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パッケージの内容2
ソフトウェアの入手3
接続4
ビルドと実行NXPのMCSPTR2AK396低電圧モータ制御開発キットは、S32K396車載マイクロコントローラを使用して低電圧モータ制御アプリケーションを開発するお客様向けに設計されています。
このページでは、S32K396 (MCSPTR2AK396) を使用した3相永久磁石同期モータ制御開発キットをセットアップして使用する手順について説明します。
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資格情報を使用してNXPにサインインします 。
S32 Design Studio for S32 Platform v.3.6.1をダウンロードしてインストールします。
注:バージョン3.6.1以降から、S32DSインストーラではアクティベーション・コードが要求されませんが、アクティベーション・コードは[License Keys(ライセンス・キー)]タブで確認できます。
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S32K3_S32M27x Real-Time Drivers ASR R21-11 Version 5.0.0をダウンロードします。
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S32DSで、トップメニューから[Help(ヘルプ)]→[S32DS Extensions and Updates(S32DSの拡張と更新)]の順に進み、[S32DS Extensions and Updates(S32DSの拡張と更新)]ダイアログを開きます。
[Add Update Sites(更新サイトを追加)]をクリックし、ダウンロードしたRTD *.zipファイルを参照します。
S32K39X Real-Time Drivers ASR R21-11 Version 5.0.0を検索して選択し、インストールします。
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S32K3 ETPU SW RTM 2.0.0 Code Drop 4をダウンロードします。
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S32DSで、トップメニューから[Help(ヘルプ)]→[S32DS Extensions and Updates(S32DSの拡張と更新)]の順に進み、[S32DS Extensions and Updates(S32DSの拡張と更新)]ダイアログを開きます。
[Add Update Sites(更新サイトを追加)]をクリックし、ダウンロードしたeTPU SW更新サイト・ファイルを参照します。
eTPU SWを選択してインストールします。
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S32DSで、トップメニューから[Help(ヘルプ)]→[S32DS Extensions and Updates(S32DSの拡張と更新)]の順に進み、[S32DS Extensions and Updates(S32DSの拡張と更新)]ダイアログを開きます。
FreeMASTER通信ドライバを選択してインストールします。
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リアルタイム・デバッグ用のFreeMASTERツールをダウンロードしてインストールします。
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最新のS32K3向け車載用演算/モータ制御ライブラリ・セットをダウンロードしてインストールします。
注:可能であれば、AMMCLibのパスを後で簡単に変更できるように、デフォルトのパスにインストールしてください。
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MCSPTR2AK396モータ制御アプリケーション・ソフトウェアをダウンロードしてインストールします。
注:このインストーラでは、バージョンが合っているかどうか、適切なAMMCLibが正しくインストールされているかどうかがチェックされます。
問題がある場合、AMMCLibをインストールしてから、EV-INVERTERGEN3モータ制御アプリケーション・ソフトウェアを再インストールしてください。これにより、次のプロジェクトを簡単にインポートできるようになります(最新のAMMCLibへのパスが更新済みとなります)。
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3PHLVPWBRDPCIEパワー・ステージ・ボードのデフォルトのジャンパ位置の確認
| 3PHLVPWBRDPCIEのデフォルトのジャンパ設定 | ||
|---|---|---|
| ジャンパ | 状態 | 備考 |
J5 |
2-3 | レゾルバS4の出力をオペアンプにルーティング |
J6 |
2-3 | レゾルバS3の出力をオペアンプにルーティング |
J7 |
2-3 | PCIeコネクタのTM5信号からのレゾルバ励起信号 |
J9 |
1-2 | オペアンプを介してDC BUS電流検出信号を測定 |
J10 |
2-3 | 過電流しきい値ポテンショメータの電圧源としてのVREF |
J11 |
1-2 | 外部過電流故障のコンパレータ |
J16 |
開 | ゼロ・クロス検出切断 |
J17 |
開 | ゼロ・クロス検出切断 |
J18 |
開 | ゼロ・クロス検出切断 |
J19 |
1-2 | A相の電流信号をPCIeコネクタのAN1信号にルーティング |
J20 |
1-2 | B相の電流信号をPCIeコネクタのAN3信号にルーティング |
J21 |
1-2 | C相の電流信号をPCIeコネクタのAN5信号にルーティング |
S32K396-PCIE-MCコントローラ・ボードのデフォルトのジャンパ位置を確認します
| S32K396-PCIE-MCのデフォルトのジャンパ設定 | ||
|---|---|---|
| ジャンパ | 状態 | 備考 |
J11 |
2-3 | CAN0トランシーバSTB信号をプルダウン |
J13 |
開 | FS26_VDEBUG信号を生成 - FS26がデバッグ・モードで起動 |
J14 |
閉 | FS26_VDEBUG信号をVBOS信号から派生 |
J15 |
閉 | RESET SW2をRESET_B信号に接続 |
J16 |
閉 | 外部ウェイクアップ信号をMCUに接続 |
J17 |
2-3 | CAN3トランシーバSTB信号をプルダウン |
J18 |
1-2、3-4 | CAN0_TXおよびCAN0_RX信号をオンボードCANトランシーバにルーティング |
J19 |
閉 | 機能安全信号FS0BおよびFS1Bを接続 |
J20 |
1-2、3-4 | CAN3_TXおよびCAN0_RX信号をオンボードCANトランシーバにルーティング |
J22 |
閉 | RESET_B信号をウェイクアップ信号としてFS26に接続 |
J23 |
2-3 | VHREF_H電圧をVDD_HV_Aに接続 |
J24 |
閉 | RESET_B信号を20ピンJTAGコネクタに接続 |
J26 |
閉 | 20ピンJTAGコネクタにVDD_JTAG信号が存在 |
J28 |
2-3、5-6、8-9、11-12 | JTAG信号をS32K3オンボード・デバッガにルーティング |
J29 |
開 | 外部RESET信号ピン |
J30 |
閉 | LPUART2_TX信号をS32K3オンボード・デバッガに接続 |
J31 |
1-2 | LPUART2_RX信号をS32K3オンボード・デバッガに接続 |
J32 |
1-2 | 正弦波発生器1をPCIeコネクタのTM5信号にルーティング |
J33 |
2-3 | V15電圧を外部NMOSトランジスタで調整 |
J35 |
閉 | PTB11をPCIeコネクタのTM3信号に接続 |
J37 |
開 | CAN0トランシーバSTB信号はMCUに非接続 |
J38 |
1-2 | CAN3トランシーバSTB信号はMCUに非接続 |
J20コネクタを介して外部JTAGデバッグ・プローブを使用する場合は、J28の設定を1-2、4-5、7-8、10-11に変更します。
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コントローラ・ボードをパワー・ステージ・ボードに取り付けるには、micro USBケーブルを使用してボードをPCに接続します
必要に応じて、機械的堅牢性を高めるために支柱を使用します
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MCSPTR2AK396モータ制御キットを実際に使ってみましょう。
インストール・ディレクトリで適切なPMSMモータ制御アプリケーションを選択します。
NXP\MC_DevKits\MCSPTR2AK396 インストールされているアプリケーション・ソフトウェア・プロジェクトをS32 Design Studio IDE for S32 Platformにインポートするには、次の手順に従います。
NXP\MC_DevKits\MCSPTR2AK396に移動して、[Select Folder(フォルダを選択)]をクリックします。次に、[Copy projects into workspace(プロジェクトをワークスペースにコピー)]オプションのチェックボックスをオンにします。[Finish(完了)]をクリックします注:MCSPTR2AK396はマルチコア・アプリケーションです。両方のプロジェクトがインポート用に選択されていることを確認してください。
M7_0_0プロジェクトに関するウィンドウが、その後にM7_0_2プロジェクトに関するウィンドウが表示されます。[Yes To All(すべてはい)]をクリックして、両方のプロジェクト・ディレクトリの「.settings」フォルダを上書きします Something went wrong! Please try again.
*.mexファイルをダブルクリックして「S32設定ツール」のプロジェクト設定を開きますM7_0_0プロジェクトを設定していることを確認してから、[Update Code(コードの更新)]ボタンをクリックして設定ファイルを生成します。次に、S32設定ツールで、プロジェクト名の横にあるポップダウン・ボタンをクリックし、M7_0_2プロジェクト用の*.mexファイルを選択します。それに応じて[Update Code(コードの更新)]をクリックします注:設定ファイルの生成が完了するまで必ず待機してください。右下隅のステータスを確認してください。
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M7_0_0 プロジェクトとM7_0_2プロジェクトの両方がMCUにアップロードされます。[Debug(デバッグ)]をクリックすると、ソフトウェアがビルドされ、MCUにアップロードされますF8キーを押して)両方のプロジェクトを実行します Something went wrong! Please try again.
FreeMASTERアプリケーションを起動します。
*.pmpx FreeMASTERプロジェクトを開くには、[File(ファイル)]>[Open Project(プロジェクトを開く)]の順にクリックします。
注:S32DSプロジェクト・フォルダで、直接ダブルクリックして起動することもできます。
通信を有効にするには、FreeMASTERツールバーで[Go]をクリックします(またはCtrl+Gを押します)。
通信が成功すると、最下部のステータス・バーに「RS-232 UART Communication;COMn;speed = 115200」と表示されます。
注:[Project(プロジェクト)]→[Options(オプション)]の順にクリックすると、通信設定を確認し、変更することができます。
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モーターを回転させるには、次の手順に従います。
必要に応じて、パワー・ステージ・ボードのSW1スイッチとSW3/SW2ボタンでモータ速度を制御できます。
NXPのいずれかのコミュニティ・サイトで、他のエンジニアとつながり、MCSPTR2AK396を使用した設計に関する専門的なアドバイスを受けることができます。