IMX8MMINI-IARDインターポーザ・ボードのスタート・ガイド

最終更新日時: 2023-04-29 15:05:00サポート i.MX8M Mini EVK Interposer for Arduino Shield

このドキュメントの内容

  • 1

    パッケージの内容
  • 2

    ハードウェアの入手
  • 3

    ハードウェアの構成

1. パッケージの内容

NXPのアナログ製品開発ボードは、NXP製品の評価を目的とした使いやすいプラットフォームです。さまざまなアナログ・ソリューション、ミックスド・シグナル・ソリューション、パワー・ソリューションに対応しています。実績のある大容量テクノロジを使用したモノリシック集積回路およびシステム・イン・パッケージ (SiP) デバイスを搭載しています。NXP製品は、最先端システムへの電源供給において、より長いバッテリー寿命、より小さいフォーム・ファクタ、より少ない部品数、より低いコスト、改善されたパフォーマンスを実現します。

このページでは、IMX8MMINIIARDインタポーザ・ボードをセットアップして使用する手順について説明します。

1.1 キットの内容と同梱物一覧

IMX8MMINI-IARDには以下のものが含まれています。

  • 組立て済み/テスト済みのインタポーザ・ボード(静電気防止バッグ入り)
  • クイック・スタート・ガイド

2. ハードウェアの入手

2.1 ボードの特長

  • i.MX 8M Mini LPDDR4 EVKボードと連携して動作
  • 直接接続(メザニン・カードとしてi.MX Mini LPDDR4 EVKのJ1003に接続)
  • Arduinoカードおよびデバイスとの直接接続

2.2 ボードの説明

IMX8MMINI-IARDインターポーザ・ボードは、i.MX8M Mini LPDDR4 EVKボードとともに使用するように設計されています。i.MX 8M Mini LPDDR4 EVKは、NXP Semiconductorsによって設計および製造されたi.MX Miniアプリケーション・プロセッサのテストおよび実行を主目的として使用される評価用ボードです。

このEVKには、いくつかあるペリフェラルの中に汎用の拡張コネクタが含まれています。このコネクタを使用して、EVKと他のデバイス間を柔軟に相互接続できます。ただし、EVKボードにはArduinoポートは含まれていません。IMX8MMINI-IARDインターポーザ・ボードは、このギャップを埋めることを目的としたものです。インターポーザ・ボードをJ1003コネクタに接続することで、i.MX 8M Mini LPDDR4 EVKとArduino互換のボードやデバイスとの直接接続が可能になります。

2.3 ボードのコンポーネント

インターポーザ・ボードは、図1および図2に示すように、J1コネクタ(インターポーザ・ボードの裏側)をJ1003拡張コネクタ(EVKの表側)に差し込むことで、EVKに取り付けることができます。

このアセンブリで、Arduinoインターフェースを搭載したドータ・カードや外付けデバイスをi.MX 8M Mini LPDDR4評価ボードに接続できます。

IMX8MMINI-IARD-1 IMX8MMINI-IARD-2

3. ハードウェアの構成

3.1 ハードウェアの構成

下の図は、IMX8MMINI-IARDインタポーザ・ボードを使用して、Arduino互換ドータ・ボードをi.MX 8M Mini LPDDR4 EVKに接続する方法を示しています。

IMX8MMINI-IARD-3

サポート

フォーラム

NXPのいずれかのコミュニティ・サイトで、他のエンジニアとつながり、IMX8MMINI-IARDを使用した設計に関する専門的なアドバイスを受けることができます。