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NCS101xxファミリは、車両の安定性制御に役立つアクティブ・セーフティ・センサの第1世代製品です。

これらのデバイスは、NXPの最先端アーキテクチャを使用して設計され、センシング軸ごとに複数の出力を備えているため、アクティブおよびパッシブの両方のセーフティ・ソリューションで同時に使用できます。検査可能なはんだ接合部を備えた、6 mm × 6 mm × 1.90 mmのコンパクトな24ピンQFNパッケージで供給されます。NCS101xxファミリは、最大105°Cの動作温度範囲で完全にAEC-Q100認定済みで、ISO26262 - ASIL Bに準拠しているほか、ASIL Dまでのシステムで使用するためのSafeSPIインターフェースにも準拠しています。

製品の詳細とサンプルの供給状況については、最寄りの営業所にお問い合わせください。

製品詳細

ブロック図

NCS101xxシステムの概要

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特長

動作条件と機能

動作電圧：3.3 V ± 10%
温度範囲：-40°C～105°C
角速度：オフセット、感度、および温度信号を補償するローパス・フィルタ（12.5 Hz～340 Hzの間で選択可能）
加速度センサ：デジタル信号処理（16ビット・データ）、オフセット、感度、および温度信号を補償するローパス・フィルタ（15 Hz～400 Hzの間で選択可能）、32ビットSafeSPI 2.0対応、最大11 MHzのSPIクロック

センサ・パラメータ

角速度
Z軸角速度センサ：±125 dps (262 LSB/dps) ～±350 dps (65.5 LSB/dps)
温度範囲および寿命全体にわたり±3.0%の感度精度
温度範囲および寿命全体にわたり±3.0 dpsのオフセット精度
X軸、Y軸、Z軸の加速度
±1.5 g～±34 gの範囲
温度範囲および寿命全体にわたり±3.0%の感度精度
温度範囲および寿命全体にわたり±50 mgのオフセット精度

パッケージ

EMCシールド内蔵の24ピンQFN
6 mm x 6 mm x 1.90 mm

機能安全

ASIL B

角速度と加速度の統合センサ

品番	説明	インターフェース	その他	パッケージ
NCS10135	ΩΖ角速度±125～±350 dpsおよび3軸XYZ ±1.5 g～±34 g	32ビットSPI：SafeSPI 2.0	車載グレード2品質、-40°C～105°C、ISO 26262:2018 ASIL B定格。	QFN 6 x 6 x 1.90 mm
NCS1012B	ΩΖ角速度±125～±350 dpsおよび2軸XY ±1.5 g～±34 g	32ビットSPI：SafeSPI 2.0	車載グレード2品質、-40°C～105°C、ISO 26262:2018 ASIL B定格。	QFN 6 x 6 x 1.90 mm
NCS1012C	ΩX角速度±125～±350 dpsおよび2軸YZ ±1.5 g～±34 g	32ビットSPI：SafeSPI 2.0	車載グレード2品質、-40°C～105°C、ISO 26262:2018 ASIL B定格。	QFN 6 x 6 x 1.90 mm
NCS1012E	ΩX角速度±125～±350 dpsおよび2軸XY ±15.5 g～±150 g	32ビットSPI：SafeSPI 2.0	車載グレード2品質、-40°C～105°C、ISO 26262:2018 ASIL B定格。	QFN 6 x 6 x 1.90 mm