EasyEVSE EV充電ステーション開発プラットフォームのスタート・ガイド

最終更新日時: 2022-03-24 17:01:59サポート EasyEVSE EV充電ステーション開発プラットフォーム(MCU、RTOS)

このドキュメントの内容

  • 1

    ハードウェアの入手
  • 2

    ソフトウェアの入手
  • 3

    開梱とセットアップ
  • 4

    組み立て
  • 5

    接続

1. ハードウェアの入手

ショート・ビデオで手順を視聴するか、以下に記載された詳細な手順を参考にして、作業を進めてください。

1.1 イーサネット・ソリューションのハードウェア

必要なハードウェア

EasyEVSEの組み立て、配線、および実行に必要なハードウェアを次に示します。

  • i.MX RT1060EVKまたはi.MX RT1064EVK
  • EdgeLock SE050開発ボード
  • TWR-KM35Z75M、TWR-KM34Z75M、またはTWR-KM34Z50Mボード
  • CLEV6630ARD開発ボード
  • RK043FN02H-CT 4.3インチTFT 480*272ピクセルLCDパネル

EasyEVSE System Diagram

EasyEVSE System Diagram

その他のハードウェアおよびツール

プラットフォームの組み立てに必要なその他のハードウェアとツールを次に示します。

  • RJ45イーサネットUTPケーブル
  • 2.54 mmジャンパ・ケーブル:オス/メス接続ケーブル x 3、オス/オス接続ケーブル x 2
  • NFCパッシブ・デバイス(ブランクNFC MIFAREまたはNTAGサンプル・カードなど)
  • 電子配線用ニッパー
  • はんだごて、はんだワイヤ
  • 両面フォーム・テープ
  • ESDピンセット
  • 2.5インチ・スタンドオフねじ x 4
GS-EV-CHARGING-STATION-IMG1

i.MX RT106xはインターネットに直接接続して動作させる必要がある点にご留意ください。ルーターまたはネットワークでインターネット接続が拒否されていないことを確認してください。

GS-EV-CHARGING-STATION-IMG2

1.2 Wi-Fi ソリューションのハードウェア

必要なハードウェア

EasyEVSEの組み立て、配線、および実行に必要なハードウェアを次に示します。

  • i.MX RT1060 EVK-A
  • TWR-KM35Z75M、TWR-KM34Z75M、またはTWR-KM34Z50Mボード
  • RK043FN66HS-CTG 4.3インチTFT 480*272ピクセルLCDパネル
  • NFCボードCLEV6630ARD
  • セキュリティ・ボードOM-SE050ARD-E
  • u-blox MAYA-W161 EVKまたはMAYA-W166 EVK

その他のハードウェアおよびツール

プラットフォームの組み立てに必要なその他のハードウェアとツールを次に示します。

  • 2.54 mmジャンパ・ケーブル:オス/メス接続ケーブル x 11
  • 両面フォーム・テープ
  • ESDピンセット
  • 1.5インチ・スタンドオフねじ x 4
  • 3つの空きUSBポート
  • NFCパッシブ・デバイス x 1:MIFAREカード
  • FPC FFC PCBコンバータ・コネクタ・ボード x 1(24ピン0.5 mm~メス側1 mm裏面~DIP 2.54 mm)
  • FFCループ・ケーブル24ピン0.5 mm x 1

2. ソフトウェアの入手

この短いビデオでは、最初のシンプルなセットアップに必要なすべてのソフトウェアが示されます。以降のセクションに、必要なソフトウェアへのリンクがあります。

2.1 MCUXpresso IDEのインストール

使用しているオペレーティング・システム用の最新バージョンのIDEをダウンロードしてインストールします。

MCUXpresso IDE

MCUXpresso IDEを入手する

2.2 MCUXpresso SDKのインストール

使用しているi.MX RT106xおよびTWR-KM3xボード・バージョン用にMCUXpresso SDKをビルド、ダウンロード、インストールします。

MCUXPRESSO-SDK-TN

MCUXpresso SDKを入手する

EasyEVSEソフトウェアのリビジョン1.0には、i.MX RT106xおよびTWR-KM3xボード・バージョン用のSDK v2.10が必要です。

2.3 EasyEVSEソフトウェアの入手

EasyEVSEソフトウェアをこちらからダウンロードして解凍します。

3. 開梱とセットアップ

3.1 開梱とセットアップ

このビデオでは、各EasyEVSE開発ボードおよびLCDの開梱とセットアップについて説明します。Azure IoT Centralアプリケーションの作成とセットアップ、共有可能なリンク・テンプレートの使用、およびAzure IoT Centralとの相互に安全で認証された接続の構成が含まれます。

4. 組み立て

4.1 組み立て

このビデオは、プラットフォームのすべてのボードをスタックして接続する手順を示しています。

5. 接続

5.1 イーサネット・ソリューション

このビデオでは、プラットフォームに必要な電源投入シーケンスを示します。また、NFCおよびメータリング・ボードとサービス・プロセッシング・ボード (i.MX RT106x EVK) の通信をテストするための推奨手順も示します。

このスタート・ガイドのセットアップが正常に完了したら、利用可能な設計リソースを参照してください。

ユーザー・ガイドには、Azure IoT Centralアプリケーションを使用してテレメトリを監視し、プロパティを更新し、EasyEVSEデバイスにコマンドを送信する方法についての追加情報が記載されています。

開始プロセスを簡素化するために、このスタート・ガイドのセットアップでは、Plug and Trust SE050セキュア・エレメントは実装していません。その実装方法およびプラットフォームの各構成要素の詳細説明については、ユーザー・マニュアルを参照してください。

NXP EasyEVSE EV充電ステーションのソフトウェアとサポートのトレーニングでは、EV充電ステーションの開発者が直面する主要な設計上の課題に対処するために、このプラットフォームがどのように役立つか、およびEV充電ステーションのプロジェクトでこのプラットフォームを活用する方法について詳しく学びます。

5.2 Wi-Fiソリューション

この包括的なスタート・ガイド・ビデオでは、必要なハードウェア、必要なソフトウェア、開梱、クラウドへのコネクティビティの設定方法、およびプラットフォームの電源投入シーケンスについて説明しています。また、メーター・ボードおよびWi-Fiモジュールとサービス・プロセッシング・ボード (i.MX RT1064 EVK) の通信をテストするための推奨手順も示します。

このスタート・ガイドのセットアップが正常に完了したら、利用可能な設計リソースを参照してください。

ユーザー・ガイドには、Azure IoT Centralアプリケーションを使用してテレメトリを監視し、プロパティを更新し、EasyEVSEデバイスにコマンドを送信する方法についての追加情報が記載されています。

サポート

トレーニング

次の段階に進むために、以下で適切な課題を見つけましょう。不明な点がある場合は、NXPサポートにお問い合わせください。

トレーニング 説明
EV充電Wi-Fi統合 NXP EasyEVSE EV充電Wi-Fi統合のソフトウェアとサポートのトレーニングでは、EV充電ステーションの開発者が直面する主要な設計上の課題に対処するために、このプラットフォームがどのように役立つか、およびEV充電ステーションのプロジェクトでこのプラットフォームを活用する方法について詳しく学びます。

フォーラム

NXPのいずれかのコミュニティ・サイトで、他のエンジニアとつながり、EasyEVSE EV充電ステーション開発プラットフォームを使用した設計に関する専門的なアドバイスを受けることができます。