EdgeLock SE050セキュア・エレメント (SE) 製品ファミリは、コモン・クライテリアEAL 6+およびFIPS 140-2認証取得の高度なセキュリティを備え、最新の攻撃シナリオからの強力な保護を実現するとともに、拡張された機能によって幅広いIoTユース・ケースに対応しています。このすぐに使用可能なIoTデバイス向けセキュア・エレメントは、ICレベルでの信頼の基点をもたらし、セキュリティ・コードの実装も、危険が伴う鍵や認証情報の入力も必要としない、エッジからクラウドまでの真にエンド・ツー・エンドのセキュリティを実現します。
主な利点
- デザインインを迅速かつ容易にするPlug & Trust、および幅広いユース・ケース向けの包括的な製品サポート・パッケージとサンプル・コード
- 拡張されたユーザー・メモリ、および1つのチップで動作する複数アプリケーションの認証情報を格納するダイナミック・ファイル・システム
- さまざまなMCU/MPUプラットフォームおよびOS(Linux®、RTOS、Android®)との容易な統合
- セキュリティの実装も、危険を伴う鍵や認証資格情報の入力も必要としない、あらゆるMCU/MPUでシステム・レベルのセキュリティを実現するターンキー・ソリューション
- IEC 62443、DLMS/COSEM、OPC-UA、ISO15118-2など多くのセキュリティ規格への準拠をサポート
- エッジからクラウドまで、真のエンド・ツー・エンド・セキュリティ
- ハードウェア・レベルでセキュアな認証情報を事前注入した、IoTデバイスのトラスト・アンカー
EdgeLock SE050は、TLS接続、クラウド・オンボーディング、端末間認証、デバイス整合性保護、アテステーション、センサ・データ保護、Wi-Fi認証情報保護、IoTサービスへのセキュア・アクセス、IoTデバイスのコミッショニングとパーソナライゼーションなど、幅広いIoTセキュリティのユース・ケースをサポートしています。
包括的なPlug & Trust製品サポート・パッケージ
EdgeVerse™ エッジ・コンピューティング・プラットフォームの一部であるEdgeLock SE050は、すぐに使用可能なソリューションとして提供され、事前実装済みの複数の暗号化アルゴリズムとプロトコルに加え、デザインインを簡素化して市場投入までの期間を短縮する包括的な製品サポート・パッケージを備えています。サポート・パッケージは、さまざまなMCUおよびMPU向けのライブラリのほか、Linux、RTOS、Androidを含む多くの一般的なOSとの統合も提供しています。主要なユース・ケースのサンプル・コード、広範なアプリケーション・ノート、i.MXおよびKinetis®マイクロコントローラ向けの互換開発キットなど、時間を節約する設計ツールが最終的なシステム統合の迅速化に役立ちます。
Certified EdgeLock Assurance
EdgeLock SE050はCertified EdgeLock Assuranceプログラムの一部であり、業界標準を満たすように設計され、NXPのセキュリティ・バイ・デザイン・アプローチに従っています。この製品は独立機関によって認定されています。