容と同梱物一覧

TEA2017DK1007キットには以下のものが含まれています。

  • TEA20xx_SOCKET_DB1586プログラミング・ボード
  • TEA2017AAT/3dev IC 20個
TEA2017DK1002-GS-IMG

1.2 追加ハードウェア

このキットの作業をする際は、キットの内容物のほかに以下のハードウェアが必要になるか、または使用すると役立ちます。

2. ハードウェアの入手

2.1 ボードの特長

このボードは、少数のTEA2017サンプルやTEA2016サンプルのプログラミングに使用できます。ボード上にジャンパをプログラミング対象のICに対応する位置に取り付けてください。USB-I2Cプログラミング・インターフェースに3ピンと6ピンの両方のコネクタを接続すると、USB-I2Cインターフェースのスイッチで正しいチャネルを選択して、通常の生産サンプルと開発サンプルをプログラミングできます。

2.2 ボードの説明

TEA2017AAT/3のデジタル・アーキテクチャは、設定可能な高速のハードウェア・ステート・マシンに基づき、非常に信頼性の高いリアルタイム性能を実現します。

評価時にグラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) を使用して、次のパラメータを簡単に設定可能です。

  • すべての動作モードで可聴域外となる動作周波数
  • バースト・モードで可聴ノイズを低減するソフト・スタートとソフト・ストップ
  • 動作モード間の正確な移行レベル(高電力モード/低消費電力モード/バースト・モード)
  • 低消費電力モードの有効化/無効化

TEA2017AAT/3サンプルは、TEA20xx_SOCKET_DB1586ボードをTEA2016DB1514v2デモ・キットおよびGUIとともに使用することで、簡単にプログラムできます。

2.3 ボードのコンポーネント

TEA2017プログラミング・ボード(SO16ソケット)

TEA2017DK1002-GS-IMG2

3. ハードウェアの構成

3.1 ハードウェアの構成

TEA2017AAT/3とTEA2017AAT/3devのいずれのサンプルも、TEA20xx_Socket_DB1586ボードとI2Cインターフェース (RDK01DB1563) の組み合わせによってプログラムできます。TEA2017AATまたはTEA2017AAT/3devサンプルをプログラミングする前に、I2Cインターフェースのセレクタ・スイッチを正しい位置に設定する必要があります。TEA20xx_Socket_DB1586ボードには、TEA2016サンプルのプログラミングを可能にするジャンパも含まれています。

TEA2017DK1002

参考リンク

フォーラム

NXPのいずれかのコミュニティ・サイトで、他のエンジニアとつながり、TEA2017DK1007を使用した設計に関する専門的なアドバイスを受けることができます。