FRDM-MCXW72のスタート・ガイド

最終更新日時: Dec 15, 2025サポート FRDM-MCXW72

このドキュメントの内容

  • 1

    接続
  • 2

    ソフトウェアの入手
  • 3

    ビルドと実行
  • 4

    作成
  • 5

    MCUXpresso開発者エクスペリエンス

1. 接続

FRDMボードを実際に使ってみましょう。ショート・ビデオで手順を視聴するか、以下に記載された詳細な手順を参考にして、次の作業を進めてください。

1.1 ボードの概要

FRDM-MCXW72ボードには、ワイヤレスのデモが事前にプログラム済みです。これは、開梱したデバイスが正常に動作することをその場で検証するための確認用に使用できます。

Get familiar with the board

Get familiar with the board

1.2 ボードの接続

USB Type-CケーブルをコネクタJ10からホスト・コンピュータまたは電源に接続して、ボードの電源を入れ、デモ・プログラムを実行します。この時点で、RGB LEDが点灯しているのが確認できるはずです。

スマートフォンのNXP IoT Toolboxアプリを使用し、アプリの[Wireless UART(ワイヤレスUART)]アイコンをタップすることで、ボードに接続できます。次に、アプリで[NXP_WU]デバイスを選択し、0~4の数字の送信を開始してLEDの状態を制御します。

Plug in the board

Plug in the board

1.3 クイック・スタート・デモの実行

NXPのIoT Toolboxは、ワイヤレス・コネクティビティのデモおよびテストをサポートするように設計された汎用性の高いモバイル・アプリケーションです。NXPの開発プラットフォームとやり取りするための直感的なインターフェースを提供します。このスタート・ガイドの次のセクションに進むには、このアプリが必要です。

インタラクティブなIoT Toolboxをスマートフォンにインストールして、今すぐ始めましょう。

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IoT Toolbox Icon

スマートフォンでNXP IoT Toolboxアプリを開きます。[Wireless UART(ワイヤレス汎用非同期送受信回路 (UART))]アイコンを選択します。ワイヤレスUART LEDデバイスを選択します。この時点で、IoT Toolboxアプリとシリアル・ターミナルの両方でデバイスのステータスが「Connected(接続済み)」と表示されているはずです。0~4の番号を送信してLEDの設定を変更します。

FRDM-MCXW72 OOB Image 1 FRDM-MCXW72 OOB Image 2

センサの機能を変更するには[sw2]を押します。ボタンを押すと「Sens a」または「Sens b」メッセージが送信され、オンボード・ライト・センサとオンボード加速度センサのどちらから読み出すのかを変更できます。

OOB Image 3

OOB Image 3
FRDM-MCXW72 OOB Image 3

2. ソフトウェアの入手

ソフトウェアの入手方法については、以下のビデオをご覧ください。

2.1 ツールチェーンをインストールする

NXPは、MCUXpresso統合開発環境 (IDE) というツールチェーンを無償で提供しています。MCUXpresso for Visual Studio (VS) Code v25.06またはMCUXpresso IDE v25.06.xxをダウンロードしてください

Visual Studio Code

MCUXpresso for VS Codeを入手する

チュートリアルに従って、ホストPCにVirtual Studio Code (VS Code) をインストールします。

別のツールチェーンを使用する場合:

どの代替ツールチェーンを選べばよいのかわからない場合は、MCUXpressoスイートのソフトウェアとツールをご覧ください。

MCUXpressoソフトウェア開発キット (SDK) は、IARKeilコマンドラインGCCなどの他のツールをサポートしています。

MCUXPRESSOLOGOS

2.2 MCUXpresso SDKですぐに設計を開始する

NXPの拡張機能には、VS Codeのワークスペースにソフトウェア・リポジトリを追加するためのツールが用意されています。ソフトウェア・リポジトリは、次の3つのソースからアクセスできます。

  • GitのリモートURL
  • NXPのMCUXpresso SDKアーカイブ・ファイル
  • 既存のGitフォルダ

このセクションでは、Gitのリモート・リポジトリ・オプションを使用してMCUXpresso SDKをインポートします。

Gitのリモート・リポジトリ・オプションについては、以下の手順に従ってください。

  1. MCUXpresso拡張機能のアイコンをクリックします
  2. [QUICKSTART PANEL(クイックスタート・パネル)]タブをクリックし、次に[Import Repository(リポジトリのインポート)]ボタンをクリックします。このボタンをクリックすると、IDEに新しいインポート・ウィンドウが表示されます
  3. Jump Start Your Design with the MCUXpresso SDK 1
  4. [Remote(リモート)]オプションを選択して、提供されているSDKファイルをインポートします
  5. 矢印ボタンをクリックして[Repository(リポジトリ)]オプションにアクセスし、[MCUXpresso SDK - 24.12 or newer(MCUXpresso SDK - 24.12以降)]オプションを検索します
  6. 矢印ボタンをクリックして[Revision(リビジョン)]オプションにアクセスし、バージョン[v25.06.00]以降を検索します
  7. 各SDKの共通の保存先となるフォルダを指定します(例:C:\VS_CODE_SDKs)。次に、新しいSDKの名前を入力します。ここでは、「\mcux_sdk_v25_06_00」としています
  8. [Import(インポート)]ボタンをクリックして、インストールが完了するのを待ちます
  9. Jump Start Your Design with the MCUXpresso SDK 2

2.3 MCUXpresso Config Tools

MCUXpresso Config Toolsは、ユーザーがMCUXpresso SDKプロジェクトを新規に作成するための構成ツールの統合スイートであり、カスタム・ボード・サポート用の初期化Cコードを生成するためのピン・ツールとクロック・ツールも備えています。MCUXpresso IDEの一部として完全に統合されていますが、別のIDEを使用する場合には独立したツールとしても使用できます。

以下の[MCUXpresso Config Toolsを入手する]ボタンをクリックして、Config Toolsインストーラを入手してください。

MCUXpresso Config Tools

MCUXpresso Config Toolsを入手する

2.4 プログラミング・ツールとプロビジョニング・ツール

MCUXpressoセキュア・プロビジョニング (SEC) ツールは、NXPのMCUデバイスでブート可能な実行ファイルを簡単に生成およびプロビジョニングできる、グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) ベースのアプリケーションです。いずれのユーザーも、試験運用および量産に向けてMCUXpressoセキュア・プロビジョニング (SEC) ツールから始めることをお勧めします。このツールは、生産段階におけるNXPのマイクロコントローラでのセキュア・プログラミングとデバイス・プロビジョニングをサポートします。

ツールをダウンロードすると、[Help(ヘルプ)]タブの下にユーザー・ガイドが表示されます。次に、「プロセッサ固有のワークフロー」の章に記載されている、ボードに関する指示に従ってください。

SEC

SECのインストール

2.5 ドライバのインストール

MCU-Linkは、Windows 10、MacOS X、Ubuntu Linuxオペレーティング・システム (OS) が動作するホスト・コンピュータでサポートされます。各OSのMCU-Linkファームウェア・パッケージが用意されています。これにはホスト・デバイス・ドライバ、MCU-Linkファームウェア、スクリプトが含まれ、CMSIS-DAPとJ-Linkファームウェア・オプションのプログラミングに使用できます。

ホスト・デバイス・ドライバをダウンロードしてインストールし、MCU-Linkファームウェアをアップデートするには、次の手順に従います。

  1. NXPウェブサイトのMCU-Linkページに移動します
  2. [Design Resources(設計・リソース)]をクリックし、次に[SOFTWARE(ソフトウェア)]カテゴリをクリックします(互換性のある3つのOSすべての最新バージョンのインストール・パッケージが上部に表示されます)
  3. ご使用のホストOS用のパッケージをダウンロードしてインストールするか (Linux/MacOS)、インストーラ・プログラムを実行します (Windows)(パッケージはMCU-LINK_installer_Vx_xxxディレクトリにインストールまたは解凍されます)
  4. ジャンパJP5を短絡させて、MCU-Linkを (USB) ISPモードに切り替えます
  5. USB micro-Bケーブルを使用して、ボード上のJ10コネクタをホスト・コンピュータのUSBポートに接続します。これにより、MCU-Linkは (USB) ISPモードで電源が入り、ボードがヒューマン・インターフェース・デバイス (HID) クラス・デバイスとして列挙されます
  6. 「Readme.txt」ファイル(MCU-LINK_installer_Vx_xxxディレクトリにあります)の「Firmware Installation Guide(ファームウェア・インストール・ガイド)」セクションに記載されている手順に従って、MCU-Linkの内部フラッシュにMCU-Linkファームウェアをプログラムします。次に、提供されているスクリプトを使用して、CMSIS-DAPまたはJ-Linkファームウェア・オプションをプログラムします
  7. ホスト・コンピュータからボードを取り外し、ジャンパJP5を取り外してから、ボードを再接続します

2.6 マイクロコントローラ用LinkServer

LinkServerはNXPデバッグ・プローブ用GNUデバッガ (GDB) サーバを起動および管理するためのユーティリティで、コマンドライン方式のターゲット・フラッシュ・プログラミング機能も備えています。LinkServerは、NXPのMCUXpresso for VS Codeの実装時にGNUツールに基づくカスタム・デバッグ構成と組み合わせて使用できるほか、継続的な統合やテストのためのヘッドレス・ソリューションの一部としても利用可能です。

LinkServerをインストールするには、まずダウンロードします。それには、NXPのLinkserverのウェブページで[ダウンロード]をクリックし、お使いのOSに対応するパッケージを選択します。代わりに、VS Code拡張機能内のMCUXpressoインストーラを使用し、[LinkServer]チェックボックスを選択して[Install(インストール)]をクリックすることでもインストールできます。

2.7 IoT Toolboxのインストール

NXPのIoT Toolboxは、ワイヤレス・コネクティビティのデモおよびテストをサポートするように設計された汎用性の高いモバイル・アプリケーションです。NXPの開発プラットフォームとやり取りするための直感的なインターフェースを提供します。このスタート・ガイドの次のセクションに進むには、このアプリが必要です。

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IoT Toolbox Icon

3. ビルドと実行

デモ・アプリケーションやドライバのサンプルを使用していると、それを自分でビルドしてデバッグする方法を知りたくなる方もいるでしょう。MCUXpresso SDKのスタート・ガイドでは、サポートされているツールチェーンのデモを設定、ビルド、およびデバッグする方法について、わかりやすく手順に沿って解説しています。

3.1 ワイヤレス・サンプルのNBUのアップデート

使用しているアプリケーションのSDKバージョンに対応した狭帯域ユニット (NBU) を使用する必要がある点にご注意ください。つまり、SDKをダウンロードする場合は、ワイヤレスSDKサンプルをロードする前に、次のSDKフォルダに用意されているバイナリを使用してNBUイメージをアップデートします (../middleware/wireless/ble-controller/bin)。

NBUファームウェアのイメージは以下で見つけることができます。

BINファイルのタイプ

  • NBUをプログラムするためのFRDM-MCXW72バイナリ・ファイル
Updating NBU for Wireless Examples - step 1

NBUをアップデートするには、LinkServerに含まれているLinkFlashツールを使用します。

  1. LinkServerフォルダのパスを開き、LinkFlash.exeファイルを実行します
  2. Updating NBU for Wireless Examples - step 2
  3. ボードをコンピュータのUSBポートに接続します
  4. デバイスが接続されたら、[Refresh(再読み込み)]ボタンをクリックして、ボードのターゲット・プローブを更新および設定します
  5. Updating NBU for Wireless Examples - step 3
  6. 次に、[Program(プログラム)]タブをクリックします
  7. 次に、[Browse(参照)]ボタンをクリックし、NBUファームウェア (FW) ファイルを選択します
  8. アドレスを「0x48800000」に設定します
  9. [Mass erase before programming(プログラミング前に一括消去する)]チェックボックスにチェックを入れます。場合によっては、[Reset target after programming(プログラミング後にターゲットをリセットする)]チェックボックスを選択することもできます
  10. [Program(プログラム)]をクリックします
  11. Updating NBU for Wireless Examples - step 4

3.2 Visual Studio Code向けのMCUXpresso拡張機能を使用したアプリケーションのビルドとフラッシュ

次の手順では、Arm® Cortex®-M33アプリケーション向けにVS CodeのMCUXpresso拡張機能を使用したwireless_uartデモ・アプリケーションについて説明します。MCUXpresso for VS Code IDEのインストール手順およびMCXW72のSDKについては、このスタート・ガイドの「ソフトウェアの入手」セクションを参照してください。

  1. 左側のアクティビティ・バーにあるMCUXpressoアイコンを見つけ、クリックして開きます。開いたら、エクスプローラに移動し、[PROJECTS(プロジェクト)]タブを開きます
  2. Build and flash application using MCUXpresso VS - step 1
  3. [Import Example from Repository(リポジトリからサンプルをインポート)]オプションをクリックします
  4. Build and flash application using MCUXpresso VS - step 2
  5. 編集画面に次のタブが表示されます
  6. Build and flash application using MCUXpresso VS - step 3
  7. [Repository(リポジトリ)]タブの右側にある矢印ボタンをクリックして、前のステップでダウンロードしたFRDM MCXWシリーズのボードのSDKを選択し、そのボードで実行できるサンプルを選択したら、[Next(次へ)]をクリックします
  8. Build and flash application using MCUXpresso VS - step 4
  9. ツールチェーンを選択し、次にボードを選択します
  10. Build and flash application using MCUXpresso VS - step 5
  11. 右側の矢印ボタンを使用して[Template(テンプレート)]タブを展開し、プロジェクトで使用するテンプレートとして「wireless_examples/bluetooth/w_uart/bm/wireless_uart_bm」を選択します。その後、[Import(インポート)]ボタンをクリックします
  12. Build and flash application using MCUXpresso VS - step 6
  13. プロジェクトを選択し、下図に示すショートカットにある[Build(ビルド)]アイコンをクリックするか、右クリックして[Build Project(プロジェクトのビルド)]オプションを選択することで、プロジェクトをビルドします
  14. Build and flash application using MCUXpresso VS - step 7
  15. これ以降、プロジェクトは、コンソールにエラーや警告が表示されることなくビルドされる必要があります
  16. Build and flash application using MCUXpresso VS - step 8
  17. micro USBケーブルをJ10 MCU-LINKポートに挿入し、ボードをコンピュータに接続します
  18. Build and flash application using MCUXpresso VS - step 9
  19. 下図に示す[Debug(デバッグ)]アイコンをクリックするか、右クリックして[Debug(デバッグ)]オプションを選択することで、アプリケーションをボードにダウンロードします
  20. Build and flash application using MCUXpresso VS - step 10
  21. シリアル・ターミナルを開いて、アプリケーションの出力を確認します
  22. ボードに接続されているMCU-LINKプローブに対応するポート(「MCULink-VCOM」とラベル付けされている)を選択します
  23. ターミナルを次のように設定します:ボーレート115,200、8データ・ビット、パリティなし、1ストップ・ビット。その後、そのポートに接続します
  24. Build and flash application using MCUXpresso VS - step 11
  25. アプリケーションを実行するには、[Run(実行)]アイコンをクリックします(ターミナルに表示される出力を確認します)
  26. Build and flash application using MCUXpresso VS - step 12 Build and flash application using MCUXpresso VS - step 13
  27. ボード上のSW4を押してアプリケーションの役割をペリフェラルに変更します。次に、SW2を押してアドバタイズを開始します
  28. Build and flash application using MCUXpresso VS - step 14
  29. ターミナルに表示される出力を確認します
  30. Build and flash application using MCUXpresso VS - step 15
  31. このデモをIoT Toolboxアプリに接続するには、このスタート・ガイドの「接続」セクションにあるビデオで示されている手順に従ってください

4. 作成

4.1 MCUXpresso IDEからサンプル・プロジェクトのクローンを作成する

次の手順では、汎用出力の操作方法について説明します。このサンプルでは、LEDを切り替える時間間隔を決めるSysTickタイマを設定します。

  1. 左側のアクティビティ・バーにあるMCUXpressoアイコンをクリックして開きます
    サンプル・アプリケーションをインポートする方法には、以下のオプションがあります。
    • エクスプローラに移動して、[PROJECT(プロジェクト)]タブを開き、[Import Example from Repository(リポジトリからサンプルをインポート)]ボタンをクリックする
    • [Import Repository(リポジトリのインポート)]アイコンをクリックする
    • [QUICKSTART PANEL(クイックスタート・パネル)]に移動して、[Import Example from Repository(リポジトリからサンプルをインポート)]をクリックする
  2. Clone an example project from MCUXpresso IDE - step 1Clone an example project from MCUXpresso IDE - step 1
  3. FRDM-MCXW72ボードのリポジトリをクリックして選択し、対応するツールチェーンを選択します
  4. Clone an example project from MCUXpresso IDE - step 2
  5. 右側の矢印ボタンを使用して[Template(テンプレート)]のカテゴリを展開して、「demo_apps/led_blinky_cm33_core0」を検索し、一致するテキストを見つけたらクリックして選択します。その後、[Import(インポート)]をクリックします
  6. Clone an example project from MCUXpresso IDE - step 3
  7. リストから「frdmmcxw72_led_blinky_cm33_core0」プロジェクトを選択したら、前のセクションで説明したようにデモをコンパイルして実行します
  8. Clone an example project from MCUXpresso IDE - step 4
  9. これで、赤色LEDが一定の周期で点滅しているのが確認できるはずです
  10. デバッグ・セッションを終了します

4.2 サード・パーティ製IDE向けMCUXpresso Config Toolsを使用してサンプル・プロジェクトのクローンを作成する

次の手順では、汎用出力の操作方法について説明します。このサンプルでは、LEDを切り替える時間間隔を決めるSysTickタイマを設定します。

  1. MCUXpresso Config Toolsを開きます
  2. 表示されるウィザードで、[Create a new configuration based on an SDK example or hello world project(SDKサンプルまたはhello worldプロジェクトに基づいて構成を新規作成する)]ラジオ・ボタンを選択し、[Next(次へ)]をクリックします
  3. Clone an Example Project using MCUXpresso Config Tool for 3rd Party IDE - step 1
  4. 次の画面で、MCUXpresso SDKの場所を選択します(SDKパッケージは事前に解凍しておく必要があります)
    • 次に、使用中のIDEを選択します(選択できるのは、SDKのビルド時にオンラインのSDKビルダで選択されたIDEに限られます)
    • 次に、[Clone select example(選択したサンプルをクローンする)]をクリックしたら、クローンするプロジェクトを選択します(この例ではTPM PWMサンプルを使用するため、フィルタのボックスに「led」と入力してプロジェクトを絞り込み、「led_blinky_cm33_core0」サンプル・プロジェクトを選択します)
    • 次に、プロジェクトのクローンの作成先と名前を指定することができます
    • [Finish(完了)]をクリックします
  5. Clone an Example Project using MCUXpresso Config Tool for 3rd Party IDE - step 2
  6. クローンの作成後、選択したディレクトリに移動し、前のセクションで行ったように、IDE用にプロジェクトを開き、プロジェクトをインポート、コンパイル、実行します
  7. 赤色LEDが交互に点滅するはずです
  8. デバッグ・セッションを終了します

4.3 MCUXpresso IDEのピン・ツールを使用する

  1. ファイル・エクスプローラ・ウィンドウの右上の[ConfigTools(設定ツール)]を選択し、次に[Open Pins(ピンを開く)]を選択することで、ピン・ツールを開きます
  2. Use MCUXpresso IDE Pins Tools - step 1
  3. ピン・ツールに[Start Development(開発の開始)]ウィンドウが表示されるので、プロジェクトの.mexファイルを検索して選択します

このファイルがプロジェクトに含まれている場合は、 /mcux/mcuxsdk\examples\_boards\frdmmcxw72\\のパスで見つけることができます

以下の画像を参照し、SDKのパスに移動して、プロジェクトの.mexファイルを選択します(このファイルには構成の設定が含まれています)。その後、[Next(次へ)]をクリックし、[Finish(完了)]をクリックして構成をロードします

Use MCUXpresso IDE Pins Tools - step 2

4.4 ピン・ツールを使用して、LEDがルーティングされたピンを変更する

このステップでは、MCUXpresso Config Toolsを使用します。[Pins(ピン)]ビューの[Show dedicated pins(専用ピンを表示)]および[Show not routed pins(ルーティングされていないピンを表示)]のチェックボックスのチェックを外し、ルーティングされているピンのみを表示させます。ルーティングされたピンには、ピンの名称の横に緑色のボックスが表示されます。ルーティングされた各ピンに選択された機能は、緑色にハイライト表示されます。

    Use the pins tools to modify the LED routed pin - step 1
  1. 現在の設定では、PTA19が汎用入出力 (GPIO) の出力としてルーティングされています。そこで、青色と赤色のLEDを有効にするピン構成を追加します
  2. [Show not routed pins(ルーティングされていないピンを表示)]を選択し、他のすべてのオプションを表示させます(青色と赤色のLEDを有効にするには、検索ボックスに「LED」と入力して検索します)
  3. Use the pins tools to modify the LED routed pin - step 2
  4. チェックボックスをクリックすると、以下のウィンドウが表示されます。検索ボックスに「GPIO」と入力し、「GPIOA:GPIO, 20(PTA20)」を選択したら、[Done(完了)]をクリックします(PTA21のLED_REDに対しても同じ手順を繰り返します)
  5. Use the pins tools to modify the LED routed pin - step 3
  6. [Routing Details(ルーティング詳細)]ウィンドウで出力として設定されるピン構成を確認し、以下に示すようにGPIOの初期状態を設定します
  7. Use the pins tools to modify the LED routed pin - step 4
  8. 次に、ピン・ツールによって生成された、新たに更新されたpin_mux.cファイルとpin_mux.hファイルをエクスポートして、これらの変更をプロジェクトに実装します。その後、メニュー・バーの[Update Code(コードの更新)]をクリックします
  9. Use the pins tools to modify the LED routed pin - step 5
  10. ここで、Ctrl + Sを押すか、[File(ファイル)]タブをクリックして[Save(保存)]をクリックすることで、ファイルを保存します。これにより、新しい設定ファイルをエクスポートできるようになります
  11. ウィンドウが開き、変更するファイルが表示されます。[diff]をクリックすると、現在のファイルとピン・ツールで生成された新しいファイルとの違いを確認できます([OK]をクリックして上書きします)
  12. Use the pins tools to modify the LED routed pin - step 6
  13. これで、「board」という名前の新しいフォルダ内に作成されたファイルが置き換えられます。これは前の手順で示したサンプル・パスにあります。そのため、プロジェクト・ファイルを新しいバージョンに変更するには、ファイルをこのフォルダから元のサンプル・フォルダにコピーします
  14. Use the pins tools to modify the LED routed pin - step 7 Use the pins tools to modify the LED routed pin - step 8 Use the pins tools to modify the LED routed pin - step 9
  15. このサンプルにコードを追加するには、led_blinky.cファイルを開き、青色LEDの出力を制御するための次のマクロを追加します
  16. Use the pins tools to modify the LED routed pin - step 10
  17. 青色LEDの出力を制御するための次の1行のコードを追加します
  18. Use the pins tools to modify the LED routed pin - step 11
  19. (前のセクションで行ったように)プロジェクトをビルドしてダウンロードします
  20. アプリケーションを実行します(赤色と青色のLEDが交互に点灯するはずです)
  21. これでデバッグ・セッションを終了します

5. MCUXpresso開発者エクスペリエンス

以下の各セクションで、柔軟なプロトタイピングと開発のために提供されているエコシステムについてご覧ください。以下のビデオでは、FRDMプラットフォーム、フル機能のEVK、および拡張機能向けの互換シールドについて紹介しています。さらに、NXPのGitHubを通じて多数のアプリケーション・サンプルを提供するアプリケーション・コード・ハブ・ポータルについて詳しく説明します。

5.1 FRDMプラットフォーム、フル機能のEVK、シールド

NXPでは、迅速にプロトタイプを作成するためのプラットフォーム向けに、低コストのFRDMプラットフォームとフル機能のEVKの両方を提供しています。

FRDM開発ボードは、標準のフォーム・ファクタとヘッダー、MCU I/Oへの簡単なアクセス、オンボードMCU-Linkデバッガ、USB-Cケーブルを備えています。フル機能の評価キットには、I/Oおよびインターフェースへの拡張アクセス、Wi-Fi拡張機能のほか、追加のMCU-Link機能が含まれます。互換性のあるClickボードやArduinoシールドも多数あります。Open CMSIS Packでサポートされるものについては、ACHでサンプルが提供されている場合がありますが、そうでない場合でも、その多くがI²C、SPI、UARTなどのシリアル・インターフェースを利用して容易に使用でき、MCUXpresso SDKでドライバとサンプルが提供されています。

5.2 アプリケーション・コード・ハブ

アプリケーション・コード・ハブには開発者がソフトウェアをすばやく見つけることができるインタラクティブなダッシュボードが用意され、MCUXpressoの開発者エクスペリエンスがさらに高められています。ACHに今すぐアクセスして、この新しいインタラクティブなアプリケーション・コード・ハブの詳細やその利点について確認しておきましょう。

アプリケーション・コード・ハブからアクセス可能なソフトウェアはNXPのGitHubリポジトリに置かれているため、その場所に直接アクセスして簡単にクローンを作成することができます。

5.3 デモのご紹介

次のデモでは、モータ制御シールドと低コストLCDを備え、FRDMプラットフォームを基盤とするシステムを使用して、ACHからプロジェクトをインポートする方法を示しています。評価ボードがこのシステムと異なる場合でも、以降の手順はサポート対象のすべてのプラットフォームで同じように実施できます。