NXP Semiconductorsはエッジからクラウドに至るまでのセキュアなインダストリアル4.0 / IoTアプリケーション向けにEdgeLock SE050 Plug & Trust セキュア・エレメント(SE)ファミリを発表しました。コモンクライテリア(CC)『EAL 6+』認証済みEdgeLock SE050は、センシングと制御向けの高性能セキュリティの実装を容易にします。さらに、パブリック/プライベート・クラウド、エッジ・コンピューティング・プラットフォーム、インフラへのIoTサービスの実装とエッジ・デバイスのオンボーディングを簡素化します。
NXPの副社長兼IoTセキュリティ、スマート・モビリティ、リテール担当ゼネラル・マネージャーのPhilippe Duboisは、次のようにコメントしています。「NXPのEdgeLock SE050はセキュアなセンシング、複数のクラウド・サービスに対するセキュア・コネクション、信頼性の高いIoTプラットフォームの完全性の保護を網羅しています。私たちの “Plug & Trust” アプローチの一環として、EdgeLock SE050は高度なセキュリティ・メカニズムの実装を簡素化し、設計が容易でスケーラブルなIoTセキュリティに対する継続的なニーズの高まりに対応します」。
高性能セキュリティと機能統合
IoTサービスの実装、エッジ・デバイスとクラウド間のオンボーディングを簡素化
グローバルな規格/標準準拠要件に適合
NXPのEdgeLock SE050セキュア・エレメントは米国国立標準技術研究所(NIST)、EU一般データ保護規則(GDPR)、ISA(国際計測制御学会)/IEC62443: Industrial Network and System Security、OPC Industrial Interoperability Standard for Unified Architecture(OPC UA)、オープン・コネクティビティ・ファンデーション(OCF)仕様などの世界で最も厳格な標準やプロトコルへの準拠をサポートします。また、EdgeLock SE050の規格準拠や認証は、サイバーセキュリティでトラストを構築し、デジタル化の未来をさらに推進するための「信頼の憲章(Charter of Trust)」と拘束力を持つその規則や標準に対するNXPのコミットメントを裏付けています。
供給
すぐに使用可能なソリューションとして提供されるEdgeLock SE050には、設計を簡素化し、開発期間を短縮する包括的な製品サポート・パッケージが用意されています。主要な用途向けのサンプル・コード、広範なアプリケーション・ノート、i.MXアプリケーション・プロセッサやLPC/Kinetisマイクロコントローラ向けの互換開発キットなど、開発期間を短縮するNXPの設計ツールは、最終的なシステム統合をさらに加速します。EdgeLock SE050は7月31日までに量産開始予定です。
NXP Semiconductorsについて
NXP Semiconductorsは、よりスマートな世界を実現するセキュア・コネクションとセキュア・インフラを可能にし、人々の生活をより便利に、より良く、より安全にするソリューションを推進しています。組み込みアプリケーション向けのセキュアなコネクティビティ・ソリューションで世界をリードするNXPは、セキュアなコネクテッド・ビークル、エンド・ツー・エンドのセキュリティ/プライバシー、スマートなコネクテッド・ソリューションの市場における技術革新をけん引しています。60年以上にわたって蓄積した経験と技術を活かし、NXPでは世界30か国強で3万名を超える従業員が活動しています。2018年の売上高は94.1億米ドルでした。詳細はWebサイトhttp://www.nxp.jp (日本語)をご覧ください 。
NXPジャパンはNXP Semiconductorsが開発および製造する車載、認証、インフラ/産業機器、コンシューマ向けのハイパフォーマンス・ミックスドシグナル製品やプロセッシング・ソリューション、高出力RF製品などを日本市場に提供しています。本社は東京都渋谷区で、名古屋および大阪に営業所があります。
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