i.MX RT Solution Alexa Built-in

NXPとiDevices、AWS IoT Core向けAlexa Voice Service Integrationを活用し、マイクロコントローラ・ベースのスマートホームIoTデバイスを構築

NXP Semiconductorsは新たに発表されたAWS IoT Core向けAlexa Voice Service(AVS)Integrationを活用し、初のマイクロコントローラ(MCU)ベースAlexa Built-in統合スマートホームIoTデバイスを構築したと発表しました。Hubbell Incorporatedのスマートホーム事業部門であるiDevicesは先日、Alexa Built-in統合スマート照明スイッチInstinct™を発表しました。この新製品はすでに受賞実績をあげており、NXPのAlexa向けi.MX RT106Aベース・ソリューションと、AWS IoT Core向けAVS Integrationを使用しています。

アマゾン ウェブ サービス(AWS)は11月25日にAWS IoT Core向けAVS Integrationを発表し、12月2日から6日まで米国ネバダ州ラスベガスで開催されたAWS re:Invent 2019でそのデモを行いました。

AWS IoT Core向けAVSの発表以前は、製品にAlexa Built-inを導入したい開発者はLinuxをOSとする高価なアプリケーション・プロセッサベースの実装が求められ、これには大型メモリ・サブシステムや、多くの場合、専用のデジタル・シグナル・プロセッサ(DSP)が必要でした。現在では、開発者はNXPのi.MX RT106Aクロスオーバー・プロセッサをベースとするソリューションを使用し高価なメモリやDSPを不要にすることにより、設計時のAlexa Built-inの追加コストを50%削減できるようになりました。i.MX RT106AはAmazon FreeRTOS上で動作するターンキーAlexa Built-inソリューションを提供し、開発者は自身のアプリケーション・ソフトウェアのリソースも引き続き利用できます。Alexa Built-in向けターンキー・ソリューションの提供により、NXPは製品開発期間の大幅な短縮も可能にしました。

iDevicesのCTOのShawn Monteith氏は、次のようにコメントしています。「バックエンド・インフラとインダストリアル・デザインが社内でいったん完成すれば、私たちにはAlexa Built-inのためのターンキー・ソリューションが必要でした。NXPとAWS IoT Coreとの協力により、まさにそうしたソリューションが提供され、iDevicesにとって製品開発期間の短縮とインフラ・コストの最適化が可能になりました」。

また、AWS IoT Core向けAVSは現場でのデバイスのover-the-air(OTA)ソフトウェア・アップデートの頻度と規模を低減し、これにより、OEM企業にとってデバイスのライフタイム管理コストの大幅な低減が可能になりました。

Amazon Web Services, Inc.のIoT担当バイス・プレジデントのDirk Didascalou氏は、次のようにコメントしています。「AWS IoT Core向けAVS Integrationはデバイス・メーカーにとって、アンビエント・コンピューティングを私たちの日常生活の一部にするというビジョンの実現に向けた大きな一歩となります。AWS IoT Coreの能力の活用により、デバイス・メーカーにとってAlexa Built-inデバイスの製造コストの低減と、新たなタイプの製品へのAlexaの容易な導入が可能になります」。

AWS re:Invent 2019でデモとハンズオン・ワークショップを実施

iDevicesのInstinctスマート照明スイッチとNXPの開発キットのデモが、AWS re:Invent 2019で実施されました。AWS re:Invent 2019の参加者はワークショップでNXPの開発キットを実際に使用することができました。また、事前登録者向けにAWS IoTとAlexaを使用した音声制御ホーム・デバイスを作成するワークショップも行われました。

開発キットの価格と供給

現在、マウザー・エレクトロニクスがAWS IoT Core向けAVS IntegrationのためのNXPの開発キットの注文を受け付けています。SLN-ALEXA-IOT開発キットは12月後半にNXP、マウザー、他の正規販売代理店から出荷が開始される予定で、推奨小売単価は149米ドルです。

NXP Semiconductorsについて

NXP Semiconductorsは、よりスマートな世界を実現するセキュア・コネクションを可能にし、人々の生活をより便利に、より良く、より安全にするソリューションを推進しています。組み込みアプリケーション向けのセキュアなコネクティビティ・ソリューションで世界をリードするNXPは、オートモーティブ、インダストリアル& IoT、モバイル、通信インフラ市場における技術革新をけん引しています。60年以上にわたって蓄積した経験と技術を活かし、NXPは世界30か国強で3万名を超える従業員を擁しています。2018年の売上高は94.1億米ドルでした。詳細はWebサイトwww.nxp.comをご覧ください。

NXPジャパンはNXP Semiconductorsが開発および製造するプロセッシング・ソリューション、認証技術、コネクティビティ、高出力RFやアナログ製品などを日本市場に提供しています。本社は東京都渋谷区で、名古屋および大阪に営業所があります。詳細はWebサイトwww.nxp.jp(日本語)をご覧ください。

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リリース日

2019年12月16日

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