TJA11xxイーサネットPHY評価キットのスタート・ガイド

最終更新日時: May 17, 2024サポート KIT-TJA11xx-SDBx

このドキュメントの内容

  • 1

    パッケージの内容
  • 2

    ハードウェアの入手
  • 3

    ソフトウェアのインストール

1. パッケージの内容

NXPのアナログ製品開発ボードは、NXP製品の評価を目的とした使いやすいプラットフォームです。さまざまなアナログ・ソリューション、ミックスド・シグナル・ソリューション、パワー・ソリューションに対応しています。実績のある大容量テクノロジを使用したモノリシック集積回路およびシステム・イン・パッケージ (SiP) デバイスを搭載しています。NXP製品は、最先端システムへの電源供給において、より長いバッテリー寿命、より小さいフォーム・ファクタ、より少ない部品数、より低いコスト、より優れたパフォーマンスを実現します。

このページでは、TJA11xx PHY評価キットをセットアップして使用する手順について説明します。

1.1 キットの内容と同梱物一覧

キットには以下のものが含まれています。

  • 組立て済み/テスト済みのTJA11xx-EVB評価ボード(静電気防止バッグ入り)
  • 組立て済み/テスト済みのTJA11xx-SDBx評価ボード(静電気防止バッグ入り)
  • ケーブル:MateNETコネクタ2個付きのUTP

2. ハードウェアの入手

2.1 ボードの説明

このキットには2つのボードが含まれています。100BASE-T1または1000BASE-T1 PHY用のTJA11xx-EVBハードウェア評価ベースボード(TJA11xx-EVBハードウェア評価ボードを参照)と、8つの使用可能なTJA11xx-SDBx Sabre拡張ボードのうちいずれか1つ(TJA11xx_SDBx Sabre拡張ボードを参照)です。

TJA11xx-EVBは、TJA11xx-SDBxなどのSabre拡張ボードのホスト・ボードとして使用できるブレークアウト・ボードとして設計されています。

評価キットを使用するには、TJA11xx-SDBxをTJA11xx-EVBの上に取り付け、付属のスタンドオフを使用して固定する必要があります。

2.2 ボードのコンポーネント

TJA11xxイーサネットPHY評価キットの概要

図1. TJA11xx-EVB-KIT

Figure 1. TJA11xx-EVB-KIT

3. ソフトウェアのインストール

3.1 TJA11xx-EVB評価ボード

USB経由でボードと通信する際に使用するTJA11xx-EVB設定用GUIソフトウェアをNXPのウェブサイトからダウンロードしてインストールする必要があります。

3.2 TJA11xx-SDBx評価ボード・ファミリ

このボードは、Sabreコネクタを使用し、必要なxMIIインターフェースをサポートする、すべてのプラットフォームで使用できます。ユース・ケースに応じて、必要なソフトウェアをNXPからダウンロードできます。

  • Linuxベースのプラットフォーム:S32Gxxボード/i.MXボード - ドライバはIEEE 802.3 Clause 45マネージドPHY用のTJA11xx Linuxドライバに含まれており、TJA1103ページのセキュア・ファイルからダウンロードできます。
  • SDKでサポートされるプラットフォーム (S32DS):S32K1xx/S32K3xx:SDKリアルタイム・ドライバはXJA11XXイーサネットPHYリアルタイム・ドライバAUTOSAR 4.4に含まれており、TJA1103ページのセキュア・ファイルからダウンロードできます

設計・リソース

ボード情報

一部のお客様のみが利用できます(機密保持契約 (NDA) への同意が必要です)。詳細については、NXPの営業担当者までお問い合わせください。

その他の参考情報

PHYデバイスの詳細を含むNXPの車載用イーサネットPHYトランシーバ製品ページに加えて、以下のページもご覧ください。