先週、Connectivity Standards Alliance (CSA) がシカゴで今年初のメンバー・ミーティングを開催し、何百人もの業界リーダーや専門家が CSA のテクノロジのさらなる推進のために集まりました。
NXPのチームは1週間全体にわたって数十のセッションに参加し、多くのパートナーやお客様の前でデモ・スポンサーとして最新のソリューションを紹介しました。ミーティングは、CSAのCEOであるTobin Richardson氏とOpenADR Allianceのマネージング・テクニカル・ディレクターであるRolf Bienert氏がスマート・エネルギー業界のトレンドについて話し合うファイヤーサイド・チャットで幕を開けました。その後、Parks Associatesの研究担当副社長であるJennifer Kent氏が、スマートホーム・テクノロジの将来に関する洞察を共有しました。スマートホーム・テクノロジの導入が加速する中、焦点はエネルギー管理、ユーザー・エクスペリエンス、アクセス制御、AIの影響といったいくつかの重要な分野に移っています。これはまさに、スマートホームをインテリジェントで自律的な住宅へと変えることに関わっています。
Matter、ZigBee、Aliro、製品セキュリティの各ワーキング・グループでのユース・ケースの定義から技術的な実装作業まで、幅広いセッションが1週間にわたって開催されました。専門家が集結して標準化の推進に取り組む様子は刺激的でした。
NXPは、エネルギー管理、認証の簡素化と継承、Wi-Fi、NFC、Bluetooth LEなどのさまざまなテクノロジーのオンボーディング、さらにはセキュリティ、環境意識などの分野にも、戦略的に投資し続けています。また、拡張マルチ管理によるエコシステム制御に向けた最近のMatterのリリースへの対応も進めていきます。これには、本格的な住宅や商業ビルでの設置に際して特に有用なジョイント・ファブリック方式も含まれます。
Connectivity Standards Allianceのメンバー・ミーティングでデモ・テーブルを披露するNXPチームの面々:Neal Kondel、Donnie Garcia、Sujata Neidig、Chor Teck Law、Julia Zhou。
メンバー企業が自社のテクノロジを紹介し、ネットワークを拡げる機会が得られるのは、いつでも非常に有意義なことです。NXPはデモ・スポンサーとして、業界と協力しながら最新のMatterソリューションを披露できたことを誇りに思っています。これには、ZigBeeからMatterへのブリッジングや、将来のバージョンのMatterでリリースされるMatterデバイスの新たな運用方法も含まれていました。また、NFC、UWB、Bluetooth Low Energy、セキュリティを統合したアクセス制御に関するAliroのプレリリース・テクノロジのデモも行いました。NXPと他のCSAメンバーとの継続的な連携と取り組みにより、インテリジェントなスマートホームやスマート・ビルディングの未来はかつてないほど輝きを増しています。