お客様の素早い設計とより早い製品化を実現する、技術情報と専門知識をご紹介します。
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MCU-Linkのインストールの概要2
MCUXpresso IDEでのMCU-LINK-MRの使用3
サード・パーティ製IDEでのMCU-LINK-MRのセットアップ4
他のシリアル・ターミナル・プログラムの使用サインイン 進行状況を保存するには アカウントをお持ちでない方 アカウントを作成する。
MCU-LINK-MRデバッグ・プローブのセットアップは非常に簡単です。MCU-LINK-MRデバッグ・プローブは、Windows 10/11、MacOS X、またはUbuntu Linuxオペレーティング・システム (OS) が動作するホスト・コンピュータでサポートされます。このデバッグ・プローブは、標準のOSドライバで動作します。
LinkServerは、NXPデバッグ・プローブ用GDBサーバの起動と管理、フラッシュ・プログラミング、およびその他の機能のためのユーティリティで、MCU-LINK-MRファームウェアのアップデート機能も備えています。バージョン2.263用のMCU-LINK-MRファームウェア・アップデート・ユーティリティも表示されますが、これはMCU-LINK-MR用のWinUSBドライバを使用できない場合や、11.6.1以前のバージョンのMCUXpressoを使用している場合にのみインストールしてください(詳細については、ボードのユーザー・ガイドを参照してください)。
MCU-LINK-MRをISPモードにするには、ボードに電源が供給されている状態でボード上のLPC ISP Mode
ボタンを押します。
LinkServerユーティリティ・パッケージをダウンロードしてインストールし、ディレクトリをインストール・ディレクトリに変更して、以下の手順に従います。
アップデートが失敗した場合は、MCU-LINK-MRの接続を外し、ISP
ジャンパを取り付けて再接続します。次に、スクリプト・ディレクトリからprogram_CMSIS.cmd
スクリプトを実行します。
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これで、MCU-LINK-MRはCMSIS-DAPプローブをサポートするどのIDEでも動作するようになりましたが、MCUXpresso IDEまたはMCUXpresso for Visual Studio Codeでは動作が保証されており、追加の設定が必要ありません。新しいファームウェアがリリースされたときには、IDEによって通知されます。
LinkServerにはいくつかの便利なコマンドとユーティリティが含まれています。詳細については、インストールに含まれるreadmeマークダウン・ファイルを参照してください。
MCU-LINK-MRプローブをLIBUSBIOライブラリとともに使用することで、テストおよび開発用のUSB-シリアル・ブリッジが得られます。さらに、MCU-LINK-MRは、カスタマイズ可能な可視化と変数制御を提供する非常にパワフルなFreeMASTERデバッグ・ツールによって完全にサポートされています。そして、MCU-LINK-MRプローブは、MCUXpressoセキュア・プログラミング/プロビジョニング・ツールに加え、使用するユーティリティのソースを提供するセキュア・プロビジョニングSDKと完全に互換性があります。
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MCUXpresso IDEは、サポートされている他のプローブの場合と同様に、MCU-LINK-MRを自動的に検出します。
注:バージョン11.1以降がサポートされていますが、11.2.1以降を使用することを推奨します。
MCU-LINK-MRのVCOM機能はIDEから独立していますが、MCUXpresso IDEに内蔵されたシリアル・ターミナル機能とともに使用することができます。
MCUXpresso IDEでのMCU-LINK-MRの使用方法の概要については、以下のショート・チュートリアル・ビデオを参照してください。
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MCU-LINK-MRは、Arm Keil μVisionやIAR Embedded Workbenchなどのパートナー製IDEで使用できます。他のCMSIS-DAPプローブと同様に、セットアップは非常に簡単です。
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MCU-LINK-MRのVCOM機能は、PuTTYやTera Termなどのシリアル・ターミナル・エミュレーション・プログラムで利用できます。セットアップは類似のVCOMデバイスと同様です。ほとんどのMCUXpresso SDKサンプルでは、設定としてボーレート115,200、8データ・ビット、パリティなし、1ストップ・ビットを使用します。MCU-LINK-MRの仮想COMポートのポート番号を確認するには、デバイス・マネージャを開き、「Ports(ポート)」グループでポートを探します。
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PuTTYは、広く利用されているターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。
*.exe
ファイルをダブルクリックするか、[Start(スタート)]メニューから選択して、PuTTYを起動しますTera Termは、広く利用されているオープン・ソースのターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。
設計のヒントやトレーニング・ドキュメント、さらにNXPコミュニティを通じて、MCU-LINK-MRについての知識を深めることができます。不明な点がある場合は、NXPサポートにお問い合わせください。
NXPのいずれかのコミュニティ・サイトで、他のエンジニアとつながり、MCU-Linkを使用した設計に関する専門的なアドバイスを受けることができます。