FRDM-LS1012Aのスタート・ガイド

最終更新日時: 2019-04-10 10:39:00サポート FRDM-LS1012A | LS1012A | Dev Platform

このドキュメントの内容

  • 1

    使用を開始する
  • 2

    接続
  • 3

    ソフトウェアの入手

1. 使用を開始する

1.1 QorIQ FRDM-LS1012Aのスタート・ガイド

このビデオでは、FRDM-LS1012Aの概要について説明します。ボードの機能の詳細については、QorIQ FRDM-LS1012Aリファレンス・マニュアルを参照してください。

2. 接続

2.1 FRDM-LS1012Aボードの起動

2.2 USBケーブルを接続する

type-A to micro-Bケーブルのtype-Aコネクタを、PCの2つのUSBポートに差し込みます。ケーブルのtype-Bコネクタを、USB 2.0デバッグ/UARTコネクタに接続します。

FRDM-LS1012A Getting Started Image

FRDM-LS1012A Getting Started Image

2.3 mbed Windowsシリアル・ポート・ドライバをインストールする

ボードのシリアル・ポート用のmbedドライバがインストールされていることを確認します。ドライバのインストーラを実行する前に、ボードをPCに接続しておく必要があります。

ドライバをダウンロード

2.4 シリアル・ポートの設定

シリアル・ポート・ドライバをインストールしたら、シリアル・コンソールからFRDM-LS1012Aを制御および監視するために、使い慣れたターミナル・アプリケーションを実行します。ターミナルをボーレート115,200、8データ・ビット、パリティなし、1ストップ・ビットに設定します。FRDM-LS1012Aの仮想COMポートのポート番号を調べるには、デバイス・マネージャを開き、「Ports」グループを参照します。

ターミナル・アプリケーションの使用方法がわからない場合は、Tera TermチュートリアルまたはPuTTYチュートリアルのいずれかのチュートリアルをお試しください。

3. ソフトウェアの入手

3.1 U-Bootを利用してFRDM-LS1012Aのバイナリをフラッシュする

3.2 LS1012A SDKですぐに設計を開始する

SDKについて知りたい場合は、こちら。

LS1012Aソフトウェア開発キット (SDK) は無償で利用することができ、すべてのハードウェア抽象化およびペリフェラル・ドライバ・ソフトウェアが、オープン・ソースのライセンスに基づいてフル・ソース・コードで提供されます。

LS1012A SDKビルド済みイメージをダウンロードするには、以下をクリックします。32ビット版と64ビット版のどちらのカーネルを使用しているかに応じて、イメージを選択してください。

LS1012A SDKイメージ

3.3 FRDM-LS1012Aボードのイメージを更新する

FRDM-LS1012Aのスタート・ガイドでは、FRDM-LS1012Aでビルド済みバイナリをフラッシュする方法について、わかりやすい手順を使って説明しています。

スタート・ガイド

Tera Termチュートリアル

Tera Termチュートリアル

Tera Termは、広く利用されているオープンソースのターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。

  1. SourceForgeからTera Termをダウンロードします。ダウンロードしたら、インストーラを実行し、このウェブページに戻って手順を続行します
  2. ダウンロード

  3. Tera Termを起動します。初めて起動する際には、次のダイアログが表示されます。[Serial(シリアル)]オプションを選択します。ボードが接続されている場合は、COMポートが自動的にリスト内に表示されます
  4. Tera-Term-Connection
  5. 事前に確認したCOMポート番号を使用して、シリアル・ポートをボーレート115,200、8データ・ビット、パリティなし、1ストップ・ビットに設定します。この設定は[Setup(セットアップ)]>[Serial Port(シリアル・ポート)]から行うことができます
  6. 接続が確立されているか検証します。確立されている場合、Tera Termのタイトル・バーに次のように表示されます
  7. Tera-Term-Console
  8. 以上で設定は完了です

PuTTYチュートリアル

PuTTYチュートリアル

PuTTYは、広く利用されているターミナル・エミュレーション・アプリケーションです。このプログラムを使用して、NXP開発プラットフォームの仮想シリアル・ポートから送信された情報を表示できます。

  1. 下のボタンをクリックしてPuTTYをダウンロードします。ダウンロードしたら、インストーラを実行し、このウェブページに戻って手順を続行します
  2. ダウンロード

  3. 選択したダウンロードのタイプに応じて、ダウンロードした*.exeファイルをダブルクリックするか、[Start(スタート)]メニューから選択して、PuTTYを起動します
  4. 表示されたウィンドウで設定を行い、[Serial(シリアル)]ラジオ・ボタンを選択して、事前に確認したCOMポート番号を入力します。ボーレートもあわせて指定します。今回は115,200を入力します
  5. PUTTY-Configuration
  6. [Open(開く)]をクリックして、シリアル接続を確立します。ボードが接続されていて、正しいCOMポートが入力されていれば、ターミナル・ウィンドウが開きます。設定が正しくない場合は、アラートが表示されます
  7. 以上で設定は完了です

サポート

フォーラム

NXPのいずれかのコミュニティ・サイトで、他のエンジニアとつながり、FRDM-LS1012Aを使用した設計に関する専門的なアドバイスを受けることができます。