NXP、セキュアなUWB(超広帯域無線)製品ポートフォリオを拡充、新たなIoTユースケースを可能にする新センシング・ソリューションを発表


  • IoT向けの新製品は、スマートロックやIoTセンサなどのIoTアプリケーション向け高精度測位/測距機能を提供
  • NXPのパートナー・ネットワークを通じてUWB IoTモジュール/開発キットを提供開始
  • NXPは新ブランドのTrimension™を発表し、車載、スマートフォン、IoTデバイス向けの最適なセンシング・ソリューションなど広範なUWB製品ポートフォリオの1つとして提供

NXPのCEOである Kurt SieversがNXP Connects2020でUWB技術オブジェクトを正確に追跡する方法を示します

NXP TrimensionはNXPの実績あるUWBプラットフォームのための新しいブランド名で、車載、モバイル、IoT市場ごとの特有なニーズにも対応する広範なソリューションを提供します。

NXP Semiconductorsは毎年恒例のデベロッパー・コンファレンスで、セキュアなUWB(Ultra-Wideband:超広帯域無線)技術の高精度測距/センシングのグローバル標準としての確立に向けた新たなマイルストーンを発表しました。NXPはモバイル/車載UWBソリューションの発表に続いて新しいUWB ICを発表し、製品ポートフォリオを拡充しました。Trimension SR040 / SR150 ICはスマートロックやリアルタイム・ロケーション・システム(RTLS)タグなどの新たなIoTユースケースの実現のために最適化されており、超高精度で「相対位置」を提供します。NXP TrimensionはNXPの実績あるUWBプラットフォームのための新しいブランド名で、車載、モバイル、IoT市場ごとの特有なニーズにも対応する広範なソリューションを提供します。

NXPのコネクティビティ&セキュリティ・ビジネス・ライン担当上席副社長のRafael Sotomayorは、次のようにコメントしています。「真の技術革新はエコシステムの交差点で起きるとNXPは確信しています。UWBの普及促進と有意義な新体験の創出のため、スマートフォンでも、クルマでも、別のIoTデバイスであっても、スマート・エッジ・デバイスには空間的認知が必要です。デバイスによる行動予測によって日常生活の障壁が減る可能性を想像してみてください。NXPの新IoT ICとコネクティビティ製品ポートフォリオの組み合わせは、デバイスや物体への次元性の追加を可能にし、このビジョンを実現します」。

UWBは所有者が実存する位置に応じてドアの施錠や開錠が行われる世界を可能にします。このような世界ではクルマはシンプルなスクリーン・タッチによるシェアやハンズフリーでのアクセスが可能になります。さらに、スマートホーム・オートメーション・システムは部屋間を移動する所有者を直観的かつ効率的に追従します。また、忘れ物の瞬時トラッキングが可能なことから、人々は探し物の時間を短縮できます。

HID Globalのシニア・バイス・プレジデント兼CTOのRamesh Songukrishnasamy氏は、次のようにコメントしています。「他のRF技術と比較して測位機能の精度とデータ・セキュリティが高度なことから、UWBはオフィス、病院、教育機関、住宅などでのハンズフリー入退出管理を大幅に向上します。UWBはその高精度測距機能により、コンシューマ製品と産業アプリケーションの双方で、多数の新たなロケーションベース・サービスやデバイス間IoTアプリケーションを可能にすると私たちは信じています」。

新Trimension SR150 / SR040 IC:IoTユースケース向けに最適化された測位/センシング
IoTデバイス特有のニーズを念頭に置いて設計されたTrimension SR150は到達角度(AoA)技術を採用しており、より高い精度を提供します。Trimension SR150は入退出管理システム、屋内位置特定システム、決済、民生用電子機器などのあらゆる種類の大型インフラのUWB使用実現に最適です。UWBアンカーが人々や物体の移動に対応して位置を特定することから、一部屋に複数のSR150 ICデバイスを配置できます。

Trimension SR040は低消費電力動作向けに最適化されており、UWBトラッカー/タグなどのバッテリ駆動IoTデバイスに最適です。さらに、Bluetooth Low Energyや他のコネクティビティ・コントローラと合わせて1デバイスへの統合も可能です。Trimension OL23D0はIoTアプリケーション向けにオープン、かつカスタマーによる完全にプログラム可能なUWBコントローラとして、広範な専用IoTソリューションを補完します。

モジュール・パートナーと量産への近道Trimension SR150 / SR040 ICは特定のユースケースに対応しており、選定されたNXPパートナーにより統合が容易なモジュールと開発キットで提供されます。

コメント
アッサアブロイのスマート・レジデンシャル責任者のMartin Huddar氏は、次のようにコメントしています。「Yaleでは常に、住宅の安全が確保されている安心感を人々に与えながら、生活をより便利にすることを目指しています。UWBはセキュリティの強化と同時に、住宅への便利なハンズフリーの入退出を可能にする稀有な技術です。お客様にとって、これは専属のドアマンを持つようなものです。ドアを開けるために鍵やスマートフォンを手探りで捜す必要はありません。必要な時にはドアの施錠を常に確認できるので安心です。私たちはUWBによる住宅の鍵をUWB技術の普及拡大の触媒として認識しており、これは始まりに過ぎないと確信しています」。

NXP UWBエコシステム
NXPは市場で実績のある組み込みセキュア・エレメント(eSE)や近距離通信(NFC)統合に基づく包括的なソフトウェア・ソリューションや強力なセキュリティ統合により実証されたシステムレベルUWBソリューションを業界で初めて提供しました。Trimensionの発表により、NFC、Wi-Fi、5G、BluetoothをカバーするNXPの包括的コネクティビティ製品ポートフォリオがさらに拡大します。詳細については、http://www.nxp.com/uwb をご覧ください。

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NXP Semiconductorsについて

NXP Semiconductorsは、よりスマートな世界を実現するセキュア・コネクションを可能にし、人々の生活をより便利に、より良く、より安全にするソリューションを推進しています。組み込みアプリケーション向けのセキュアなコネクティビティ・ソリューションで世界をリードするNXPは、オートモーティブ、インダストリアル& IoT、モバイル、通信インフラ市場における技術革新をけん引しています。60年以上にわたって蓄積した経験と技術を活かし、NXPは世界30か国強で約2万9,000名の従業員を擁しています。2019年の売上高は88.8億米ドルでした。詳細はWebサイトwww.nxp.comをご覧ください。

NXPジャパンはNXP Semiconductorsが開発および製造するプロセッシング・ソリューション、認証技術、コネクティビティ、高出力RFやアナログ製品などを日本市場に提供しています。本社は東京都渋谷区で、名古屋および大阪に営業所があります。詳細はWebサイトwww.nxp.jp(日本語)をご覧ください。

NXP、NXPロゴ、TrimensionはNXP B.Vの商標です。他の製品名、サービス名は、それぞれの所有者に帰属します。All rights reserved. © 2020 NXP B.V.

リリース日:

2020年10月21日

お問い合わせ

増田 清美

Tel: 070-3627-6472

kiyomi.masuda@nxp.com