SC18IS604-EVB評価ボード・スタート・ガイド
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お客様の SC18IS604-EVB:SPIからI²Cへのブリッジ評価ボード
1. パッケージの内容
NXPのアナログ製品開発ボードは、NXP製品の評価を目的とした使いやすいプラットフォームです。さまざまなアナログ・ソリューション、ミックスド・シグナル・ソリューション、パワー・ソリューションに対応しています。実績のある大容量テクノロジを使用したモノリシック集積回路およびシステム・イン・パッケージ (SiP) デバイスを搭載しています。NXP製品は、最先端システムへの電源供給において、より長いバッテリー寿命、より小さいフォーム・ファクタ、より少ない部品数、より低いコスト、より優れたパフォーマンスを実現します。
このページでは、SC18IS604-EVB評価ボードをセットアップして使用する手順について説明します。
1.1 キットの内容と同梱物一覧
SC18IS604-EVBには以下のものが含まれています。
- 組立て済み/テスト済みの評価ボード（静電気防止バッグ入り）
1.2 追加要件
- 外部電源
- SPIコントローラを備えた外部ホスト・システム
2. ハードウェアの入手
2.1 ボードの特長
- 7ピン、100 mil間隔のSPIインターフェース・ヘッダ (
JP1) - SC18IS604を介して外部SPIコントローラから直接アクセス可能なオンボードI²C EEPROMおよびLED点滅器
- 4ピン、100 mil間隔のI²Cインターフェース・ヘッダ (
JP4)、他のI²Cデバイスを評価ボードに接続し、SC18IS604を介してアクセス可能
2.2 ボードの説明
SC18IS604-EVBボードは、7ピンのオス (JP1) ヘッダを介して外部SPIコントローラに接続するように設計されています。SC18IS604-EVB評価ボードには、SC18IS604を介して外部SPIコントローラから直接アクセス可能なオンボードのI²CターゲットのシリアルEEPROMおよびI²CターゲットのLED点滅器が搭載されています。外部SPIコントローラは、I²Cターゲットをボードに接続することなく、シリアルEEPROM/LED点滅器の書き込み、読み取り、およびプログラミングを実行できます。
評価ボード用の3V3電源もこのI²Cインターフェース・ヘッダを介して供給する必要があります。
SC18IS604-EVB評価ボードには、I²Cインターフェース・ヘッダ (JP4) も搭載されており、他のI²Cターゲット・デバイスをSC18IS604-EVB評価ボードに接続できます。こうしたI²Cターゲット・デバイスは、SC18IS604 SPIからI²Cへのブリッジを介してSPIコントローラから直接アクセスできます。
3. ハードウェアの構成
3.1 ハードウェアの構成
- 3.3 Vを
JP1のピン5に接続します - 外部SPIコントローラを
JP1のピン6 (CS)、ピン5 (MISO)、ピン4 (MOSI)、ピン3 (SCLK) に接続します - グランドを
JP1のピン2に接続します - 割込みがサポートされている場合は、割込み信号を
JP1のピン1に接続します - SC18IS604はPORでリセットされますが、オンボード・スイッチ
SW1を介して外部からリセットできます - ボードに電力が供給され、SC18IS604にSPIコントローラからアクセスできます
設計・リソース
その他の情報
SC18IS604：SPIからI²Cバスへのブリッジのページに加えて、次のページも参照してください。
- UART関連ページ：SC16IS752_SC16IS762、SC16IS741
- ハードウェア関連ページ：アナログ・ツールボックス