お客様の素早い設計とより早い製品化を実現する、技術情報と専門知識をご紹介します。
1
パッケージの内容2
ハードウェアの入手3
ハードウェアの構成NXPのアナログ製品開発ボードは、NXP製品の評価を目的とした使いやすいプラットフォームです。さまざまなアナログ・ソリューション、ミックスド・シグナル・ソリューション、パワー・ソリューションに対応しています。実績のある大容量テクノロジを使用したモノリシック集積回路およびシステム・イン・パッケージ (SiP) デバイスを搭載しています。NXP製品は、最先端システムへの電源供給において、より長いバッテリー寿命、より小さいフォーム・ファクタ、より少ない部品数、より低いコスト、より優れたパフォーマンスを実現します。
このページでは、MR-BMS771ボードをセットアップして使用する手順について説明します。
Something went wrong! Please try again.
このキットの作業をする際は、キットの内容物のほかに以下のハードウェアが必要になるか、または使用すると役立ちます。
注:MR-BMS771ボードは、バッテリーが過充電になると充電回路を開放するように設計されています。したがって、充電器にバッテリー・マネジメント・システム (BMS) 用コネクタは必要ありません。
Something went wrong! Please try again.
このリファレンス・デザインで作業するには、ソフトウェアのインストールが必要です。記載されているすべてのソフトウェアは、MR-BMS771のリファレンス・デザイン情報ページから入手できます。
Something went wrong! Please try again.
Something went wrong! Please try again.
MR-BMS771は、7~14セルのバッテリーをサポートするドローンやローバーなどのモバイル・ロボティクスに適した、スタンドアロンBMSリファレンス・デザインです。
このデバイスは、セルの差動電圧および差動電流に対してアナログ・デジタル変換を実行します。バッテリー充電の正確なクーロン・カウントやバッテリーの温度測定も可能です。また、DroneCAN/CyphalCANやSMBus (System Management Bus) を介してフライト・マネジメント・ユニット (FMU) と通信することもできます。
Something went wrong! Please try again.
MR-BMS771ボードはバッテリーのセットアップごとに対応することを想定しているため、電源およびバッテリー・セル端子コネクタはプリント基板 (PCB) に事前に実装されていません。ユーザーがコネクタを使用してボードを構成できます。
リファレンス・デザインの電源コネクタのフットプリントは、DFRobot FIT0588コネクタに対応しています。これらのフットプリントは、一般的な絶縁型ヘビーゲージ電源ワイヤのはんだ付けにも対応しています。TE Connectivityから、特にプロフェッショナルな高電力モバイル・システム向けにラインUMP (Unmanned Power) コネクタが提供されています。
Something went wrong! Please try again.
MR-BMS771ボードは、7S~14Sのバッテリー・パックに適合するよう構成できます。
目的の構成に応じて、ボード上でいくつかの調整を行う必要があります。
Something went wrong! Please try again.
シャント抵抗 (R1) は、SJ13およびSJ14ジャンパを開くことにより、過電流保護回路およびバッテリー制御回路 (BCC) から切り離すことができます。ジャンパはどちらもデフォルトでは閉じています。
Something went wrong! Please try again.
外部アンテナはデフォルトで選択されています。
オンボードNTAG 5チップは、アクティブ・アンテナのマッチングと増幅を行うよう設計されており、バッテリーが存在して電力を供給しているときに性能を向上させます。ただし、長距離動作の場合は、PCBアンテナを外部NFCアンテナで置き換えることができます。
PCBアンテナを使用するには、次の手順に従ってボードを再構成する必要があります。
最初のバッチでは、NTAG 5チップは実装されていません。
Something went wrong! Please try again.
用途に応じて、MR-BMS771ボードにオプションのヒートシンクを追加することができます。ヒートシンクとして使用する推奨部品は、HSB30-373710です。
BMS771とヒートシンクの間には、電気的に絶縁された高品質の熱伝導層(特殊な粘着テープなど)を使用することを推奨します。それにより、熱伝導率が向上します。
Something went wrong! Please try again.