低電圧三相BLDCモータ制御向けFRDM開発プラットフォームのスタート・ガイド

最終更新日時: 2019-03-25 08:59:00サポート FRDM-MC-LVBLDC | KV1x/KV3x | モータ制御

このドキュメントの内容

  • 1

    接続
  • 2

    ソフトウェアの入手
  • 3

    ビルドと実行

1. 接続

実際にFRDM-MC-LVBLDCを使ってみましょう!ショート・ビデオで手順を視聴するか、以下に記載された詳細な手順を参考にして、作業を進めてください。

これらの手順ではFRDMマイクロコントローラ・ボードとしてFRDM-KV10Zボードを使用しますが、FRDM-KV31Fなど、互換性のある選択肢は他にもあります。互換性のあるFRDMマイクロコントローラ・ボードの詳細については、FRDM-MC-LVBLDCの製品ページをご確認ください。

1.1 ヘッダを介してFRDMボードを取り付ける

FRDM-MC-LVBLDC-1

FRDM-MC-LVBLDC-1

1.2 三相モーターを接続する

FRDM-MC-LVMTRモーター、またはドライバ仕様を満たす独自のモーターの三相配線を、スクリュー・コネクタに接続します。

FRDM-MC-LVBLDC-2

FRDM-MC-LVBLDC-2

1.3 USBケーブルを接続する

FRDM-KV10Zパッケージに同梱されているmicro-B USBケーブルの一方の端をコンピュータのUSBポートに接続し、もう一方の端を「SDA USB」と書かれたmicro-Bポートに接続します。

このUSBポートは、FRDM-KV10Zボードに電力を供給し、またオンボードOpenSDA回路を介して、デバッグや、ドラッグ・アンド・ドロップによるフラッシュ書き込み、仮想シリアル・ポートなどの機能を提供します。

FRDM-MC-LVBLDC-3

FRDM-MC-LVBLDC-3

2. ソフトウェアの入手

2.1 BLDCモータ制御パッケージのダウンロード

三相ブラシレスDC (BLDC) モータ制御パッケージをダウンロードします。

2.2 マイクロコントローラ・ボードのプログラミング

IAR Embedded Workbench for Arm (EWARM) Ver. 7.40.2以降は、NXP®コネクティビティ・スタックを利用してソフトウェア・アプリケーションを導入するための開発ツールチェーンです。NXPでは、スムーズに開発を開始できるよう、EWARMワークスペース・プロジェクトのサンプルを用意しています。

FRDMマイクロコントローラのスタート・ガイドの指示に従って、ボード用に必要なドライバと使用可能なIDEツールチェーンをダウンロードします。次に、FRDMマイクロコントローラ・ボードとIDEツールチェーン用の対応するプロジェクトを開き、ビルドしてデバッグします。

別のツールチェーンを使用する場合:

3. ビルドと実行

3.1 FRDMコントローラ・ボードの電源を入れる

FRDM-MC-LVBLDCボードの電源バレル・コネクタに12 V/5 A電源を接続します。

FRDM-MC-LVBLDC-4

FRDM-MC-LVBLDC-4

3.2 モーターを回転させる

FRDMマイクロコントローラ・ボードのユーザー・ボタンSW2を押すと、モーターが回転を開始します。

FRDM-MC-LVBLDC-5

FRDM-MC-LVBLDC-5<sup>®</sup>

サポート

フォーラム

NXPのコミュニティ・サイトで、他のエンジニアとつながり、FRDM-MC-LVPMSMを使用した設計に関する専門的なアドバイスを受けることができます。