MCXW23-EVKのスタート・ガイド

最終更新日時: Sep 30, 2025サポート MCXW23 EVK開発キット

このドキュメントの内容

  • 1

    接続
  • 2

    ソフトウェアの入手
  • 3

    ビルドと実行
  • 4

    作成
  • 5

    MCUXpresso開発者エクスペリエンス

1. 接続

EVKボードを実際に使ってみましょう。ショート・ビデオで手順を視聴するか、以下に記載された詳細な手順を参考にして、作業を進めてください。

1.1 ボードの概要

MCXW23-EVKボードには、ヘルスケアIoTデモが事前にプログラムされたMCXW236BHN-RDMボードが付属しています。このプログラムは、開梱したデバイスが正常に動作することを検証するための動作確認用に使用できます。

Figure 1. MCXW23-EVK Callouts

Figure 1. MCXW23-EVK Callouts

1.2 ボードのセットアップ

MCXW23-EVKボードをMCXW236B-EVK-BBに接続する場合は、RDMボードのコネクタJ6およびJ7のピンをそれぞれJ8およびJ12に接続します。ボードを接続する前に、MCXW236B-EVK-BBのジャンパが正しく設定されていることを確認してください。

MCXW23-EVKボードとMCXW236B-EVK-BBを接続する場合のジャンパ設定については、下の図を参考にしてください。

Figure 2. MCXW23-EVK Callouts

Figure 2. MCXW23-EVK Callouts

MCXW236B-EVK-BBをMCXW23xByy-RDMまたはMCXW23xAyy-RDMに接続する場合のジャンパ設定の詳細については、MCXW23-EVK-BBのユーザー・マニュアルを参照してください

1.3 ボードの接続

USB Type-CケーブルをコネクタJ33からホスト・コンピュータまたは電源に接続して、ボードに電源を供給し、デモ・プログラムを実行します。上のビデオで説明されている手順に従って、NXPのIoT ToolBoxを接続してデモを実行してください。

デバイスに接続する際にパスワードが要求される場合は、「999999」を使用してください。

Figure 3. MCXW23-EVK Plug in the Board

Figure 3. MCXW23-EVK Plug in the Board

2. ソフトウェアの入手

2.1 ツールチェーンをインストールする

NXPは、MCUXpresso for VS Codeというツールチェーンを提供しています。MCUXpresso for VS Code v25.06以降をダウンロードしてください。

Visual Studio Code

VS Codeを入手する

以下のチュートリアルで、ホストPCにVS Codeをインストールする方法を説明しています。

2.2 MCUXpresso SDKですぐに設計を開始する

NXPの拡張機能により、Visual Studio Codeのワークスペースにソフトウェア・リポジトリを追加するためのツールが用意されています。ソフトウェア・リポジトリは、次の3つのソースから追加できます。

  • GitのリモートURL
  • NXPのMCUXpresso SDKアーカイブ・ファイル
  • 既存のGitフォルダ

このセクションでは、Gitのリモート・リポジトリ・オプションを使用してMCUXpresso SDKをインポートします。Gitのリモート・リポジトリ・オプションの場合は、以下の手順に従ってください。

  1. MCUXpresso拡張機能のアイコンをクリックします
  2. [QUICKSTART PANEL(クイックスタート・パネル)]タブをクリックし、次に[Import Repository(リポジトリのインポート)]ボタンをクリックします。このボタンをクリックすると、IDEに新しいインポート・ウィンドウが表示されます
  3. MCUXpresso SDK Step 1
  4. [Remote(リモート)]オプションを選択して、提供されているSDKファイルをインポートします
  5. [Repository(リポジトリ)]オプションの矢印ボタンをクリックして参照し、[MCUXpresso SDK - 24.12 or newer(MCUXpresso SDK - 24.12以降)]オプションを検索します
  6. [Revision(リビジョン)]オプションの矢印ボタンをクリックして参照し、バージョン[v25.09.00]以降を検索します
  7. 各SDKの共通の「保存先」となるフォルダを参照します(例:C:\VS_CODE_SDKs)。新しいSDKの名前を入力します。ここでは、\mcux_sdk_v25_09_00_pvw1としています
  8. [Import(インポート)]ボタンをクリックして、インストールが完了するのを待ちます
  9. MCUXpresso SDK Step 2

2.3 MCUXpresso Config Tools

MCUXpresso Config Toolsは、ユーザーがMCUXpresso SDKプロジェクトを新規に作成するための構成ツールの統合スイートであり、カスタム・ボード・サポート用の初期化Cコードを生成するためのピン・ツールとクロック・ツールも備えています。MCUXpresso IDEの一部として、また別のIDEを使用する場合は個別ツールとして完全に統合されます。

以下の[MCUXpresso Config Toolsを入手する]をクリックして、Config Toolsインストーラを入手してください。

MCUXpresso Config Tools

MCUXpresso Config Toolsを入手する

2.4 プログラミング・ツールとプロビジョニング・ツール

MCUXpressoセキュア・プロビジョニング (SEC) ツールは、NXPのMCUデバイスでブート可能な実行ファイルを簡単に生成およびプロビジョニングできる、GUIベースのアプリケーションです。いずれのユーザーも、試験運用および量産に向けてMCUXpressoセキュア・プロビジョニング (SEC) ツールから始めることをお勧めします。このツールは、生産段階におけるNXPのマイクロコントローラでのセキュア・プログラミングとデバイス・プロビジョニングをサポートします。

ツールをダウンロードすると、[Help(ヘルプ)]タブの下にユーザー・ガイドが表示されます。「プロセッサ固有のワークフロー」の章に記載されている、ボードに関する指示に従ってください。

SEC

SECのインストール

3. ビルドと実行

次の手順では、Cortex-M33アプリケーション向けにMCUXpresso for VS Code拡張機能を使用したヘルスケアIoTデモ・アプリケーションについて説明します。MCUXpresso for VS Code拡張機能のインストール手順およびMCXWシリーズのSDKについては、このスタート・ガイドの「ソフトウェアの入手」セクションを参照してください。

3.1 MCUXpresso IDEを使用したアプリケーションのビルドとフラッシュ

  1. 左側のアクティビティ・バーにあるMCUXpressoアイコンを見つけ、クリックして開きます。開いたら、エクスプローラに移動し、[PROJECTS(プロジェクト)]タブを開きます
  2. Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 1
  3. [Import Example from Repository(リポジトリからサンプルをインポート)]をクリックします Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 2
編集画面に次のタブが表示されます
  4. Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 3
  5. [Repository(リポジトリ)]タブの矢印ボタンをクリックして、前のステップでダウンロードしたMCXWシリーズのボードのSDKを選択し、そのボードで実行できるサンプルを選択したら、[Next(次へ)]をクリックします
  6. Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 4
  7. SDKのバージョンに応じたツールチェーンを選択します。問題が発生しないよう、SDKとツールチェーンとで整合性がとれている必要があります。その後、ボードを選択します
  8. Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 5
  9. 矢印ボタンを使用して[Template(テンプレート)]タブを展開し、プロジェクトで使用するテンプレートとして「wireless_examples/reference_design/health_care_iot_peripheral_bm」を選択します。その後、[Import(インポート)]ボタンをクリックします
  10. Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 6
  11. プロジェクトを展開し、「MCU」タブに移動して展開します。[Package(パッケージ)]タブを探し、MCXW236BIHNARパッケージが選択されていることを確認します。選択されていない場合は、[MCU]タブの右端にある[Change package(パッケージの変更)]アイコンをクリックして、プロジェクトにMCXW236BIHNARを設定します
  12. Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 7
  13. プロジェクトを選択し、画面上部のショートカットにある[Build(ビルド)]アイコンをクリックするか、右クリックして[Build(ビルド)]オプションを選択することで、プロジェクトをビルドします
  14. Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 8
  15. プロジェクトは、コンソールにエラーや警告が表示されることなくビルドされる必要があります
  16. Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 9
  17. micro-USBをJ33「MCU-LINK」ポートに挿入し、ボードをコンピュータに接続します
  18. Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 10
  19. 画面上部の[Debug(デバッグ)]アイコンをクリックするか、右クリックして[Debug(デバッグ)]オプションを選択することで、アプリケーションをボードにダウンロードします
  20. Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 11
  21. シリアル・ターミナルを開いて、アプリケーションの出力を確認できるようにします。ボードに接続されているMCU-Linkプローブと一致するポートを「MCULink-VCOM」ウィンドウで選択します。ターミナルをボーレートまたは速度「460800」、8データ・ビットビット、パリティなし、1ストップ・ビットに設定し、そのポートに接続します
  22. Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 12
Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 13
  23. [Run(実行)]アイコンをクリックしてアプリケーションを実行します。ターミナルに表示される出力を確認します
  24. Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 14
Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 15
  25. ボード上の「Wake_up」と表示されたSW3を押すと、サンプルの実行が開始されます
  26. Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 16
  27. ターミナルに表示される出力を確認します
  28. Build and flash application using MCUXpresso IDE - fig 17
  29. このデモをIoT Toolboxアプリに接続するには、セクション1の「接続」関連ビデオで説明されている手順に従ってください

4. 作成

4.1 MCUXpresso for VS Codeからサンプル・プロジェクトのクローンを作成する

次の手順では、汎用出力の操作方法について説明します。このサンプルでは、GPIOを設定して、LEDを切り替える信号を設定します。

  1. 左側のアクティビティ・バーにあるMCUXpressoアイコンを見つけ、クリックして開きます。開いたら、エクスプローラに移動して[PROJECT(プロジェクト)]タブを開き、インポートされたリポジトリのサンプル・アプリケーションをクリックし、[Import Repository(リポジトリのインポート)]アイコンをクリックするか、[Quickstart panel(クイックスタート・パネル)]に移動して[Import Example from Repository(リポジトリからサンプルをインポート)]ボタンをクリックします
  2. Modify an Example Project from MCUXpresso for VS Code - fig 1
  3. MCXW23-EVKボードのリポジトリをクリックして選択し、SDKのバージョンと整合性のとれた対応するツールチェーンを選択します
  4. Modify an Example Project from MCUXpresso for VS Code - fig 2
  5. 矢印ボタンを使用して[Template(テンプレート)]のカテゴリを展開して、「demo_apps/led_blinky_lpc」を検索し、一致するテキストを見つけたらクリックして選択します。その後、[Import(インポート)]をクリックします
  6. Modify an Example Project from MCUXpresso for VS Code - fig 3
  7. 「mcxw23evk_led_blinky_lpc」プロジェクトを展開し、「MCU」タブに移動して展開します。[Package(パッケージ)]タブを探し、MCXW236BIHNARパッケージが選択されていることを確認します。選択されていない場合は、[MCU]タブの右端にある[Change package(パッケージの変更)]アイコンをクリックして、プロジェクトにMCXW236BIHNARを設定します
  8. Modify an Example Project from MCUXpresso for VS Code - fig 4
  9. サイド・バーにある「mcxw23evk_led_blinky_lpc」プロジェクトをクリックし、前のセクションに記載されている方法でデモをコンパイルして実行します
  10. Modify an Example Project from MCUXpresso for VS Code - fig 5
  11. 赤色のLEDが点滅するはずです
  12. デバッグ・セッションを終了します

4.2 MCUXpresso IDEのピン・ツールを使用する

  1. プロジェクトを右クリックし、[Open with MCUXpresso Config Tools(MCUXpresso Config Toolsで開く)]ボタンを選択して、ピン・ツールを開きます
  2. Use MCUXpresso IDE Pins Tools - fig 1
  3. ピン・ツールに[Start Development(開発の開始)]ウィンドウが表示されるので、プロジェクトの.mexファイルを検索して選択します。このファイルがプロジェクトに含まれている場合は、/mcux/mcuxsdk\examples\_boards\mcxw23evkのパスで見つけることができます。たとえば、以下の画像では、タイプのプロジェクトのSDKのパスからプロジェクトとしてを選択し、.mexファイルを選択していますが、このファイルにはプロジェクトの設定があるため、[Next(次へ)]、[Finish(完了)]の順にクリックして完了します
  4. Use MCUXpresso IDE Pins Tools - fig 2
  5. Use MCUXpresso IDE Pins Tools - fig 3

4.3 MCUXpresso Config Toolsを使用する

  1. ここでは、MCUXpresso Config Toolsを使用してこのプロジェクトのピン構成を編集します。[Pins(ピン)]ビューの[Show dedicated pins(専用ピンを表示)]および[Show not routed pins(ルーティングされていないピンを表示)]のチェックボックスのチェックを外し、ルーティングされているピンのみを表示させます。ルーティングされたピンには、ピンの名称の横に緑色のボックスが表示されます。ルーティングされた各ピンに選択された機能は、緑色にハイライト表示されます
  2. Use MCUXpresso Config tools - fig 1
  3. 現在の構成では、PIO0_19はLEDを切り替えるためにGPIOの出力としてルーティングされています。SW4ボタンを有効にするためにピン構成を追加しましょう
  4. [Show not routed pins(ルーティングされていないピンを表示)]を選択し、他のすべてのオプションを表示させます。SW4ボタンを有効にするには、PIO0_18を検索し、[PIN]列のチェックボックスをクリックして有効にします
  5. Use MCUXpresso Config tools - fig 2
Use MCUXpresso Config tools - fig 3
  6. チェックボックスをクリックすると、以下のウィンドウが表示されます。検索ボックスに「gpio」と入力し、「GPIO:PIO0,18」を選択したら、[Done(完了)]をクリックします
  7. Use MCUXpresso Config tools - fig 4
  8. [Routing Details(ルーティング詳細)]ウィンドウで出力として設定されるピン構成を確認します
  9. Use MCUXpresso Config tools - fig 5
  10. 次に、ピン・ツールによって生成された、新たに更新されたpin_mux.cファイルとpin_mux.hファイルをエクスポートして、これらの変更をプロジェクトに実装します。メニュー・バーの[Update Project(プロジェクトの更新)]をクリックします
  11. Use MCUXpresso Config tools - fig 6
  12. ファイルを保存し、新しい設定ファイルのエクスポートに進みます。Ctrl + Sを押すか、[File(ファイル)]タブをクリックし、[Save(保存)]をクリックします
  13. ポップアップ画面に変更するファイルが表示されます。[diff]をクリックすると、現在のファイルとピン・ツールで生成された新しいファイルとの違いを確認できます
  14. [OK]をクリックして、新しいファイルをプロジェクトに上書きします
  15. Use MCUXpresso Config tools - fig 7
  16. このステップで、ツールから生成された新しいファイルを置き換えます。これらのファイルは「board」という名前の新しいフォルダ内に作成されています。このフォルダは、前の手順で示したようにサンプル・パスに置かれます。プロジェクト・ファイルを新しいバージョンに変更するために、このフォルダから元のサンプル・フォルダにファイルをコピーすることができます
  17. Use MCUXpresso Config tools - fig 8
Use MCUXpresso Config tools - fig 9
Use MCUXpresso Config tools - fig 10
  18. サンプルにいくつかのコードを追加してみましょう。led_blinky.cファイルを開き、SW4 GPIOピンを制御および読み取る次のマクロを追加します
  19. Use MCUXpresso Config tools - fig 11
  20. スイッチの状態値を格納する2つの変数を追加します。後でそれらの変数を使用してLEDの状態を制御します
  21. Use MCUXpresso Config tools - fig 12
  22. 最後のwhileループに、次の変更を追加します
  23. Use MCUXpresso Config tools - fig 13
  24. 前のセクションで行ったように、プロジェクトをビルドしてダウンロードします
  25. アプリケーションを実行します。これで、SW4キーを押すたびにLEDが現在の状態から切り替わります
  26. デバッグ・セッションを終了します

5. MCUXpresso開発者エクスペリエンス

以下の各セクションで、柔軟なプロトタイピングと開発のために提供されているエコシステムについてご覧ください。以下のビデオでは、FRDMプラットフォーム、フル機能のEVK、および拡張機能向けの互換シールドをご紹介しています。さらに、NXPのGitHubを通じて多数のアプリケーション・サンプルを提供するアプリケーション・コード・ハブ・ポータルについて詳しく説明します。

5.1 FRDMプラットフォーム、フル機能のEVK、シールド

NXPでは、迅速なプロトタイピングのためのプラットフォーム向けに、低コストのFRDMプラットフォームとフル機能のEVKの両方を提供しています。

FRDM開発ボードは、標準のフォーム・ファクタとヘッダー、MCU I/Oへの簡単なアクセス、オンボードMCU-Linkデバッガ、USB-Cケーブルを備えています。フル機能の評価キットには、I/Oおよびインターフェースへの拡張アクセス、Wi-Fi拡張機能のほか、追加のMCU-Link機能が含まれます。互換性のあるClickボードやArduinoシールドも多数あります。Open CMSIS Packでサポートされるものについては、ACHでサンプルが提供されている場合がありますが、そうでない場合でも、その多くがI²C、SPI、UARTなどのシリアル・インターフェースを利用して容易に使用でき、MCUXpresso SDKでドライバとサンプルが提供されています。

5.2 アプリケーション・コード・ハブ

アプリケーション・コード・ハブは、開発者がソフトウェアをすばやく見つけることができるインタラクティブなダッシュボードを提供することで、NXPのMCUXpressoの開発者エクスペリエンスをさらに向上させます。ACHに今すぐアクセスして、この新しいインタラクティブなアプリケーション・コード・ハブの詳細やその利点について確認しておきましょう。

アプリケーション・コード・ハブからアクセス可能なソフトウェアはNXPのGitHubリポジトリに置かれているため、その場所に直接アクセスして簡単にクローンを作成することができます。

5.3 デモのご紹介

次のデモでは、モータ制御シールドと低コストLCDを備え、FRDMプラットフォームを基盤とするシステムを使用して、ACHからプロジェクトをインポートする方法を示しています。評価ボードがこのシステムと異なる場合でも、以降の手順はサポート対象のすべてのプラットフォームで同じように実施できます。

サポート

サポート

NXPのいずれかのコミュニティ・サイトで、他のエンジニアとつながり、MCXW236BHN-RDMを使用した設計に関する専門的なアドバイスを受けることができます。