KIT-STBI-A8971評価ボードのスタート・ガイド

最終更新日時: Apr 6, 2023サポート FXLS8971CF開発ボード

このドキュメントの内容

  • 1

    パッケージの内容
  • 2

    ハードウェアの入手
  • 3

    ソフトウェアのインストール
  • 4

    ハードウェアの構成

1. パッケージの内容

NXPのアナログ製品開発ボードは、NXP製品の評価を目的とした使いやすいプラットフォームです。さまざまなアナログ・ソリューション、ミックスド・シグナル・ソリューション、パワー・ソリューションに対応しています。実績のある大容量テクノロジを使用したモノリシック集積回路およびシステム・イン・パッケージ (SiP) デバイスを搭載しています。NXP製品は、最先端システムへの電源供給において、より長いバッテリ寿命、より小さいフォーム・ファクタ、より少ない部品数、より低いコスト、改善されたパフォーマンスを実現します。

このページでは、FRDM-STBI-A8971ボードをセットアップして使用する手順について説明します。

1.1 キットの内容と同梱物一覧

FRDM-STBI-A8971キットには、以下のものが含まれます。

  • FRDM-STBI-A8971:FXLS8971CFセンサ・シールド・ボード
  • USBケーブル
  • クイック・スタート・ガイド

1.2 ソフトウェア・リファレンス

FRDM-STBI-A8971センサ評価ボードを使用して評価または開発をすぐに開始するには、以下のセンサ・ツールボックス開発者向けリソースをお勧めします。

2. ハードウェアについて

2.1 ボードの特長

  • FXLS8971CF用のセンサ評価ボードは、LPC55S16-EVKとのセンサ・キットとして提供されています。
  • センサの評価をすぐに開始でき、FXLS8971CF 3軸加速度センサを使用したプロトタイプ作成や開発の迅速化に役立ちます。
  • ArduinoやほとんどのNXP Freedom開発ボードと互換性があります。
  • ホストMCUとのI2CおよびSPI通信インターフェースをサポートします。
  • 加速度センサ・モード(通常およびモーション検知)とI2C/SPIインターフェース・モードをハードウェア構成により切り替え可能です。
  • シールド・ボード上の複数のテスト・ポイントをサポートします。

2.2 ボードの説明

FRDM-STBI-A8971は、FXLS8971CF 3軸低消費電力加速度センサのセンサ・アドオン/拡張シールド・ボードであり、温度範囲全体にわたる優れたオフセットおよび感度安定性を備えています。

FRDM-STBI-A8971センサ・シールド・ボードはLPC55S16-EVK MCUボードとともにキット化され、お客様はセンサ・ツールボックス用の各種ソフトウェアやツールを使用して、FXLS8971CFの評価を迅速に開始できます。

2.3 ボードのコンポーネント

FRDM-STBI-A8971ボードの概要

図1. 評価ボードの主要コンポーネントの位置

3. ソフトウェアのインストール

3.1 ソフトウェアのインストール

LPC55S16-EVKとともにキット化されたFRDM-STBA-A8971センサ・シールド・ボードを使用して評価または開発を開始するには、次のセンサ開発ソフトウェア・ツールのスタート・ガイドに従います。

4. ハードウェアの構成

4.1 ハードウェアの構成

  1. FRDM-STBI-A8971センサ・シールド・ボードの設定を次のように確認します。
    • I2Cデジタル・インターフェースを選択する場合は、FRDM-STBI-A8971のSW2のピン2-3を接続します。
    • J7J8のピン1-2を接続して、シールド・ボード上のI2C0ピンを選択します。
    • SPIデジタル・インターフェースを選択する場合は、FRDM-STBI-A8971のSW2のピン1-2を接続します。
    • SW1のピン2-3を接続して、デフォルトの加速度センサ動作モードである「ACCEL NORMAL」モードを選択します。
  2. FRDM-STBI-A8971センサ・シールド・ボードをArduino I/Oヘッダ上のLPC55S16-EVK MCUボードに接続します。
  3. センサ評価キット(FRDM-STBI-A8971とLPC55S16-EVKを含むキット)をWindows PCに接続するために、ボード上のLINK2 USBポートとPC上のUSBコネクタの間をUSBケーブルで接続します。