BATT-14CEMULATORのスタート・ガイド

最終更新日時: 2020-01-21 11:35:00サポート BATT-14CEMULATOR: 14-cell Battery Pack to Supply MC33771C BCC EVBs

このドキュメントの内容

  • 1

    使用を開始する
  • 2

    ハードウェアについて
  • 3

    ハードウェアの構成

1. 使用を開始する

NXPのアナログ製品開発ボードは、NXP製品の評価を目的とした使いやすいプラットフォームです。さまざまなアナログ・ソリューション、ミックスド・シグナル・ソリューション、パワー・ソリューションに対応しています。実績のある大容量テクノロジを使用したモノリシック集積回路およびシステム・イン・パッケージ (SiP) デバイスを搭載しています。NXP製品は、最先端システムへの電源供給において、より長いバッテリー寿命、より小さいフォーム・ファクタ、より少ない部品数、より低いコスト、改善されたパフォーマンスを実現します。

このページでは、BATT-14CEMULATORボードをセットアップして使用する手順について説明します。

1.1 キットの内容/同梱物一覧

BATT-14CEMULATORには、以下のものが含まれます。

  • BATT-14CEMULATOR、14セル・スライダ・バッテリー・パックのエミュレータ
  • クイック・スタート・ガイド

1.2 追加ハードウェア

このキットの作業をする際は、キットの内容物のほかに以下のハードウェアが必要になるか、または使用すると役立ちます。

  • 電源12 VDC(電流能力1.5 A)

2. ハードウェアについて

2.1 ボードの特長

  • 14セル・エミュレータ・ポテンショメータ
  • 各スライダでセル電圧を1.25 V~4.9 Vの間で変更可能
  • セル出力電圧の電流能力は110 mA
  • 最大3つの評価ボードを並列接続可能
  • 1つの温度センサ・エミュレータ・ポテンショメータ
  • 温度センサの出力電圧を0 V~+4.95 Vの範囲で変化可能
  • 複数のエミュレータのスタックアップを可能にする2つの出力端子

2.2 ボードの説明

BATT-14CEMULATORボードは、MC33771Cバッテリー・セルコントローラ (BCC) の評価ボードに簡単に接続してマルチセル・バッテリー・パックをエミュレートできます。

  • RD33771CDSTEVB
  • FRDM33771CSPEVB

2.3 ボードのコンポーネント

BATT-14CEMULATOR:MC33771C EVBに電源を供給する14セル・バッテリー・パックの概要

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3. ハードウェアの構成

3.1 ハードウェアの構成

ハードウェアを構成するには、以下の手順を実施します。

  1. 1.5 Aの電流能力を備えた12 V DC電源を、直径3.5 mmジャック・コネクタであるJ6を介してボードに接続します。センター・ピンが正電圧に、リング端子がグランドに接続されます
  2. MC33771C EVBパックに付属の26ピン・コネクタを使用して、MC33771C EVBボードをバッテリー・エミュレータに接続します
  3. ポテンショメータを動かして、14個のセルと温度センサ・エミュレータの電圧を変化させます

3.2 使用準備完了

組込みアプリケーションの開発を開始します。

設計・リソース

その他の参考情報

製品概要ページ

MC33771Cの製品概要ページは、MC33771Cにあります。

ツール概要ページ

BATT-14CEMULATORボードのツール概要ページは、BATT-14CEMULATORにあります。

このページには、概要の説明、技術仕様および機能仕様、注文情報、ドキュメント、ソフトウェアについて記載されています。スタート・ガイドでは、ダウンロード可能なアセットを含む、BATT-14CEMULATORボードの使用に適用されるクイック・リファレンス情報を提供しています。

参考情報

MC33771C:14チャネル・リチウムイオン・バッテリー・セルコントローラのページに加えて、以下のページもご覧ください。

製品ページ:

ツール関連ページ:

アプリケーション関連ページ:

ハードウェア関連ページ:

ソフトウェア関連ページ: